Take The Risk or Lose The Chance ゴローのバフェット流米国株式投資術

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コロナショックに敗北。石油株で大負け。ロスカット。

こんにちは!
バフェット流「米国株式へのフォーカス投資」を実践しているゴローです。

 

今週の米国株、いや、世界株式市場は大荒れでした。

ゴローもある程度は放置できるのですが、ルールを再確認する(悪い)機会となりました。

 

12月~2月まで、ダウが最高値を更新し続けていく度、危機感を持たなければなりませんでした。

 

 

 

 

コロナショックに敗北。石油株で大負け。ロスカット。

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積み上げてきた4年間の累積利益が吹き飛ぶ!!!積み上げた時間が消えていく!!!まじか!!!

 

 

ゴローはあり得ない選択をしてしまいました。

取引記録としても個人的に重要ですので、何をしてしまったのか、書いておく必要が。

 

ダウが最高値を更新していた2019年12月~2020年1月。

高すぎると感じた一部株式、AT&Tを売却。

同時に、値ごろ感が出てきていた石油株、ロイヤルダッチシェルにフォーカス投資。

2月に入り、ダウも若干下げ、WTIは日々、続落してきていた。

(この段階で、ロスカットすべきでしたし、高値から下落してきていた全株式を売却すべきでした)

 ただ、長期投資家を自負していたため、行動が後回しになり、正直なところ、石油は回復すると根拠なく考えていた。

そのとき、悪夢が始まりました。

2月、コロナショックが始まる。

日本株は下げたものの、米国株は以前好調。

しかし、若干下げ始めていました。

中国での石油需要が無くなる見込みで、WTI暴落。

3月を迎え、3月6日のOPECプラスで減産調整なされると期待していたが、ロシアが減産に反対し、破談に終わる。

この時点でシェルは100万円超の損失を計上していたが、翌週月曜の場が明ける前に、ダウ平均は暴落しており、値が付かない状況。

シェルを投げ売りした。

損失額220万円。

その他の上昇する見込みのない株式WBK:ウエストパックバンキングもロスカットし、120万円の損失。

 

累計340万円の実現利益が吹き飛びました。

過去、4年間で460万円あった実現利益のうち、3/4を失いました。

 

加えてこの評価損。

残った銘柄はタバコ銘柄と通信、そして、悪夢のエクソンモービル。(少額なので残しました。戒めのために)

 

 二度と資源株には投資しない。

もう二度と、石油株を含む「資源株」には投資しません。

 

資源はそれ自体でマーケットがあり、そのマーケットにつられて株式市場もあるので、二重のリスクを負っていることをまざまざと思い知らされました。

 

最悪だったのは、暴落時も比較的株価の安定しているAT&Tを売却し、ボラティリティの塊である石油株に手を出したことでした。

コロナウイルスの影響で原油安となる理屈はわかりましたが、それが回復すればすぐにWTIも上昇すると甘い考えを持っていました。

 

まさかOPECプラスが破談するとは・・・

 

バフェットの教えに、「保有した時の前提が崩れたら売れ」というものがあります。

まさに、大きな損失を抱える石油株を売却したのは、OPECプラスの破談、そしてサウジアラビアの原油の増産+原油の値引きでした。

これでは、原油需要が戻っても、原油が上がる可能性があまり無いことになってしまいます。

 

取引のタイミング、銘柄の選択、ロスカットのタイミング、マーケットの動向、すべてが不味く噛み合った結果、巨額の損失となってしまいました。

本当にメンタルが崩れそうになりました。

 

それでも「配当は下落相場のプロテクター」

それでも、言わせてください。

配当は下落相場のプロテクターです。

今年も年間100万円超をみこんでいます。

計上したロスが大きくて泣きそうですが、3年あれば、元に戻ります。

長い時間がかかります。

評価損は以前から覚悟の上ですが、自分がロスカットする事態になるとは予想だにしていませんでした。

実現利益で見て、元本割れはしていませんから、ゴローはまだ幸運な方かもしれません。

評価損は多額に出ています。

 

高値の時はインバース型のETFでヘッジすることも重要。

そして、今回の(まだ終わっていない)コロナショックで気づいたこともあります。

やはり、加熱相場では株式を売却し、キャッシュを持っておかなければなりません。

ポジションを減らす、ということです。

もしくは、ヘッジしないといけない、ということです。

インバース型のETFを購入し、ベアも見込んでおかないといけませんでした。

 

相場の先行きは本当に読めないことがわかりました。

バフェットは正しかった。

バフェットは相場の見通しについて、何も見解を持っていないとよく言います。

 

そして、暴落した時は誰も「PER」の話をしなくなりますから、PERで見ても激安バーゲンセールの銘柄が多数、出てくることもわかりました。

まさにこの時、フォーカス投資すべきということです。

ゴローはフルインベストメントなので、指をくわえて見ているだけなんて、辛すぎます。

ぜひ、買いたいですね。

 

過ぎた時間は戻らない。時間は止まらない。針を未来へと進めるだけ。

後悔してもしきれませんが、最悪の取引をしてしまえば、忍耐強さが仇になります。

「時間を味方にすれば、多くの配当投資家は市場に勝てる。」

そう考え始めていた時でもありました。

自分の投資額に対して、20%以上も累積配当利益があれば、多少のショックにはビクともしないはずでした。

それが、自分の悪取引(石油株)によって、強固なはずのポートフォリオに穴をあけてしまいました。

悔やんでも悔やみきれません。

しかし、時間は戻りません。止まりもしません。未来へと進むだけです。

 

コロナショックはいずれ、早ければ中国と同じように2か月もすれば回復するはずです。

日本も、アメリカも、イタリアも、ドイツも、フランスも、イランも。

アメリカでも、カナダでも、日本でも、コロナウイルス(COVID-19)のワクチンが開発されつつあります。

各国政府、中央銀行も大規模な経済政策を実施しています。

これらは、時の経過と共に効果を表してくるはずです。

 

長期投資家は、「時間」を味方につけなければなりません。

企業は利益を継続的に計上し、その一部を配当として支払う。

投資家は、その配当を再投資し、複利で運用し続ける。

 

「時間」は長期投資家の味方です。

いかに評価損を抱えようとも、「永続的に利益を計上し続ける」可能性の高い企業で固められたポートフォリオは、暴落にも負けることはないはずです。

それも今回の暴落で学んだことです。

 

 

報道で「CASH IS KING」と言い始めたら、暴落の底が近いかも!

 

Take the Risk or Lose the Chance.
Enjoy Life, Freedom.
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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