いきなりですが、以前もちょっと記事に出しましたが、
「セカンドバージン」
ってドラマ、知ってますか?
基本的に5 - 6回程度の中編が多い「ドラマ10」(2010年度版)のシリーズで初めての1クールの長編もの(10回)であり、鈴木京香扮する出版プロデューサーの女性と、既に妻(深田恭子)を持つ17歳年下の男性(長谷川博己)との危険な不倫愛を描くという大人向けの恋愛ドラマである。 Wikipediaより
私は実は、年下くんから聞くまでこのドラマを知りませんでした。
動画サービスで初めて見たとき
「これがNHK?」
とびっくりしました。
急になぜこんな話を…と思われたかもしれませんが、昨日の記事で年下くんとのことは終わりにしようかと思ったのですが、思いのほか反響が大きかったので、もう少し書かせていただこうかと。
以前もシングルマザーの恋愛について記事にしたのですが(★)
やはりシングルマザーというだけで、世間的にはちょっと特別視されるのかな?
実際、シングルで新たな恋に踏み切る人、
なかなか次へ進めない人などいると思います。
第三者から、否定的に見られてしまうことも…
それは「母親」という面を持っているからでしょうか?
私もやはりそれが大きく、彼との付き合いに弊害があったのは事実です。
結果的に3年のお付き合いでした。
結婚願望が強かった彼と、もう二度と結婚したくない私。
子どもたちに「女」としての顔を見せることにも抵抗があり、彼のことは子どもたちには言えないままでした。
特に長男はうつ病を患っています。家庭に新しい人が入ることが、長男にどれだけの負担になるか…
彼はそのあたりの事情はとてもよく理解してくれていました。
だから我が家に来たことはありません。
子どもたちが学校に行っている間のみのデートでした。
彼が平日に休みがある仕事だったから続いたんだと思います。
あまり長時間、一緒にはいられないので、行先はどうしても同じ場所。
やることも決まってしまう。
それでも楽しかったし、愛されている実感があって本当に幸せな時間でした。
元夫との20年間で、完全に母親の顔しか持たなくなっていた私を、もう一度「女」として見てくれたのが彼でした。
だけどやはりこの20年は大きくて、初めて彼とそのようなことになった時、
ものすごく戸惑ってしまったのです。
本当に「セカンドバージン」の状態だったのです。
後に彼が言っていましたが、あの時あのドラマの話を出したのは、当時の精いっぱいのアピールだったんだとか。
まだ離婚前の私に、何もできないもどかしさがあったから、あのドラマの状況と重ねてしまっていたらしいです。
そして、きっと私もまた「セカンドバージン」であろうと思っていたと…
どんな反応をするのか見てみたくなり、ちょっとしたイタズラ心もあったらしいです。
彼はそういう、ちょっとSっ気のある人でした。どちらが年上なのかわからなくなる…
それでもすごく優しくしてくれたし、優しい言葉をかけてくれ、精一杯愛してくれました。私もそれに応えようと必死だったと思います。
彼との時間はとても濃いもので、今でも感謝しています。
あの時出会っていなかったら、私はどうなっていたか…
「母親なのに」と非難されたとしても、あの時間は私には必要なものだったと断言できます。
同じようにシングルになって、恋愛に対して罪悪感を抱く人は少なくないはず。
私も実際、最後までその思いから抜けられなかったし、今現在も抜けていません。
もし、また新たな恋をしたとしても、行きつく先が「結婚」となると、きっと身を引いてしまうと思います。
で、結局何が言いたかったのかというと…
自分でもよくわかりません。
まだまだいろんなことに迷い中なのです。
ちゃんと自分を取り戻すのに、もう少し時間がかかりそうですが、
それでも、私のこの体験談が何かしら、同じような状況の人の参考になればと思って書かせていただきました。