桜花賞2着のレシステンンシアは出走しないが他は順調に出走してきた。例年人気上位馬の成績が良いが今年は桜花賞が重馬場で体力がいるレースだったので、別路線組の方が有利。

レースのポイント
・桜花賞組以外の有力馬の力関係
・初の長距離での折り合い(操縦性)
・騎手


◆別路線組の考察

【デゼル】
毛づやが悪く見栄えしないが、父似で斜尻直飛で高速馬場の瞬発力勝負が得意な馬体。前脚の伸ばし方が綺麗で、馬体が幼い割にフォームがブレない。ただ前走は最後の3Fだけのレースだったので、タフな今レースでは前走のような末脚を使えるか現在の筋力等から疑問。枠と騎手が良いので展開が向けば相手候補。

【アブレイズ】
馬体の構造から小回りの方が向いてそう。筋肉質でしっかりした走りをするので力のいる馬場向き。見せ場は作ると想像するが、馬券からは外したい。

【ホウオウピースフル】
ゆったりした造りで距離延長は歓迎。筋力もアップしピークの状態にある。背中が欠点で激しいレースになった場合、持続力に不安があるのと前向きな気性がどう出るか。馬券に入れるか迷う1頭。

【ウインマイティー】
背中から後脚にかけて理想的な形をしていて、力が地面にうまく伝わる構造をしている。首が高く書き込むような走りなので、坂のあるコースや荒れてる馬場が得意。今回は消しだが、中山・阪神などでは常に狙いたい馬。

【ウインマリリン】
道中は前脚が伸びる比較的ストライド走法で、最後の直線は前脚かきこみで重心が後ろのパワー系走法。前走は最後の直線強い向かい風だったので、この馬に走法の観点からハマったと考える。特に見どころのある馬ではないので馬券の中心には出来ないが、現在の人気だと買いたい1頭。