生活習慣病予防アドバイザーの中山博之です。

毎日、旬の食材を食べていますか?

旬の食材には、その季節に必要な栄養がたっぷり含まれているので、

積極的に食べたほうがいいですよ。

今回紹介する食材は長いもです。

 



長いもは腎気を益し、脾や胃を健やかにし、下痢を止め、皮,毛を潤してくれます。

長いもを使った料理で一番好きな料理は何ですか?


レタスクラブによりますと
長いもを使った料理トップ5は

1位: 塩だれチキン
2位: 豚玉お好み焼き
3位: 長いもの肉巻き照り焼き
4位: 薬膳スープ
5位: とろろだし巻き卵

なんだそうです。

どれも美味しそうですね。




⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*

長いもに含まれている栄養素

ビタミンB1(チアミン): 
疲労回復に役立つ栄養素です。主に炭水化物の代謝を助け、エネルギーを生産するのに重要な役割を果たします。また、神経系の正常な機能を維持するのにも役立ちます。

ビタミンB6(ピリドキシン): 
神経機能の正常化に寄与します。このビタミンは体内でアミノ酸や神経伝達物質の合成に必要であり、神経系の正常な機能を維持するのに不可欠です。

ビタミンC(アスコルビン酸): 
抗酸化作用があり、美肌や免疫力向上に効果的です。また、コラーゲンの形成にも関与し、皮膚や結合組織の健康維持にも重要です。

葉酸(フルオロメチルテトラヒドロ葉酸): 
妊娠を希望する女性には特に重要な栄養素です。胎児の神経管の形成に必要であり、妊娠初期の葉酸の摂取は神経管閉鎖障害のリスクを減らすのに役立ちます。

パントテン酸(ビタミンB5): 
皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。この栄養素はコエンザイムAの一部として、エネルギー代謝に関与し、皮膚や粘膜の細胞の成長と修復を支援します。

ビオチン(ビタミンB7): 
炭水化物や脂質の代謝を助けます。また、ビオチンは皮膚、毛髪、爪の健康を維持するのにも役立ちます。

カリウム: 
高血圧の予防やむくみの解消に効果的です。体内の水分バランスを調整し、心臓の正常な機能や筋肉の収縮をサポートします。

銅: 
鉄の吸収を助け、貧血予防に役立ちます。また、銅は体内で酵素の働きを調節し、骨や結合組織の形成にも関与します。

モリブデン: 
体内の硫黄含有アミノ酸の代謝に関与します。モリブデンは酵素の一部として機能し、特に硫黄アミノ酸の代謝に必要です。


長いもの生活習慣病予防効果


夏バテ予防:
ビタミンB1が疲労回復に役立ちます。夏は暑さや汗によって体力を消耗しやすい季節ですが、ビタミンB1は糖質の代謝を助け、エネルギー供給に貢献します。また、神経系の正常な機能を保つことで、疲労感を軽減する効果もあります。

血糖値の急上昇抑制:
食物繊維が血糖値の急上昇を抑える効果があります。食物繊維は消化吸収が遅く、血糖値の急激な上昇を緩和します。これによって、血糖値の安定を保ち、健康な体内状態を維持することができます。

消化吸収の助け:
消化酵素が豊富で、食事の消化を促進し、栄養の吸収を助けます。消化酵素は食べ物を消化し、栄養素を体内に取り込むのに重要な役割を果たします。消化酵素の働きが正常であれば、食事からの栄養素吸収が効率的に行われます。

便秘解消:
食物繊維が腸の動きを活発にし、便秘を解消します。食物繊維は水分を吸収して腸内の便のかさを増やし、腸の動きを促進します。これによって、便が柔らかくなり、排便がスムーズに行われます。

高血圧予防:
カリウムが血圧を正常に保つのに役立ちます。カリウムはナトリウムとのバランスを保つことで、血圧をコントロールします。十分なカリウムを摂取することで、血圧の上昇を抑制し、高血圧のリスクを軽減することができます。


以上のように、長いもに含まれている栄養素は、生活習慣病の予防に効果的な作用を持っています。

ぜひ、毎日の健康にご活用ください。