液晶ディスプレイが話題の "シャア専用!?" ボリュームペダルを購入しました。
長年愛用の MVP。
ERNIE BALL のこのカタチは、ひとつの完成形なんでしょうね。
両方ともバッファのあるアクティブタイプで、ありがちな音痩せがありません。
バッファの有無は好みが分かれるところですが、自分は全く気にならないレベルです。
使いやすく頑丈、信頼性の高さは定評通りで、マスターボリュームとしてペダルとアンプの間で使っています。
MS-3 のエクスプレッションペダルでも同じことできますが、ERNIE BALL の踏み心地が気に入っていて手放せません。
たまに困るのが、一度ゼロにした後で元の音量に戻すには、感覚や耳が頼りだということ。
MVP に限らずボリュームペダル全般的にいえることなので、そういうものと諦めてましたが。。
その点、VPJR は音量を視覚的に確認できるので、音を出さなくても元に戻せます。
ライブだと、リハで決めた位置に本番でも合わせるのが難しくていつも苦労しているので、これは心強い機能です。
製品名にもある折角のチューナーは、当面使うことはないでしょう。
エフェクターの後にボリュームペダルを置くと、エフェクト音もチューナーに流れるので、オフる手間がかかります。
それを解決するFXループにボードを繋げばドライの音をチューナーに渡せるんですが、合計で4本のシールドをボリュームペダルに挿すことになり、セッティングが面倒だし、トラブルのリスクもある。
なのでこれまで通り、チューナーは MS-3内臓のものを使うつもりです。
大きさは使い慣れた MVP と全く同じ約25cm×9cmのコンパクトサイズです。
よく見ると、踏み板が液晶ディスプレイの分だけ厚いですね。
どちらもアクティブなので、音痩せがなく、原音に近いバッファを備えています。
若干 VPJR TUNER の方が原音との差が少ない気がします。
自分の機材との相性は全く問題ありません。
MVP は最小音量とブースト量の調整ができるんですが、使ったことはありません。
それどころか、いつの間にかツマミがずれてることが多く、気を使います。
なので、余計なツマミの無い VPJR の方が好都合です。
VPJR が劣る点としては電池が使えないことですかね。
液晶ディスプレイの消費電力が大きいからかもしれません。
電池派の人は要注意ですね。
ペダルの稼働は相変わらずスムーズで、適度な硬さがあります。
踏んだ感触に大きな違いはなく、これまで通りの感覚で使えそうです。
MVP もまだまだ使えるので、バックアップとして保管しときます。