時々見かけるのですが、
貯金は、年収の何倍しておきましょうとか、
毎月お給料の何%しましょうとか。
違いますよ!
まず、いくら貯めなければいけないか知ることが先です。
そして、それらは「支出」をもとに計算します。
なぜなら、
貯金の主な目的は、
*いざという時の生活費
*教育費や住宅ローンなど大きな出費用
*老後資金
*人生を楽しむため
だからです。
例えば、老後資金を例にとってみましょう。
老後資金は、毎月の生活費をもとに、
老後(65歳~100歳だったら35年間)生活するのに必要な金額を計算し、
収入(年金、退職金、相続金、保険の満期金、など)で足りない分が
貯金しておく必要がある金額です。
いくら貯めなければいけないかは人によって違います。
国民年金の人は、厚生年金の人より貯金が必要でしょう。
退職金や相続金がたくさんもらえる人は、もしかしたら貯金が必要ないかもしれません。
教育費とか、住宅費用も同様にどれくらいかかるか計算し、
それらすべてを合わせて、
では、今、毎月いくら貯金していかなければいけないのかを
計算するわけです。
シングルライフの人は教育費は必要ありません。
だから、何歳だからこれくらい貯金とか、
お給料の何%なんていう、一辺倒な数字が出るはずもなく、
人によって必要な貯金額は全く違います。
きちんとお客さんごとにキャッシュフロー表を引いて、
相談に乗っているFPであれば、もちろんそんなことは知っていますし、
一般の方々が普通に考えても、
貯金額って、人によって違うよねって感じていると思います。
だからこそ、どれくらい貯金したらいいのか計算の手助けをするために
FPがいるのです。
自分はどれくらい貯金が必要か、
計算がわからないなと思ったら、
いつでもFPに相談してください。
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