2019年4月26日金曜日

気仙川支流で癒される~岩手遠征記1(10日目)

2019年4月23日(火)、現在陸前高田市の気仙川畔に滞在している。
今朝は冷え込みが厳しく、早朝は釣れないと判断して、陽が昇るまでゆっくり準備する。いつものように食パンとミルクティーの朝食を取り、7時過ぎに川に向かった。昨日釣りした場所から上流に向かい、橋の上下を中心に探っていく。


気仙川は川幅15~20mほどの小河川。震災前はスーパーヤマメで有名だったらしいけど、今はどうなんだろうか。サクラマスも遡上するようではあるけど、検索してもほとんど情報は出てこない。ヤマメでも釣れないかなと思っているのだけど、全くアタリすらない状態。渓相はなかなかいいんだけど。

午前中は下流域を何カ所か探ったけど何もなし。中流域は浮き石が多くなり、渓流をそのままスケールアップしたような渓相で、私の釣り方では釣りにくい。少し早めにもやしラーメンの昼食を食べ、昼からは支流の渓流に行くことにした。

イワナを期待して、地図で適当な支流に目星を付け、行ってみる。川に降りてみると、若干水量が多いけど渓相はいい。今日もウェットフライで釣り上がることにする。ドロッパーにロイヤルコーチマンの8番、リードにブルーダンのバリエーション10番を結ぶ、私のこの季節の定番セット。


ここまで、岩手の渓流といえど苦戦していたので覚悟していたのだけど、ここでは3投目くらいで早くも魚が掛かった。全く予期していなかったのでバラしてしまった。しかしすぐに次ぎが釣れた。


20cmくらいのヤマメだった。ヤマメの沢なのかと思っていると、次に釣れたのはイワナ。巻き返しにフライを漂わせているとゆっくり浮上してきた。


さらに次々に釣れてくる。ヤマメとイワナが半々くらい。リードにもドロッパーにも釣れた。どれも20~22cmくらいのサイズだけど、フライへの反応がゆったりしていて気持ちいい。


ただ、しばらく釣り上がるとぱったりと反応がなくなった。たまたまいい場所に入れただけなんだろうか。それと、今はまだ葉っぱがないので存在感が薄いのだけど、河原が広葉樹に覆われており、少し油断すると枝にラインを引っかけ、次々にフライがなくなっていく。


15時過ぎ、最後のロイヤルコーチマンがなくなったところで川を上がり、本流に戻ることにする。朝方良さそうに思えた場所を再び釣ることにした。すると2カ所目で待望のアタリが。ただ、すぐにバレてしまった。たぶん引きからして20cmくらいのヤマメ。朝全く反応がなかっただけに、俄然やる気が出てきた。そして向かった次のポイント、しばらく釣り下ると先ほどよりも少しいい手応えが。


釣れたのは27cmのヤマメ。少し物足りないけど、釣れてくれただけでありがたい。すでに17時半だったけど、もう夕マヅメがいい季節なのかとも思い、もう一カ所行ってみたけどここは反応なし。この日はこれで終了にした。

適当な場所に移動し、車中泊の準備に入る。この日の夕食はハンバーグ丼と味噌汁。車中泊旅行も10日目になるけど、昼のもやし、夜のひじきと切り干し大根、それと野菜ジュースで今のところ体調は問題なし。ガスカートリッジも手に入ったし、もう少し旅を続けることもできるけど、もうフライのストックもなくなってきたし、そろそろ戻ることにしようか。

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