片付けられない大きな原因のひとつが「元の場所に戻せない」こと。
片付けられる人からすれば「元に戻せばいいだけなのでは?」と思うでしょう。しかし片づけられない人からすれば難しく感じるもの。
そこで今回は、元に戻せない理由を大きく2つに分類し、それぞれの理由に対して効果的な方法を紹介します。
これであなたも今日から元の場所に戻せる人間になり、部屋が片付いていくこと間違いなしですよ。
どうして?元の場所に戻せない2つの理由
元の場所に戻せない理由は何なのか?今回は大きく2つに分類しました。
1. 面倒だから
身も蓋もないことを言いますが、元の場所に戻せない理由のひとつは「面倒だから」。
けがをして帰ってきた子どもの手当てをしたあと、消毒液をリビングに置きっぱなしにしていませんか?
ちょっとメモをしたくてボールペンを取り出し、メモを終えたあと、ダイニングテーブルの上にボールペンを置いたままにすることはありませんか?
使った場所が、もともと置いていた場所から遠かったり、使った後に別件の用事を思い出し、使った物を戻すのが面倒になったりして、使いっぱなしにしてしまう。
片づけられない人は面倒を嫌う傾向になり、その結果元に戻せないことが多々あります。
2.置く場所が覚えられないから
元の場所に置けないもうひとつの大きな理由が「置く場所を覚えられないから」。
たとえ頑張って片づけても、新しく置く場所として決めたとしても、どこに置くように決めたのかを覚えられず、また散らかってしまうことが多々あります。
元の場所に戻しやすくするための効果的な対策
元の場所に戻せない理由がわかったところで、次にその理由を解消できる効果的な方法を2つ紹介します。
1. 自分と家族の行動を分析し、使いやすい場所を決める
元の場所に置くのが面倒になってしまうあなた。もしかしたら置く場所が適切ではないかもしれません。
片付けられない人は収納も下手。そのため収納場所として決めたところが生活同線のことを考えられていない可能性も。
まずは自分と家族の行動や生活を分析しましょう。「ここにこれがあった方が使いやすいね」「これはここよりもこっちの方がいいね」ということをわかった上で収納場所を決めれば、元の場所に置くことが面倒でなくなるでしょう。
2.ラベリングをする
使い勝手がいい収納場所を決められただけでは、置く場所を覚えらえないでしょう。そこでおすすめなのが「ラベリングをする」方法。
食器棚の中に「碗」「プレート」など、どこにどのお皿を置くか決めてラベルを貼ったり、洋服ダンスの引き出しに「シャツ」「肌着」などのテプラのシールを貼ったり、視覚的にわかりやすくする方法です。
我が家も、子ども服を収納するケースの引き出しに、ラベルを貼っています。
ちなみにラベルはセリアで購入。絵が描いてあるので、まだ字を読めない3歳児でもわかるラベル。シンプルなデザインがお気に入りポイントです。
誰が見てもわかるようにラベリングをすれば、自分以外の家族にもわかるようになります。
元の場所に戻せない理由をなくせば戻しやすくなる!
今回は、元の場所に戻せない大きな理由として……
- ・面倒だから
・置く場所を覚えられないから
上記2つの理由を紹介しました。
そして、その理由を解消する対策として……
・自分や家族の行動を分析し、使いやすい場所を決める
・ラベリングをする
2つの対策を合わせて紹介しました。
「元の場所に戻せない私はだめな人間だ」と落ち込むだけではなく、できない理由を冷静に分析し、対策をすれば少しずつ変われます!ぜひ試してみてくださいね。