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「中2」と「小1」の年の差兄弟が暮らす「とぅえの家」@東京の運営記録 −子育てメインに節約・旅行・仕事など−

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東大 上野教授の祝辞にしびれました

昨日に引き続き、スピーチシリーズです。

子育てに関する内容ではなく、私のぼやき(愚痴付き)ですので、ご注意願います。

 

今朝の情報番組で上野さんの東大入学式での祝辞を見たとき、衝撃が走り、釘付けになりました。良い意味でですよ。

 

一部抜粋します。

あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください

 

全文はこちらで確認できます↓

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/president/b_message31_03.html

 

こういう現実があることを、早めに教えてあげるのは良いと思いました。

大学入学と同時に知ることができれば、社会に出る前の学生時代を準備期間として過ごすことができるかもしれませんから。

社会に出た時にどういう風に振舞っていくかの方向性・心構えとか、はたまた、このような現実を変えるべく立ち上がるとか。

そして、このスピーチを聞いた男性も同様に何かを感じ、何か新しい変化を生み出してくれるかもしれません。

 

社会での差別は嫌という程、味わってきましたが、学問の世界にも存在していた。しかも不正までして…本当にビックリしましたよ。無いと信じてきましたから。

女子の就職率が悪いから、女子の割合を減らすために、女子が苦手と言われる数学などの理系科目を入試科目に増やすというのは、当時からも言われていました。ですが、採点の操作とかは無しでお願いします。

 

私の会社、古い日本企業なので、差別があるのを前提に、数字で成果がわかる部署を希望しました。

しかし、どんなに頑張って、厳しい目標値を達成しても、会社からの言葉は、目標はクリアして当然。

私だけが達成していても、評価はされませんでした。

上野さんの仰る「世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。」

あ、それ、今の会社での私です。苦笑

陰で数字を操作されるのも腹たちますが、こう、あからさまにされるのも、結構、キツイですよ。

会社の上司にほど、このスピーチを聞いてほしい。だけど、こういう上司に限って聞かないんですよね。

というか、会社に講演に来てほしい!

 

私が職場復帰したくないのは、子供と一緒にいたいのが1番の理由ですが、この会社に復帰するのをためらっているのも理由の1つです。過去の出来事は、そんなに簡単に脳裏から消し去ることはできません。

 

なお、我が社での女子が評価される秘訣は、仕事で結果を出すことではありませんでした。女性らしさを忘れないことです。これが今の会社で学んだこと。(私、それできない。苦笑)

 

上野さんが祝辞をやると決めた大学も、このような内容になるのを期待していたと理解しました。

一石を投じてくれたのかな。

それなりの立場の方から、地位のある方から、言って頂けると、本当にありがたいです。

上野さん、東京大学、ありがとうございました❗️

 

 昨日のスピーチに関する記事はこちら↓

www.tue.tokyo

 

 

以上

最後までお読みくださりありがとうございます🍀