というわけで、今日は便秘や下痢に改善につながる食物繊維の摂取量についてのお話しです
厚生労働省の基準から
成人(18~69歳)では1日当たり何gの食物繊維をとることがすすめられているでしょうか
①成人男性20g以上、成人女性25g以上
②成人男性20g以上、成人女性18g以上
③成人男性18g以上、成人女性20g以上
④成人男性50g以上、成人女性45g以上
ヒント
食物繊維の摂取量が不足している便秘の患者さんが食事により適切な量の食物繊維をとると、便意によい影響が出るといわれています。
その一方で、食物繊維を沢山摂りすぎるとむしろ便秘が悪化することもあるそうです
答え
②成人男性20g以上、成人女性18g以上
日本人の食事摂取基準2015年版から。
食物繊維は、食べ物を噛む回数や消化液の量を増加させたり便通や腸内環境を改善したりします。
この食物繊維は大きく分けて2種類があって、水に溶けない『不溶性食物繊維』と水に溶ける『水溶性食物繊維』に分けられます。
水溶性食物繊維は水分を吸収してゼリー状に固めるため胃の粘液の保護や空腹感を抑える働きがあります。
あと
糖の消化吸収をゆっくりにして急激な血糖値の上昇を抑える作用があります
不溶性食物繊維は水分を吸収して膨らみ、便の量を増やします。
あと
腸の働きを活発にする作用もあります。淡色野菜よりも緑黄色野菜のほうが、不溶性食物繊維が豊富に含まれていますよ
astellasさんが発行している便秘検定読本からご紹介しました。
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ありがとうございました
2010年から毎月腎臓病の教室を行っています
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