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海外古典文学の名作おすすめベスト5を紹介【メッセージ性の高いものを厳選】


海外の古典文学作品の中には、その高いメッセージ性から日本でも長く読み継がれているものが多々あります。

今日はそんな海外の古典文学作品の中から、あなたの人生を導いてくれるコンパスと成り得るような、メッセージ性の高いものベスト5を紹介したいと思います。

 

 


1位:『レ・ミゼラブル』


舞台や映画ももちろん良いのですが、私的にはぜひ小説でこの世界に浸って欲しい。

 

他の人に無償で尽くす、いわゆる利他の心。それが広大な作品の中に随所に散りばめらており、読む人の心に強く訴えかけてきます。

主人公も含めた登場人物達の大いなる利他の心。利他的行動を受けた人がまた別の人に利他的行動を行い、それが世界に優しく広まっていく。心を閉ざした者も、その優しい風に吹かれ続ければ、時間はかかれども利他の心に芽生えていく。

 

読了後、人生の最終目標はやはり自分のことではなく社会的貢献という利他なのだ、とあらためて思いました。

あなたを優しい気持ちにしてくれる世界的良作、ぜひ読んでみてください!


2位:『罪と罰』


読みにくいと言われるドストエフスキーの中でも、比較的読みやすく入門書としてオススメしたいのがこの『罪と罰

罪とは何なのか、罰とは何なのか、そして、救いとは何なのか。ストレートなメッセージを読者にぶつけてくる作品です。

読んでいて胸が非常に苦しくなります。しかしそれこそがドストエフスキーが投げかけてくる罪と罰なのです。そして大丈夫です、ちゃんとその先に救いがあります。

 

何かモヤモヤとした罪の意識を胸に抱えているという方はぜひ読んでみてください。ドストエフスキーがあなたのその罪にきっと救いの手を差し伸べてくれるはずです。

 


3位:『モモ』


児童文学なので圧倒的に読みやすく、しかし大人でも十分に楽しめる、いや大人にこそ読んで欲しいのがこの『モモ

初っ端から傾聴:人の話をただ聞くこと、の大切さを小学5,6年生に向けてぶつけてくるという非常にメッセージ性の強い本です。

時間に追われ続ける現代人に、人の話を聞くための時間を作ることの大事さを教えてくれます。

後半はファンタジー色が濃くなるのですが、展開が面白いので最後まで飽きずに楽しく読むことができます。

本が苦手な人にもおすすめできる1冊です。


4位:『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』


SF界広しと言えども、ペットショップで山羊を買わせるシーンで読者を泣かせてくるのはこの本だけ!

有名な映画『ブレードランナー』の原作がこの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』です。

よくあるSFかと思いきや……メッセージ性が本当に強い!

生きとし生けるモノ、そして生きていないモノへ向けた果てしない賛美。

 読了後はありとあらゆるものを大切にして生きようという心があなたの中に芽生えるはずです。

 

果たしてアンドロイドは電気羊の夢を見るのか見ないのか?実際に読んで確かめてみてください!


5位:『動物農場』


村上春樹の『1Q84』の元ネタ『一九八四年』の作者ジョージ・オーウェルの中で私がオススメするのがこの『動物農場

現代人への風刺がきっつい!

もともとは当時ブームとなっていた共産主義に警鐘を鳴らす内容になっているのですが、その警鐘の内容は現代の我々にも多くが当てはまっていることに気付きます。

動物たちの純粋さによって物語自体に悲壮感はないのですが、ふと我々も動物たちと同じ状況になっているな、と思うとゾッとしますね。

 

いつの時代も自分の頭で考えることこそが最強。そのことに気付かせてくれる1冊です。