現状を振り返った際、
あなたの人生の主役は誰になっているでしょうか?
女性で、特に子供が生まれて子育てをしていると、
子供が主役になっている場合があります。
その見分け方は、
相手への言葉が「のに」になっていないか。
あなたをこんなに心配している”のに”、
どうして言うことをきかないの。
あなたのためにご飯を作った”のに”、
食べ残してばかりね。
あなたのためにこんなにやっている”のに”、
どうして成績が上がらないの。
こんな風になっていたら、
子供が主役になっています。
「それだけ大切に思っているから当然です」
「私の生きがいだからそれでもかまいません」
と、当たり前のように言われるかもしれません。
では、相手はどう思っているでしょうか?
のに、のに、のに、のに、のに、のに、のに、
のに、のに、のに、のに、のに、のに、のに、
のに、のに、のに、のに、のに、のに、のに、
ちょっとイラっとしませんか?
なんか押しつけがましいというか、
感謝を求められているような感じ。
これは、
「言うことを聞け」つまりは、支配です。
自分の中では良い人をやっているようで、
実は相手を支配しようとしているのです。
そんなつもりは毛頭ないかもしれません。
では、相手の気持ちを落ち着いて
じっくりと聞いたことがあるでしょうか?
相手が答えようとしたら、
声をさえぎって自分の考えを言ったり、
「返答が遅い!」と怒ったりしていませんか。
そうなっていれば、
相手はまともに会話をするのは諦めていきます。
相手はあなたとは当然ながら別人格なので、
思ってもないような考えをもっています。
それを汲み取らないまま、
自分のエゴを押し付けていけば、
世界は自分の意見など受け入れてくれないと思い込み、
自己肯定感の低い人になっていきます。
それでいいのでしょうか?
そこから抜け出すなら、
「私」を主語にしてみると変わります。
私があなたを大切に思っているから料理を作っているだけ。
私は〇〇な理由でこの塾があなたに向いていると思うけど、どう?
あなたが何をしても、私は信じているから。
私を前に出しただけで
大分雰囲気が変わったのがわかると思います。
あなたはあなたの人生を、
相手は相手の人生を歩めるようにしたほうが
長い目で見た場合、後悔が少ないのではないでしょうか。
サポーターとしてのアドバイスは、
自分の気持ちを伝えるだけで大丈夫です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。