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子育てのために仕事を退職するのは正解?辞めてわかったこと

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仕事をしている女性が出産を経験して、そのあと仕事をどうするか?という事を悩まれる方は多いと思います。

私も初めての妊娠が分かった時に、出産後の仕事を続けるかどうかはかなり悩みました。

そこで子育てをしながら仕事を続けるのか?退職するのか?

それぞれのメリットデメリットを実際の体験も含めてご紹介します。

子育てと仕事の両立なんてムリ!出産前に思ったこと

私は器用ではないので「子育て」と「仕事」の両立は無理だなと思い、出産前は子供が生まれたら仕事はやめようと心に決めていました。

確かに職場には子育てをしながら仕事を続けている人はいたけれど、子供が熱を出したとか、ケガをしたと幼稚園や保育園から連絡がきては早退しているスタッフをみて「大変そう」と漠然と思っていました。

保育園も探さなければいけないし、朝から子供の世話をして、掃除に洗濯など家事もして、仕事に行って疲れた体で家に帰ってご飯を作って、子供をお風呂に入れて寝かしつけて…なんて想像しただけで大変!ここに旦那の面倒まで加わったらもうカオスですよね(笑)

それで自分の出した答えが出産したら仕事はやめて育児に専念するということだったのです。

子育てのために仕事は退職したものの、待っていたのは

予定通り、一人目の出産を機に職場を退職をしました。

そこでにまっていたのは、子供と二人きりの生活でした。

当たり前と言えば当たり前ですが、出産前の仕事をして家事をするというだけの生活ではなくなり、朝から晩まで子供と2人きりの生活で、育児を楽しむ余裕もなくかなり大変でした。

そもそも専業主婦というものを経験したことがなかったので、ずっと家にいてさらに初めての子育てで生活が一変。子育てというよりまず、家庭に入ることが苦痛でした。

そこで、なるべく外に出るようにしました。

子供も3か月をすぎると、首がしっかり座るので、おんぶひもでふらふらと散歩したり、近くの公民館にいってぼーとしてみたりと色々と工夫しました。

子育ては本を読んだり、自分の母親に聞いたりと、色々と学びながら工夫していましたが、なんども仕事をやってる方が楽だと思ったものでした。

仕事は決められたことをやっていればなんとかなるけど、子育てはそういうわけにはいきません。

子育てにマニュアルはないし、あってもマニュアル通りにはいかないのが当たり前。仕事で自分の変わりはいるけれど、子育てで母親の代わりをやってくれる人は誰もいません。

初めての子供で、おまけに自分は専業主婦にはむいていないというのを忘れていたのです。

次から次へとやってくる子供という存在との格闘に初めは戸惑い、私は母親にはむいてないんじゃないかとまで思ったものです。言葉を話せない赤ちゃんと2人きりで向き合うというのが、非常に大変だったのを覚えています。

仕事であれば決まった時間に出社して、いつも通り仕事をこなしていれば終業時間になりますが、母親というのは、いわば24時間営業の決まりのない仕事という感じ。

しかも、適応力まで試されます。子供はわけもわからず泣き始めるし、ミルクも飲んでるしおむつも飲んでるのに、泣き始めて色々やっても泣き止まない…色々調べた挙句、「これが夜泣きというものか」という感じで全てがすぎていくわけです。

多分、これが2人目3人目ならばそれほど思わなかったと思います。

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でも、なにしろすべてが初めての体験です。さらにそれが自分の苦手とする分野とくれば、出産してから数か月経ったころには「仕事しようかな~」と思ったのも事実です。

子育てのために仕事を退職するメリットとデメリット

子育てのために仕事を退職するメリットは、やはり一番は子供と一緒にいられること。とくに小さいうちは日々成長していくので、我が子の昨日出来なかったことができた瞬間に立ち会えるというのは何よりの喜びだと思います。

子どもと長くいるというのは、それだけ子供に手をかけられるし、寂しい思いをさせないということでもあります。反対にいうと、24時間ずっと子どもと一緒なので自分の時間はほぼないし、息抜きもできません。気づいたら旦那以外の大人と数日会話してないなんてことも。

仕事をしていれば、その時間は子供から解放されるし、たまには昼休みにおいしいランチで息抜きなんてこともできます。なにより、大人と会話することができるというのは専業主婦にとっては最大のメリットかもしれません。

もちろん、その分家事や子育ての時間が減るので大変になりますし、子供と過ごす時間が極端に少なくなってしまうというデメリットもあります。子供に何かあれば仕事を休んだり早退して会社に迷惑をかける場合も。

それでも24時間子供とずーっと一緒にいた私には、仕事をしながら子育てするということは憧れでした。

自分が子育てを甘く見ていたのを反省した時期もありましたが、かといって逃げ出すわけにはいかないしやるしかない。この時思ったのは、孤独で子育てをするのは良くないという事でした。

幸い、私には母親という経験者がいて、困った時には助言をしてくれたのでなんとか専業主婦を続けてこれた気がします。あとは、子育て支援の機関があって電話相談もしてくれたので、そういう所を見つけて利用したりも。

一人で子育てするというのは思った以上にキツイものがあります。

昔はなんだかんだいっても、まわりにはおじいさんやおばあさんがいて、ああでもないこうでもないと知恵を出してくれてある意味安心感があったわけです。

今は公園デビューなんていう言葉もあるように、公園に連れていくのもたいへんな時代です。

気軽に友人を作るのも難しくなってきています。そういう時代に子育てをするのはけっこう大変なのかもしれません。

結局、子育てというのは専業主婦でも兼業主婦でも大変だというのは変わりません。頼れる人には頼って、色んな機関を使って、1人だけで子育てという意識を少なくした方がいいですね。

まとめ

子育てのために退職はしたものの私はけっこう大変でした。

私と同じような考え方の友人がいて、あとで彼女に話をきいた時には、彼女は2人目の時に家に居るのが耐えられずに、仕事をする事を選んで、再就職したといっていました。

子育てのために仕事を退職することはメリットもデメリットもあります。

専業主婦に向いている人もいればそうでない人もいるように、家に入って家事・子育てに向いているお母さんもいればそうでない人もいるのかなと感じています。

いってみればそれだけ、現在は女性の選択肢が増えてきたということだと思います。

どちらが正解かではなく、どちらが自分に合っているのか?その上で子供にとってはなにが一番か?それを考えて子育ての方法を選んでみてくださいね。

そして、やはり子育てをするには1人だけでするという気負いは必要なく、色んな人に助けてもらいながらやるという事が重要です。お母さんが笑顔でいることが、子供にとっても幸せなんじゃないかなと思います。