日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問の出現率って何だ?

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

 

はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。

僕はこんな人です。

にょういずみにょうさんのプロフィール - はてな

 

来年の本試験(令和2年8月23日)まで、残り344日(49週と1日)です。

1日1日を大切に過ごしましょうね。

 

再始動された方は、テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。

まだの方は、いつリスタートするかを決めましょう。

 

今日から、3連休ですね。

試験明け初のまとまったお休みという方も多いでしょう。

涼しくもなりましたし、リフレッシュ兼ねて勉強から離れてみるのもいいかもしれません。

 

このブログでは、今年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討してきました。

必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。

ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。

 

【もくじ】 

過去問の出現率って何だ?

毎年、分析会の中で話題として上るのが、「今年の問題は過去問からの出題が増えたor減った。」というテーマです。

 

このテの話って、受験生さんが勉強戦略を練るためにとっても重要な要素であることから、予備校等のコメントが気になるところです。

で、「年々、過去問からの出現率が減ってます。」なんてコメントを見るたびに思うことがあります。

「あなたが指して言っている『過去問』って、定義は何? 範囲はどこまでを射程に入れているの?」です。

このブログでも何回か書きましたが、話の文脈からすると「過去問」という言葉のニュアンスが発言者ごとに違っているにもかかわらず、みなさん「過去問」の一言で済ませているような印象を受けるんです。

 

で、しかも、過去問出現率が減ったというのなら、何を元に勉強したらいいのよ?って思いませんか?

 

すると、たいていは「わが社のカリキュラムなら、過去問出現率が下がっても、オリジナルの教材により、あなたの合格をサポートします。」なんて誘導が入るんですよね~。

 

じゃあ、そのオリジナルの教材って、何を根拠に出題可能性があるとしてカリキュラムに組み込むのよって思います。

 

その場合は、10年よりも前に出題された過去問知識だったり、既出題の過去問論点の周辺知識だったりします。

つまりは、過去問ベースだったりすることが多いように感じます。

 

また、もし仮に本試験の問題で過去問出現率が下がっているのなら、みんなが知らない話になることが多いのですから、平均点は下降傾向になって合格基準点は下がるはずですが、そう毎年のように変わることはありません。

 

しかも、合格レベルにある方でしたら、一瞬見たことがないような問題でも冷静に論点を拾い、既存の知識(=過去問の論点知識)を総動員して正誤判断をされます。

 

例えば、今年の労基問3エのこの問題なら

「いわゆる芸能タレントは、『当人の提供する歌唱、演技等が基本的に他人によって代替できず、芸術性、人気等当人の個性が重要な要素となっている』『当人に対する報酬は、稼働時間に応じて決められるものではない。』『リハーサル、出演時間等スケジュールの関係から時間が制約されることはあっても、プロダクション等との関係では時間的に拘束されることはない』『契約形態が雇用契約ではない』のいずれにも該当する場合には、労働基準法第9条の労働者には該当しない。」

なんてのは、「あー、過去問の労働者の定義へのあてはめか~。」ぐらいに見切って、設問文から「支配従属性はなさそう。」と判断して、「限りなく〇に近い△」と判断するでしょう。

 

しかも同じ問3オが、

「私有自動車を社用に提供する者に対し、社用に用いた場合のガソリン代は走行距離に応じて支給される旨が就業規則等に定められている場合、当該ガソリン代は、労働基準法第11条にいう『賃金』に当たる。」

となっていて、「あー、労基法上の賃金の定義の話か~。」と分かり、「実費弁済的なものであり、『労働の対償』ではないから誤り。」と判断して、アも過去問バリバリなので、答えはCと判断できるんです。

ちなみに今年の労基問3の肢は5つとも過去問論点知識ですよ。

先の、過去問出現率が下がったと仰る方は、この問題でエとかオは「過去問にない新傾向です。」なんての給うのかしら?

 

で、僕が過去問といっている場合は、クレアールの過去問集準拠ですので、範囲は過去20年分です(ただし、平成20年代がメインで、10年代は類題として書かれていることが多いです。)。

また、「過去問知識」といっている場合には、論点として何が聞かれているかに対する答えを指しています。

これは、今年の本試験向けに毎日1肢を題材にして過去問検討をしてきたので、そちらをご覧ください。

つまり、僕が「過去問」といっている場合には、問題文の文章表現が異なっていたとしても「結局、何が確実な知識として本試験に持っていったらよいかと割り出すために利用する素材。」であり、

「過去問知識」とは、「過去問を検討した結果、何を記憶すべきかを明らかにした情報。」の意味で考えています。

 

なので、過去問知識からの出現率は、表現の仕方や、ケースメソッドのような出題形式の違いはあったとしても、毎年、そう変わっていない。

というのが僕の考えです。

だからこそ、合格して10年近く経っている僕でも問題が解けるんです。

 

今年の問題はまだすべて、過去問集との突合せをしていないので、まだ何とも言えませんが、

去年の問題であれば、択一は過去問知識だけでMAX64点は取れます。そのうちの7割正解すれば45点ですので、合格基準は満たせますね。

 

みなさんは、過去問をどのように活用していこうとしていますか?

情報に振りまわされてはいませんか?

 

今日のまとめ

今日は、過去問出現率についてお伝えしました。

 

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