新型コロナウイルスの影響により、前の試合から一斉に無観客試合での開催となったオープン戦。
長い前置きごめんなさい。
この恐るべき、新たな人類の敵。
国内での感染も拡大しており、自分の身の回りにも、あるいは自分自身も、いつウイルスに冒されるか油断できない状況になってきました。
国内外問わず、お亡くなりになった方やそのご家族には、大変に気の毒なことだと思います。
罹患した方にも、早く快方に向かうことを願ってやみません。
経済に及ぼす影響も深刻で、ヤフーニュースなんかのコメントを見ると一定期間経済活動を完全停止すれば・・・なんていうものもよく見かけますが、例えば一週間それを行うとして、食べ物はどうやって手に入れればよいのでしょうか。
その間は株価も暴落というレベルでは済まない急降下を見せるでしょう。
その先に待っているのは、大量倒産、大量解雇。私自身、サラリーマンなのでこのまま行くと会社が潰れてしまうのではないかという不安があります。
お金の流れ、物の流れ、人の流れは人体の血液の流れのようなもので、止まってしまえばその部分はすぐに壊死してしまいます。様々なものを輸入に頼る日本では、特にその影響は計り知れないものがあると痛切に感じました。
また公序良俗を乱す転売ヤーの存在や悪意なくデマを流す迷惑極まりない人、それに振り回される多くの人々・・・日本って一体どこが勤勉で礼儀正しい国民性?
転売に使われるフリマサイトも、出品時のキーワードで弾くようにするとか、せめてそこでだけでも完全シャットアウトできないもんですかねえ・・・やってますよという姿勢は見せつつも、そこで相当な利益が上がるから惜しいのだろうと勘繰ってしまいますよ。
学校も休校要請がなされるなど、各家庭の身近にも緊急事態がやってきました。
常日頃は平和ボケなどと揶揄される我々ですが、こういうときは各人が考え、最善の行動を取ることが必要です。
現段階では正直言って感染の予防だけでは足りず、自分が感染した場合のことも考えておく必要があると思います。
とにかく一刻も早い終息が待たれますが、誰しもの『健康で文化的な生活』が侵されることの無いよう、祈るばかりです。
自然と自粛ムードになる心
前置きが大変長くなりましたが、無観客試合となったこの2戦、流し見ではありますが放送を見ていました。
選手の掛け声、打球音、そして観客という背景が無いからこそ気づけたであろう各選手の小さな特徴など、これはこれでとても興味深いものがありました。
しかしながらこの無観客試合に至った背景を思うと、自らや近親者が罹患していない中でのんびりと野球を観てていいんだろうか・・・という複雑な気持ちになります。
とは言え、私にとっては娯楽の一つである野球も、画面の向こうでプレーしている選手達にとっては仕事です。
プレーによって顧客に価値を提供し、それでお金を稼いでいるのですから、大きな括りで言えば私のようなサラリーマンの仕事とも何ら変わらないわけです。
そう自分を納得させながら、今日もカープを、いや野球選手すべて、そして運営に関わる方々を応援したい気持ちになるのでした。
今日の試合は。
鈴木誠也選手や西川選手が『無観客はモチベーションを維持しづらい』といったように、どこかほんのわずかですが選手の活力も削がれているような気がしましたね。
そんな中でも今日は打線が13安打8得点、投手陣は5安打2失点とほとんど文句なしの内容でした。
打線ではまた田中選手と小園選手がアピール合戦。
小園選手はこのままいくと開幕サードでのスタメンも現実味を帯びてきましたね。
ピレラ選手の打撃も良いですね。ラインドライブヒッターらしい当たりが増えてきました。守備はまあ、少なくともサードは本職じゃないですし。というか打てるならユーティリティ的に使うのもアリでは。
そして激戦区の外野に割り込んできたのが、生き残りにアピールを続ける髙橋大樹選手。ナゴドでの2連発ですから、みんなビックリしましたよね!
投手陣は先発のジョンソン投手がまだ仕上がり半ばといった印象ながらまずまずの投球を見せました。今日も會澤選手とのバッテリーで手探りの感がありましたが、なかなか良かったのではないかと思います。
続いて登板の森下投手は球のキレがとても良かったですね。ここまでは先発三番手の有力候補でしょうか?
スコット投手は予想通りかつてのミコライオ投手にそっくりですね。結構あっさり長打を浴びるので、クローザーとしてはどうかな?パワーピッチャーのDJ投手の方が向いていると個人的には思います。
終わってみれば8−2と万全の勝利でしたが、無観客なので試合終了の瞬間もあっさりとしたもので・・・。
早くこの状況が良くなることを心から願わずにはいられません。
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