pify’s blog

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マキベリーはアントシアニン含有量が世界一のスーパーフルーツ!

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マキベリーはポリフェノールの一種、アントシアニンアサイーを超える豊富さ。


マキベリーは南米・チリとアルゼンチンの間にある寒冷地、パタゴニアのみに自生するホルトノキ科マキに実る果実です。
パタゴニア地方の先住民族マプチェ族が昔から食用や薬草として用いており、儀式に使われる聖なる木でもありました。気温が低く風も強い厳しい気候のもとでたくましく成長するマキの野生の果実だけを採取しており、人工栽培はされていないため、とても貴重なフルーツです。

 

直径約6mm程と小さなマキベリーの果実は、ブルーベリーのような深い紫色の成分「アントシアニン」(ポリフェノールの一種)を含みます。果実の色やアントシアニンが豊富なことから「パタゴニアン・ブルーベリー」とも呼ばれます。
現在知られている果物の中で、マキベリーのアントシアニン含有量は世界一とされ、すでに人気を博したスーパーフルーツ、アサイーの5倍以上、ブルーベリーの14倍以上にもなると言われています。

 

1日の摂取目安量は、マキベリーパウダー小さじ1杯分で十分と言われ、この分量を他の食べ物に置き換えると、
トマトなら3個分
リンゴなら2個分
ほうれん草なら1束(約330g)
にあたるということで、マキベリーが少量でどれだけ豊富な栄養成分を含んでいるかがわかります。


マキベリーの果実には、8種類の構造の異なるアントシアニンが含まれています。そのアントシアニンの中で、82%は抗酸化力の強いデルフィニジン、17.7%はシアニジンが占めています。これらのアントシアニンにより、抗酸化・抗炎症作用や糖尿病の予防などの効果があると言われます。マキベリーは、フルーツの中でも最高レベルのORAC値(米国農務省国立老化研究所で開発された、抗酸化力を示す値)を有しています。
さらに、マキベリーはビタミンC・鉄分・カリウムなども多く、たいへん優れた栄養価の果物です。


●炎症の抑制効果
マキベリーに含まれるアントシアニンの中でも、強い抗酸化力があるデルフィニジン系のアントシアニンを加えることで、血管を拡張し炎症を発生させる酵素COX-2(シクロオキシゲナーゼ2)の増加を抑制できることが、鹿児島大学の研究で明らかにされています。

 

アンチエイジング効果
マキベリーのきわめて強力な抗酸化作用により、不要な活性酸素や有害物質を除去し、細胞へのダメージとなる老化を防ぐ効果があります。マキベリーは、血液中のコレステロールの酸化も防ぎ、血液を健康に保ち、心臓発作・脳卒中・脈硬化など血管の病気を予防する効果もあります。

 

●美肌効果
マキベリーに含まれる鉄分が赤血球の成分となって酸素を行き渡らせ、アントシアニンが血行を促進することで、肌をいきいきとさせ、くすみの改善につながります。
マキベリーのアントシアニンの中でデルフィニジンが豊富なため、肌に紫外線が当たって引き起こされる色素沈着・シミ・しわなどの光老化も、抗酸化作用による細胞死・脂質の酸化を防ぐことで抑制します。このような効果が、新潟薬科大学の研究結果として発表されています。

 

●目の健康保持
マキベリーに含まれるデルフィニジンを中心としたアントシアニン活性酸素を抑制することで、視細胞を保護します。
また、網膜に含まれるロドプシンの分解後の合成を促進し、目から脳への視覚信号の伝達をスムーズにし、視認力をサポートします。


●血糖値上昇と肥満の抑制効果
血液中の糖の濃度がマキベリーの摂取量に比例して時間とともに下がること、マキベリーはインスリンの働きを助けて糖の合成を抑えるということも、アメリカの大学チームの実験からわかっています。糖の合成を抑え、エネルギー変換を促進するため、マキベリーは糖尿病や肥満予防に役立つと考えられています。

 

●アレルギー予防
マキベリーのポリフェノールには、アレルギー反応を起こすヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン作用があるため、花粉症・アレルギー性鼻炎アトピー性皮膚炎などの予防・改善に役立つと言われています。

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マキベリーパウダー小さじ1杯で十分な栄養価。スムージー、ボウル、お菓子作りに。

 

 マキベリーは濃いブドウのような味で、ベリー類が好みなら美味しいと感じる味です。
果実そのものは希少なため、日本ではマキベリーパウダーやドリンク、サプリメントとして入手することになります。Amazonの健康食品にも、有機栽培や他のスーパーフードとブレンドなど、マキベリーパウダーが種類豊富になっていますね。

 

パウダーの場合は、牛乳・豆乳やヨーグルトに混ぜて、バナナ・オレンジ・ハチミツなどを加えて楽しんだり、ジャムに混ぜてパンに塗ったり、シリアルと一緒に食べたり、ケーキに混ぜたりするなど、いろいろなアレンジができます。チアシードアサイーと一緒にマキベリーを摂るのも、健康・美容に良い栄養価がさらにアップします。

 

マキベリーに含まれるポリフェノールは水に溶けやすく、摂取後3時間ほどでなくなってしまい、体に溜まりにくい性質があります
食事の中間にマキベリーを摂ると、ちょうど食事から摂取したポリフェノールがなくなるタイミングで良いですね。

 

 

参考 わかさの秘密「マキベリー|成分情報」