つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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【雑感】突然「session(TBS・IBCラジオ)」を聴く気力を失った個人的な理由。急な自分の変化にショック受けています。

 私は基本ラジオ人間で、テレビ番組で積極的に見ると言ったら地元放送局制作のバラエティ番組といくつかのドラマ、スポーツ番組くらい。そのラジオなんですが、今年に入ってから大きく変わったことがありました。

 これまで10数年、夜10時からの部分は周波数を合わせ、昼15時からの放送の時にはYouTubeを利用して聞いていた「荻上チキのsession」は、社会活動するにあたって権力の前に崩されていない貴重な番組ですし、情報の出し方も勉強になる私のイチオシでしたが、2月以降聴く気力をなくしてしまいました。「なんで」言われても…理由あげれば「多忙で疲れてしまって気持ちがついていかない」しか思い当たりません。

 このブログも書く気力をなくす時期を生じる一方で思い出したかのようにガツガツ書く時もありますからそんな類のものとは思っていますが、タイミング悪くある特集に突き当たることに。19日に日本共産党の田村智子委員長との招いてので荻上チキ氏、TBSの沢田記者との対論が行われましたが…この番組は「報道特集」「サンデーモーニング」同様、野党的・左翼的に見られがちですが、その実は『マスコミ・ジャーナリストとして“対象”に対して真摯かつ厳しくあたる性格を有している』だけの話で。それが故に“宿題”に対しての追求はすごかったようです。

 いずれそういう姿勢で向かって来られるということは覚悟していましたが、それが「殴りにかかるネタ」にされるのには疲れを覚えます(※いつものペースでは成文化して語ることはできないので「率直な感想」のみを置いとくとします)。

 社会活動していくからには「矢先を向けられる」覚悟も求められるというのは認識していましたが、一方でこの4年来の人間不信で受けた傷ってのは思ったより深かったようで、「疲れやすい状況」を生じやすくもなっています。急な変化もその現れかもしれません。それを様々な活動に支障来さないように気をつけるとします。

衆院東京15区補選。つばさの党の愚行を「口を塞ぐ」方向に進めさせない。問題切り分けて対処しましょ。

 ここ2回記事にしている東京15区つばさの党候補者の狼藉について弁護士ドットコムが関連記事を制作しましたので下記の通り紹介します。

www.bengo4.com

 つばさの党がやってることは、表面的には全勢力に対して喧嘩を売っていますが、では彼らの行動が最終的にどこに刃先が向かうかというと、市民・有権者と、市民派野党ではないでしょうか。

 第二自民党が維新、第三自民党がNHK党で、そのNHK党から落ちこぼれた勢力がつばさの党。“第三自民党”がどの政策に刃を向けているか言うと、いわゆる社会主義的・共産主義的な政策や、社会権確立から今日まで拡充してきた個々人の人権。襲撃そのものは全勢力に行っていますが、その解決策として示されているのが市民・有権者の政治的自由・権利を奪わせる、というのであればなおさらつばさの党のやってることは許すわけにはいきません。

 この件は①つばさの党の愚行を許さない②同時にそれを利用した野党叩きも許さない③事件を利用して市民有権者の口を塞ぐやり口に誘導させない、で対処するのが必要と感じます。

「選挙/政治活動を壊すほどの妨害行為」が、現時点の強者以外の発意・発言を封じ込めてしまう。危機感を。

 前回も書きましたが、衆院補欠選挙東京15区で行われている「候補者攻撃」。“つばさの党”が他勢力候補者に対して直接的な攻撃を繰り返し、中にはそれを止めようとした議員に対して「私人逮捕」をかます

 こうしてイラつきと憎しみ植えつけて、次は何するんでしょうね。

 一方で、一連の行為を「市民側が権力に対して行っている異議申し立てを封じ込める」方向で解決を図ろうとしている様子にも納得いかないものが。「街頭に出て行う政治・選挙活動を全てやめれば問題解決する」と言い放った方もいましたが、特別な技能がなくても誰でもできる言論活動そのものを封じ込める行為は今の権力者以外の意思を存在させなくすることにつながり危険です。

 自民党がいて、第二自民党といわれる維新がいて、第三自民党といわれる“極下”勢力がいて。今回そういう実力行使をしている“極下”勢力は上記のような社会にさせようとしているわけだから、さすがにこの件に関しては左だ右だ言ってられないのと違いますか。維新勢力の足立康史は「どんなことでも共産党と一緒に行動するのは嫌だ」などと述べていますが、さすがに今回はそうは言ってられないのと違いますか。

 少なくとも「つばさの党」がやってるような妨害行為はそれは違うだろうと申し立てることは必要だと思いますし、そういう出来事を伝える記事にいちいち左翼勢力を貶めるような文言を書く産経新聞のやり方にもイラつきを覚えます。

 ひとまず、よりひどい行為を招かないためにもここで止めていく必要があります。

補欠選挙で現れている2つの出来事「選挙妨害」「討論会の出欠」に関して。

 過日、ある学習会で「誹謗中傷に対応し、(社会活動など)行動の先頭に立つ人が安心して取り組みできるような配慮が必要」という提言がされました。その方も前面に立って行動した結果、必要以上に刃先が向けられるような事態に陥ったことからそういう発言に結びついたものと思われます。

 昨晩のニュースで東京15区補欠選挙に立候補している候補者に過剰な攻撃が加えられているという報道がありました。いわゆる迷惑動画撮影者の類も選挙に立候補していて、自分たちの存在を示すために悪目立ちをしようという行為は見逃してならないものがあります。別に誰それをかばうというわけじゃなく、そういう行動が“解禁”されてしまったらあちこちで頻発してしまうんです。それが故に立ち位置越えて考えなきゃならないです。

 もう1つ。同じく東京15個補欠選挙で行われるネット番組の討論会に野党共闘の酒井候補が出席を見合わせることとなりました。いろんな場所に出て自分の意思を表明していくことそのものは必要ですが、最近は平等な進行などクソくらえで潰しにかかる傾向も。ある方面へのウケの良さを優先し、その場にいる輩でとりかこんで袋叩きにかかるスタイルの媒体には出演しなくてもよろしいのではないでしょうか。

 これまでは「語っても消える」言論社会に存在してきましたが、SNSの発達もあり、今は「どんな言葉も容赦なく残ってしまう」時代となっています。そのことを踏まえての対応を願うものです。

「敵対者」なら全否定…この行為が「憎悪のスパイラル」に。そろそろ「別ける」ことは考えなね。

 物事にたいする態度が違って同じ立場にいない、ということは往々にしてあり得ることですが、自分の存在を侵しにくるものでない限りは「違うんだ」という認識で置くことも一つの“処方箋”かなと思っております。何でもかんでも敵対の状態に持っていくのは実は大変なんですよ。私も拙稿では厳しい批判かます相手・対象もいますが、あくまでもその相手・対象に書いたものぐらいで何でもかんでもというわけではない。

 ところがそれを対象人物だから、とオートマチックにその行動全てが敵だというふうにしてしまうと「何でこんなところまで」という行為を招いてしまいます。補欠選挙が始まって立候補状況の環境もあり、比例区選挙区での繰り上げ当選というのが2人出ることになります。それに対して立憲民主党の議員が繰り上げ当選したということそのものに対して辛辣な言葉が浴びせられている。

 その選挙制度をしいてるからにはどの政党だって欠員が出れば誰だって繰り上げ当選はするもので、それを敵対勢力がやってれば「 それはダメだ」 と必要以上の攻撃をかます様子は正直醜くてかないません。1年前に社民党の大椿ゆうこさんが繰り上げ当選した時も過剰な“ 批判”が寄せられましたね。当時の社民党比例名簿から2人が離脱して大椿さんに出番が回ってきた格好で、ルールの枠内なのに批判が浴びせられる様子が醜くて。過剰にギザギザづくイラつく状況が、さらに次の「 ここまでしなくていいんじゃないか」と亀裂を入れる-簡単に言えば悪循環ですね。先の醜さと合わせて危惧しています。

衆院補選、自民苛政に抗う候補に力を/「嫌がらせ」目的の偽アカウント増殖。対処を。

① 16日から衆議院東京15区、同じく島根1区、同じく長崎3区の補欠選挙が告示されました。自民党あるいは二次、三次の類似勢力の台頭を防ぎ、「乱暴に振る舞った者勝ち」ではない立場の発言力を増すために、東京15区で酒井なつみ氏、島根1区では亀井亜紀子氏、長崎3区では山田勝彦氏を推薦するものです。

② 私の身近なところでの政治戦-北上市議選、大船渡市議選は「この人を議会に送り込みたい」と思っていた5人の候補者全員が当選し、力を維持した安堵感もありますが、先頭に立って戦う人たちをどう押して&支えて陣地を広げていくか、の課題もクリアしていかなければならないと考えています。「勢力拡大ばっか」と揶揄されもしますが、政策の実現には必須でしょうに。それが足りなかった、と基幹的会議で反省がなされたわけですし。

 ただ。力を伸ばそうと思えば逆流も飛んでくるのが世の常というもので。SNSではエックス・旧Twitterで主だった共産党議員あるいは影響力のある発言者に対してフェイクアカウントを用いての嫌がらせが続いています。私は数年前にエックス・Twitterを閉じてしまいましたが、やっぱり爆発力・拡散力は一番あるSNSですからね。そこでフェイクを混ぜられたんでは どうしようもなく、対策を求めたいところですが、いかんせんそういうフェイクを起こしたり嫌がらせをする人たちの方が「金になってしま」い、手心を加えられて放置させられる状況も生んだりしています。

 先に述べた共産党関係者のフェイクアカウントに関しては、昨年来「こたつ」と呼ばれているグループの過剰な攻撃性に悩まされています。いまは本人公認の印をつけるには12000円/年ですか、費用もかかるようですし。いっそSNSの相互性を塞いで、志位和夫委員長じゃない議長がやってるようなスタンスで行うのも一興かと思います。(私もブログでそうしています)。

 気がつけば、SNSはじめて20年なりますか。人生も含めてよくまあ続いてるなあと思います。存在を示し続けるために、頭の悪さは仕方がないとして何とかこらえて行こうと思っております。

震災13年のつどい-貴重な学びを/大船渡市議選-無投票で終了、滝田松男、山本和義両氏当選。

 今日は1日、濃い日程でした。いま、目をうるませ、鼻をグスグス言いながらこの一文を書いています…沿岸地区は花粉がきついんですよ(笑)

① まずは大槌で行われた「東日本大震災13年のつどい」岩手災対連が主催しての行事も13回目。基調講演と地元の方による報告の他、フロア(参加者)からの発言が多かったです。とりあえず感じたことをいくつか。
・震災復興はインフラ等整備で見られることが多いが、住民の暮らしの実態で見る必要がある
・「活動者が“余計なストレス”から守られる」環境を用意する必要もある
・いまの社会は「誰かが誰かをカバーする」体制が薄まっている。仕組みを再構築しなければならない(それが薄いままだと震災などこ非常時に大きなキズとなって現れる)
 …といったところでしょうか。箇条書きのメモをこれから文章にしなければならないのがしんどいですが(苦笑)学びを活かせるように努めます。

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② 日曜日から始まった大船渡市議選。“つどい”終了後大船渡に向かいましたが、定数20に対し立候補者も20人、ということで選挙戦は終了。立候補者20人の無投票当選が決まりました。

▽大船渡市議選 定数20-立候補者20
 滝田松男 無投票当選
 山本和義 無投票当選

 遅くなっての到着だったために、滝田さんの事務所には行けましたが山本さんの事務所には間に合わず。
 この間、コロナ感染症の影響などもあって「選挙の時にしか寄れない状態」でいたことを詫びながら事務所に集まっていた皆さんとお話してきました。

③ 前回選挙ではギリギリになって立候補者が現れたこともあって今回も…と認識して、今週何日か行けないか模索しましたがこの通り。様々な雑感は考えまとまったら記します。
 明日1日大船渡ぶらぶらした後居住地に帰宅します。おつきあいいただきありがとうございました。

全国一律最低賃金制度の創設を-10日に全国一斉行動。

 10日は労働組合全労連による全国統一行動「最低賃金全国一律制の実現をめざすビッグアクションデー(#最低賃金を全国どこでも1500円に)」が行われ、岩手県でも各地で全国統一最低賃金制度の創設を求める請願署名活動が行われました。私も北上会場に参加し、多くの人に署名のご協力をお願いしてきました。

 私は一般的なフルタイム労働者ではありませんが、賃金が最低賃金に貼りついている状態でいる人が多い状態は気になっています。極一部の富裕層と権力者はお互いに甘い蜜を吸い合って「自分たちが金を保ち続けるやり方」を維持している…そういう世相に我慢がならないと署名に協力する人もおられました。

 富を一部の者だけが独占するんじゃなく社会全体で回るような社会の方がみんな楽になっていいんじゃないかと考えています。そうする一歩として最賃の底上げなど実現させたいです。

「汝の価値」を下げさせて、生存権すら壊しにかかる現在の世相にはケンカ売る。

 ことある毎に述べていますが、私はいまの日本社会に安楽死制度を設けることに反対ですし、「ある種の人間を間引けば俺たちは助かる」的理由でそれを進めようとする者からは「殺意向けられてもかまわない」とすら思っています。

 昨年に発表された映画の影響もあり、高齢者の生存権に関しての議論も起きていますが、現在安楽死制度を推進しようとする方は総じて「生存権の拡充」には後ろ向きで、「~~は無益だから死ね」だの「生存する権利・意欲を殺ぎ落とすことが必要だ」という意思を表す者もいます。沢山の箇所で「個々人を守る社会権・人権」を否定する動きが起きていますが、生存権に関してもこの通り。Twitterやれていた頃に「お前(伊東)みたいな気違いは死ねよ」言われたことはありますが、いまはそういう意思を示す発言、平気で連なってますものね。

 そーいうのをまぶし続ければ、いずれ折れてあきらめてくれます、ってか。

 しんどさの解消を「自らの退場」で図ることには残念さと申し訳なさを覚えますが、「足手まといの~~を処分しろ」で解決を図ろうとする行為には「ふざけんな以下略」で対応しますね。でないと、いとも簡単に「存在の抹消」に結んでしまう。

 私のような思考回路を「きれーごと」語る人いますが、そのきれーごとがなければ私は生まれてくることも就学することもできませんでしたよ。陰日向に「足手まといは殺せ」が強められている言論ですが、ようやく得た「個々人が殺されない権利」を壊されないように抗います。