どうにも気になって仕方なかったのがグラヴィタデザートの地名。トキトベネンって何なんでしょう?これは解決できませんでしたが、その延長で幻想の地名を調査してみました。 語呂の良さで手ごろな人名・地名から命名されていたりするパターンかと想像して、深く考えず見過ごしていましたが、実はそれなりに意味があったり? 気になったものを未解決でもピックアップしてみました。

 ※注意今回もまた、グーグル検索での候補を参考にしておりますので、別の言語・言葉なのかもしれません。鵜呑みにしないように。


【マップ】
シーフォード Seaford: fordは英語で「浅瀬」
ソレイユ soleil:フランス語で「太陽」
シュテルン山 Stern:ドイツ語で「星」
クロノアビス湿地:クロノ(Chrono-)はギリシャ語で「時間」を意味する接頭語。巨人族のクロノス(Κρόνος, Kronos)ではなく、幻想にいるクロノス(Χρόνος, chronos)が語源である。アビスabyssは英語で「深淵、奈落」
メルッドヒル:不明 メルッドの候補としてmeld英語で「混合させる」
ブリッツキャニオン:ブリッツblitz英語で「電撃戦、急襲、(ドイツ軍による1940~41年の)ロンドン大空襲」
フェンボック湿原:不明
デゼルトサンド:desertoはイタリア語で「砂漠、荒野」
トラモント遺跡 tramonto:イタリア語で「夕焼け」
スピリットソイル:ソイルsoilは英語で「土壌、土地」


【フィールド】
ストーングローブ(トワイライト):不明 globe英語で「球体」(glove「手袋」ではないと思われる)
鬼哭岩(忘却の密林):鬼哭(きこく)とは亡霊が浮かばれないで泣くこと。また、その声。
アレイア遺跡(星の砂漠):areiaポルトガル語で「砂」
カクタス台地(星の砂漠):cactusは英語で「サボテン」
フェロン村(大雪嶺):3つ候補。フェロン(ロシア語: фело́нь , ギリシア語: φαιλόνιο フェロニオン「正教の司祭がまとう袖なしの祭服」、felon 英語で「重罪犯人」、これは無いと思うがFerron化学物質C9H6INO4S
ノワールウッド(クロノアビス):noir(ノワール)はフランス語で「黒」
トーチャ集落(メルッドヒル):tortureは英語で「拷問、責め苦、苦悩」
ファルーラの森(タイムフォレスト):不明
トキトベネンの道(グラヴィタデザート):不明
ディアンドタウン(グラヴィタデザート):不明
ポーントワル(グラヴィタデザート):ポーンPawnはチェスの歩兵と思われる。 toile(トワール、またはトワル)はフランス語で『様々な素材で織られた平織物』。または『裁縫やデザインで使われる人体模型』のこと。
コープストレイル(トラモント遺跡):コープスcorpseは英語で「死体、死骸」、トレイルtrailは英語で「引きずった跡、痕跡」


【ダンジョン】
エディアネル:不明    ところでエディアカラ動物群について・・・(趣味の話)
 南オーストラリア、フリンダー山脈のEdiacara HillsからR.C.Spriggs(1947)が発見した、原生代晩期(約6億年前)の硬組織を持たない無脊椎動物の豊富な印象からなる化石群。クラゲのようなものとかなんだけど、そもそも硬組織が無いのにどうして化石があるのか子供のころ図鑑を見ながら不思議に思ってましたが、印象化石(ハンコみたいな感じ)なんですね。このあとカンブリア紀に入り、殻や歯、目などを持つ生物が現れ一気に生物相の多様化が起こります。下図はwikiにあったCyclomedusaの化石。
Cyclomedusa


ベルツヘイム:不明 ベルツは分からなかったけど、北欧神話の地名はガルズとかヘイムがよく使われている。分けずに考えるなら、キリスト誕生の地「ベツレヘム」を捩(もじ)ったとも推測される。名前が似てるだけでは根拠に乏しい、もう一つの理由として天使系の敵がいること。
ピラック庭園:不明。ピラックで検索すると幻想関連ばかりの中、金冠堂の商品「キンカン・ピラック」が混じってました。そこのHPの商品情報ページにある説明では各成分の頭文字でPILACと命名したとのこと。これはさすがに引用元じゃないだろう...。

クライネスアイル:クライン(Klein, Clyne)が、ドイツ語で「小さい」という意味なので恐らく活用変化したものと推測。英語で「島」はislandですが、主に詩語として、あるいは固有名詞につけてもちいるisle(アイル)という単語がありました。また、英語でaisle(通路)もアイルと発音するようで、解釈の悩みどころ。
フリーズグロット:グロットgrottoは英語で「洞窟」 同義語にcave「洞窟」があるが説明を上手くできないので各自検索よろろ。

ガルズ、ヘイム:   ガルズは「囲われた土地」を意味し、占有者が決まっている場所。ドイツ語のGarten(庭)の語源になっている。ヘイムは「生まれ育った土地」を意味し、ドイツ語のHeim(家、家庭)の語源になっている。

 グリンフィルドで乾燥してるようには見えない草原がドライランドってあるのはちょっと不思議でしたね。念のため検索するとドライランドトレーニングが真っ先に出て来る。『主に、水泳選手が行うトレーニングのうち、陸上で行う筋力トレーニングやストレッチなどを指して用いられる語。』



 大昔、友人から聞いた話ですが、「人は駅から降りると左へ向かう傾向があるそうで、商店街とか繁華街が駅から左に建ち並ぶこともそれに一致する」だとか、なんかの講義であったそうです。地方だからかな、私の住む県の繁華街はそれに一致するよう思えます。皆様の所はどうでしょう? うわさ話程度なので信じる必要はないのですが、これが幻想にも若干当てはまる気がします。実はクエスト進行の順路が村から出て左へ行くことが多いのです。