私のblog読者さんが母の生徒さんだったと分かりました・・ | 空中ガーデン

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カルチャーセンター荒しだったの母のお話の続きです・・
カルチャーセンター荒しだった母のこと 1
カルチャーセンター荒しだった母 2
カルチャーセンター荒しだった母 3
カルチャーセンター荒しだった母 4
カルチャーセンター荒しだった母 5
カルチャーセンター荒しだった母 6

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写真は母の大好きだった野のスミレのお皿です。

 私のblogの読者で、これまでもコメントを入れてくださっていた 春瑠シークレットガーデンさんが、母の教室の生徒さんだと分かり、大変驚いております。
こんな偶然があるんですね!!
いえ、実は今日はもともと、そういう偶然について書くつもりでいたもので、余計に驚いています。

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 母が死ぬ直前まで枕元に置いていたのは「ソフィーの世界」という本でした。カバーもなくなり、ぼろぼろになってしまいましたが、母は何度も読み返していました。
少女ソフィーが謎の人物から送られてくる手紙に書かれている哲学的な謎かけの答えを探すお話・・・・有名な哲学の入門書ともいえる一冊です。
ほかに、ホーキンスやアインシュタインの本なども読んでいる母でした。

 膨大にあった母の本は、私が離婚して大阪に出てくるときにほとんど処分したのですが、この「ソフィーの世界」だけはどうしても捨てがたく、今も大事にしています。



 心機一転、大阪に来てから私は、「ソフィーの世界」を翻訳された池田香代子さんと運命的ともいえる出会いをします。彼女の講演会で、初めてお会いしたときに、池田さんが私のblogの読者だと分かったのです。ほんとに驚きました。池田さんに母がずっとソフィーが大好きだった話をし、何度目かにお会いしたときに、母の本にサインを頂きました。
 
 その後は、ツレの企画する本の仕事を通じて親交を深め、5年前には、ポーランドのアウシュビッツまでご一緒させていただきました。また、東北大震災後、ほぼ毎年3月11日には、池田さんとツレが関わる福島復興バスツアーに私も同行させていただいております。

池田香代子さんとの出会いといい、春瑠さんとのつながりといい・・・ああ〜母が生きていたらなあ〜〜どんなに喜んでくれただろうと思います。



我が家にある池田香代子さんの本たち・・・

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