男性と女性ワキガになりやすいのはどっち?

ワキガ体質の人は男性・女性のどちらにも存在しますが、
より比率が高いのはどっちなのかご存じですか?

 

イメージ的には男性の方が多いように思えますが、
実は女性のほうがワキガの比率は高いと言われています。

 

その理由は2つあり、
1つはアポクリン汗腺の数が男性より多いことです。

 

アポクリン汗腺はエクリン腺と違って特定の部位にしか存在しないのですが、
男性は脇や肛門に集中しているのに対し、
女性は乳輪やデリケートゾーンにもアポクリン汗腺が存在します。

 

実際、乳輪の場合は「チチガ」、
デリケートゾーンからにおうのは「すそわきが」と区別されているほどで、
女性のほうが臭いに悩まされやすい体質と言えます。

 

2つ目はホルモンの関係です。

 

ワキガは性ホルモンの分泌が活発になる第二次性徴期、
いわゆる思春期の頃に強くなり始めます。

 

男性の場合、ある程度成長した後はホルモンバランスが安定しますが、
女性は成長期を終えた後も、月経や妊娠、出産などでホルモンバランスが乱れやすい傾向にあります。

 

中には普段はワキガではないけど、
生理前後だけ臭いがきつくなるという人もいるそうで、
女性がワキガ体質になりやすい原因のひとつになっています。

 

わたしも試しに生理期間中にワキガチェックしてみましたが、
確かに普通の日に比べて若干においがきついような気がしたので、
それ以降、生理前後は特にワキガ対策に力を入れるようにしています。

 

3つ目は、女性のほうが皮下脂肪が多いことです。

 

皮下脂肪が厚いと体内からの熱の放出がスムーズにいかず、体温が上昇しやすくなります。
すると体内の熱を出そうとして余計に発汗しやすくなるので、体臭がきつくなってしまいます。

 

女性にはバストがありますし、
子宮を守れるよう下半身に脂肪がつきやすい体質になっているので、
ワキガ体質になりやすいのは仕方のないところもあるようです。

 

そして4つ目は、スイーツ好きの女性が多いことです。

 

もちろん甘党の男性もいますし、甘い物が苦手な女性もいますが、
トータルで見ればやはり女性はスイーツが大好き。

 

わたしも含めて、かわいくて美味しいスイーツを
元気の源にしている女性は多いと思いますが、
スイーツには脂肪分の多いバターや生クリームがたっぷり使われています。

 

汗に含まれる脂肪分が多ければ多いほどワキガ臭はきつくなりますので、
スイーツ好きが多いのも女性がワキガになりやすい理由のひとつと言えるでしょう。

 

今回挙げた理由の中には女性ならではの体質が関わっているものが多いので、自分ではどうしようもないところもあります。

 

ただ、スイーツに関しては脂肪分の少ない和菓子を選ぶようにするなど、ちょっとした工夫を採り入れればワキガ臭を抑えられると思います。



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