みなさんおはようございます
前回のブログやインスタをご覧になった方よりメッセージやメールをいただきとても嬉しかったです。
代わり映えせずベッド上生活です。
少しだけ進歩もあります
寝返りが打てるようになり、ベッドの背を15度くらいまでギャッジアップできるようになりました
あとは座ったり立ったりできたらうれしいのですが、座位を試みるたびに息ができなくなるくらいの激痛なので、トライするのがトラウマになりつつあります⤵︎
まさかの10日以上寝たきり
こんなに長い間屋内にいるのは初めてです。
とっても大きな病院なのに病室のベッドから見える天井と壁、窓から見える空の景色しか知りません。
コモモちゃんはミルクをたくさん飲んでたくさん寝てとても元気だそうです。
こんなに会えないと流石に会いたくなります。
いろんな反射で何かの幼虫みたいにぐにょぐにょ動くところとか、「やめて!そんな顔でこっちを見ないで!」と笑っちゃうくらい変な表情をするところとか、今しか見られない姿が見られなくて切ないです
さわって匂いをかぎたいです
これが母性というものでしょうか…私にもあったのね。
落ち込むことや体の痛みはありますが、入院生活はとても快適です。
いまは排泄も着替えも、布団をかけるのでさえ自分ではできません。
家族にお世話をしてもらうのは、相手が気にしないでと言ってくれたとしてもどうしてもためらってしまいます。してもらってる側なのに勝手に落ち込んでしまったり…⤵︎
病院では看護師さんが淡々と手助けしてくれながら、「困ったことがあったらなんでも言ってくださいね」とプロフェッショナルな笑顔で声をかけてくださいます。
本当にありがたいです。
考えてみると、今年はいろんな立場を経験しています。
父の時はがん患者の家族、遺族として
妊娠中は妊婦として
そしていまは患者として
弱者と言われる立場を経験するたびに、つらいことや不自由なこともあるけれど当事者としてさまざまな気持ちを味わい、周囲のやさしさにたくさん触れることができました。
普段通り生活しているように見えても、キラキラ笑っていても、外から見ただけではその方の背景やどんなことで悩んでいるかはわかりません。
がんを宣告されたひと、その家族
抗がん剤の治療中のひと
大切な人を亡くしたひと
不妊治療で先の見えない不安を抱いているひと
妊娠初期で体調が悪いひと
妊娠中でいろんなことを我慢してるひと
病気や怪我でたくさんの痛みを我慢しているひと
もしかしたら近くにいる人がこんな立場にいるかもしれません。
気の利いた言葉をかけるのは難しいですが、人の痛みを感じとりそっと寄り添うことができる人になりたいなと思います。
私の幼稚な精神の成熟には、今年の経験はきっと必要なんでしょう。
そう思わないとやってられない
毎日主人が面会に来てくれています。
その間は母がコモモちゃんのお世話をし、夜は面会から帰った主人がお世話をしてくれています。
本当に本当にありがたいです。
主人にリクエストした蜂楽饅頭(白あん派)
1つは主人と一緒に食べて、もう1つは主人が帰ったあとひとりで食べました。
蜂楽饅頭を食べながら涙するのはきっとこれが最初で最後でしょう笑
おいしかった。
佐藤
【SATO MOMOKO CLINIC Injection Lab. 】
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