普段、旅ブログを書くがたまには少し変わった話でも。
ここ2,3年世界中で電気自動車、EVの開発が盛んで、かなり実用化され、良い車が多く発売されて来た。
EVは排気がなく、排気ガスがない自然環境に優しい車として、今までのガソリン車にとって代わられそうだ。
しかし本当に廃棄がないのだろうか。 EVはどこかで充電する。 その電力は発電所で発電される。 発電に太陽光発電や風力発電、水力発電等再生可能エネルギーであれば、確かに排気ガスがなくなる事になるが、EV開発国の多くでは、今も火力発電だけでなく、石炭による火力発電を使い、勧めている所もある。
そうなると排気ガスが道路上で出るか、発電所で出るかの違いだけで、確かに効率が良いかもしれないので、排気ガスも少しは減るかもしれないが、なくなりはしない。
又、リチウムイオン電池は低温に弱く、北米の北の地域で‐20℃になる所もあり、そうなると電池の能力は40%以上落ちるとされる。 フル充電で500㎞走行出来るとのスペックでも、300㎞も走行できなくなり、所謂燃費は悪くなる。
(EV用のリチウムイオン電池、ネットからコピーした)
更に、ガソリン車が廃車になるとガスタンクは単に簡単にスクラップされ左程の問題はないが、EVに使われる大量のリチウムイオン電池は、どうなるのだろう。 寿命は10年程と聞く。
原発廃棄処理の様に難しい問題はないのではないだろうか。 2030年代には、このリチウムイオン電池の廃棄処理が大きな問題にならなければ良いのだが。
これらを心配しても、EVはガソリン車よりはずっと環境に優しい車なのだろう。