百姓兼イラストレーターとして
自宅安静の指示は突然に。
「ずーっと家で寝ててください」
さかのぼること3か月、いつものようにと気負うことなく出かけた妊婦検診で「切迫早産」と診断され、主治医からは「家事も育児も全部旦那さんや親御さんに頼って、あなたはとにかく寝ててください」と言われました。
畑に出られない日々が突然始まりました。
2020年3月末は新型コロナの影響で社会が混乱していたまさにピークのような時期で、「密を避ける」という点から、広々とした畑での作業は気分転換にもなり、様々な人に野菜の栽培を楽しんでもらえるようにPRできる絶好の機会でした。
そんなワクワクも打ち消され、なんでこのタイミングに自宅安静なんだ…とかなり落ち込みましたが、その後いよいよ入院になったときには畑のことも、シェア菜園のことも、家庭菜園をPRすることも潔く諦めることができました(逆を言えば、そうしなければ精神的にきつかった)。幸いなことに経過も良好で、先生のご厚意もあり7日間の入院で済ませることができました。
ただ、昔からPCを触るのが好きで、ヤギときのチラシやロゴなんかも手作りしていたので「外に出られない」変わりの趣味として「お絵描き」を始めることができました。
※ちなみに、この時期コロナの影響で入院中の面会は一切できませんでした。そこを先生も考慮してくださり、容体も落ち着いていたこともあって、7日間で退院することができました(帰れたからって動いちゃだめだよ、と釘は刺されました)。
あたらしいPCがやってきた
実はかれこれ2年ほど、月に1~2件のチラシのデザインなどをクラウドワークスで請け負っており、報酬を少しずつ貯めていました。そう、新しいPCを購入するために…!
コツコツ貯めた甲斐あって、ちょっと高スペックかつおしゃれ(←モチベーション維持のために重要視)な薄~いラップトップ(hp ENVY)を入手。これがまたスイスイサクサク動いてくれます。神…!
これまで使っていたのは大学で卒論を書くのに使っていた10余年選手で、新しいものに慣れてから古い方を使うと、待ち時間が100倍くらいに感じます。ほんとよく働いてくれたよDELLくん。ありがとう。
そして新パートナーをいじり倒す。楽しい…!
やっと始めることができたよストックイラスト
新パートナーを得てからは、作業効率も上がり、月1~2件だったチラシデザインも4月5月は合計12件ほどこなせるようになりました。
そして締め切りのある仕事だけじゃなくて、自分のペースで資産になるものを作ろうということでストックイラストを始めたのが6月末です。
いやーこれが楽しい。クリエイティブ。
脳みそ刺激されてるのがすごくよくわかる。
まだまだ素人じみたものしか描けていませんが、これから味のあるイラストへとブラッシュアップしていく上でコツコツとでも描き続けることが大切だと思うので、数年後に見たら「うわ!恥ずかし!」と感じるかもしれないけれど、作品を公開していこうと思います。
というわけで第一弾。スイカ!