「記事のネタが思いつかないッ」って一か月以上も更新なし。勉強しないと書けないテーマ中心なのだと今更ながら痛感しています。
久々の幻神の話の今回は、私にとって なるべくストレスフリーなところからギリシャ神話でも良心的な神のヘーベー。ついでにその兄のアレスを取り上げます。
<ヘーベー> 青春の女神ヘーベー(ヘベ)
ゼウスとヘーラーの娘(※)で、アレースと兄妹。ゼウスの浮気で誕生したヘーラクレースはヘーラーから憎まれていたが、死後に天界に上った頃には、その憎悪も止み、ヘーべーと結婚する。
『神統記』でヘーベーは黄金の冠を被り、黄金の沓を履くと描写されており、美術作品では袖のないドレスを着ている美しい乙女の姿で表現されることが多い。酒杯と水差しを持ち、背中に翼を生やした姿で描かれることもある。
←画像はwikiから
オリンポス山の神々の宴会における給仕係の役割を担っていたが、ゼウスが絶世の美少年ガニュメーデースを連れてきたため、その任は解かれた。
ヘーラーに一番愛されていた娘で、ヘーラクレースの誕生を遅らせて騙したことで怒ったゼウスはヘーラーを懲らしめるためにヘーベーを髪の毛で天上から吊るし上げてヘーラーの反省を迫ったことがある。その時のヘーベーは気にせず笑っていたと言う。
・小惑星ヘーベの由来だったり、植物ではオオバコ科の属名に使われた。オオバコ科Hebe属~。
・日本語でへべれけの語源というのはデマなんじゃないかな。
[幻神ヘーべー]
大胆に変えてきたキャラデザイン。全身純白で花をあしらったレースの刺繍や装飾が目を惹きます。髪型は・・・上記エピソードを面白がってこんな風にしたのかな...髪の毛の話ばかりの幻神ヴィヴィやシヴがどう思っているのやら。
羽根に隠れている後姿にも花の装飾がある。
持っているバイオリンの名前、記憶違いならすいません、ケセドって言ってた気がします。ケセドはセフィロトの木(→記事:旗などのオブジェクト3)を構成するセフィラの一つで慈愛を意味する。
幻神リンク中は花嫁修業の一環でなぜか雪だるま作りを始める。神話の少しおかしな子設定はこんな形でも生かされているようです。
<アレス> 軍神アレース
ギリシャ神話の男神で1、2を争う程の美貌を持ち、身長は200メートルを優に超える。体重は不明。
戦場では普段は徒歩、時には黄金の額帯を付けた足の速い4頭の神馬に戦車を引かせ、青銅の鎧を着込んで両手に巨大な槍を持ち、戦場を駆け巡った。 戦争における栄誉や計略を表すアテーナーに対して、戦場での狂乱と破壊の側面を表し、「城壁の破壊者」の二つ名を持つ。その性格も粗野で残忍、かつ不誠実であったとされる。
←画像はwikiから
ローマ神話における戦いと農耕の神マルスと同一視される。マルスは勇敢な戦士、青年の理想像として慕われ、主神並みに篤く崇拝された重要な神で、3月「March」の語源にもなっている。 一方でアーレスは登場回数が少なく、(後述)残念エピソードばかりが語られている。ギリシャ神話界の軍神の地位をアテーナーに持っていかれたかのようですね(笑)。ちなみにアテーナーに対応するローマ神話の神は知恵・商業・工芸などを司る女神ミネルウァ。
[残念エピソード]
1.人に戦いで負ける: トロイア戦争でアキレウス(→記事:幻神の話17回アキレス)と共にギリシャ側として戦った英雄ディオメーデースはアテーナーの加護でアプロディーテーに傷を負わせ、アレースをも負傷させ敗退させている。アレースは他にもヘラクレスなどにも戦いで負けたらしいが、他所様の個人ブログなどの情報なので要確認。
2.間男: ヘーパイストスの妻アプロディーテーと浮気してばれる。2人とも密通現場で閉じ込められ、神々の見世物にされる。
3.2とは別件で神々から裁判を受ける: その場所はアテナイのアクロポリス西北面の中腹にある小高い丘で「アレースの丘」と呼ばれることとなった。
[幻神アレス]
幻神アレスの武器ケラヴノスκεραυνοςはギリシャ語で「落雷」の意。
幻神のアレスはマルスに改名してみては?(笑) あ、そういえば幻神奇譚8章ウンディーネが実装されましたね。小ネタが集まらなくて記事にしなかったのですが、ここも7章ヘーベーと同様、ラスボス戦で開戦後、一度タゲを切れば取り巻きが出ていない状態で始められます。下図、幻神奇譚7章ヘーベーのラスボスとその取り巻き。
※:アテナ、アルテミス、アポロン、ヘルメスなどはゼウスと浮気相手から生まれたとされる
コメント