大切なきみへ。きみに出会えて幸せだった。

Precious memories.Precious love to you...

Precious Memories

2021-12-24 08:23:10 | Precious Memories
ここに書く意味は何だろう。
誰かに知って欲しいのか。よくわからない。
書くことで、押しつぶされそうな苦しさと悲しみと、限りない喪失感を紛らわせたいのかもしれない。

今年の七月。本格的な夏が来る前に一人の女と出会い、恋をして、冬の到来を待たずに終わりを迎えた。私も彼女も既婚者。秘密の逢瀬は当事者にとってはこれ以上はない特別なものであっても、世間的には珍しくもない。

しかし。


このブログは、私にとって特別な女となった人との大切な思い出を忘れないように、そしていつか彼女を忘れるために記す。

不純。不倫。許されない愛。それらは全部承知しているつもりだ。
既婚の身でありながら、そのような関係を持ったことを後悔していない。

彼女に出会えて幸せだった。
また恋ができたことが、誰かを真剣に好きになれたことが驚きだった。
何の打算もなく心からの愛を彼女に注ぎ、そして彼女もそれに応えてくれた。
終わってしまった今も、彼女へは感謝と愛しかない。

嫌悪感を抱かれる方はどうぞスルーしていただきたい。

2 結婚とは

2018-12-26 11:35:24 | Precious Memories
誰しも、結婚した当初から婚外恋愛をしようだなんて思っていないだろう。今時、見合いで結婚する男女がいるか知らないが、それにしたって、二人で幸せな家庭を築くつもりで結婚したはず。それなのに出会い系サイトには婚外パートナーを求める男女が溢れているのは何故か。

私自身に関しては、何をどう理由づけしたところで、第三者から見たら言い訳にしかならないので何も言わないでおく。ただ、永遠の愛などというものはおとぎ話の中でしか存在しないと思っている。

人間は飽きやすい生きものだ。同じ環境が続いたら、最初に感じた感動や新鮮な気持ちは沈静化し、やがて慣れてしまう。恋愛の初期にはあばたもえくぼ効果で、些細な欠点などどうでも良かったのに、時間が経つと気になりだす。

既婚のあなたは、配偶者に満足しているだろうか。一度も、配偶者以外の異性に惹かれたことはないと断言できるだろうか。

お互いの気持ちと身体と、夫婦の愛情の天秤は釣り合っているだろうか。

1 出会い

2018-12-24 09:57:59 | Precious Memories
彼女と出会ったきっかけは出会い系サイトである。
サイトでのメール交換を重ねてから会ったのだが、お互いに家庭のある状況では、連絡を取り合うのに電話をかけることはできず、SNSを利用した。

フリーメールやLINEを使わなかった理由は、彼女がそれまで利用していなかったからだ。
これから使えるように登録すると言う彼女に、今までと違う行動をしたら怪しまれると私が止めた。

気軽に使えるSNSで、ほんのちょっとの隙間の時間を使って、日に何度も他愛のない会話を交わした。
今日の天気のこと。仕事のこと。家族のこと。子どものこと。今日の献立や今読んでいる小説や見ているテレビドラマのこと。

それらは全部記録されているから、出会った最初の会話から終わった現在までの膨大なやり取りを、見ようと思えば克明に追えるのだが、つらくてとてもそんな真似はできない。

ただ、何でもない会話の積み重ねが理解を共感を深めていき、お互いへの思いを募らせる結果になったのは、わざわざ記録を追わなくてもわかる。

人はいきなり誰かを好きになれない。一目惚れはあるかもしれないが、ネットでの出会いは顔もわからず、相手の人柄はひたすら会話の積み重ねで知るしかない。その会話だって、合わない相手とは続かないだろうし、いつか話題が途切れてしまう。

彼女と私は合ったのだ。人間性やフィーリング、考え方や会話のリズムが、まるで長年付き合ってきた気心の知れた友人と会話するように心地よかった。歳も離れ、生い立ちも違う、住んでいる地域も違う、それまでぜんぜん話したこともなく顔もわからないのに、話題は尽きず、会う前からお互いを好きになっていた。