今日の自分は本当の自分じゃない。自分というものはもっと高尚な人間なんだと言い訳をして今日の自分をないがしろにしてきた。
若い頃からずっと自分は何かしら特殊な人間
だと思って私は心の中で思って生きてきました。
もしかすると心のどこかで
まだそんなことを思っているふしがあるかもしれません。
皆さんもありませんか?
学生の頃とか表面上は現実を見ているようで、
いつか何かのきっかけで大物になるとか
思っていたり・・。
若いうちはそれを思うことも大事なのかもしれません。
一方でその思いというのは抱くだけだとしたら、
今の自分をないがしろにする行為なんですよね。
だって今の自分を否定して
理想とする自分のみを本当の自分とする行為ですから。
歳を重ねた今どこまで理想を追って、
どこまで現実と向き合うべきかと悩みます。
理想を追って飛躍することも大切です。
しかし、現実と見合わない自分を追い続けることで、
単純に地に足の着いてない残念な人間になるリスクもあります。
これは個人の意見ですが、
ぼくみたいな凡人は等身大の自分を認め、
今自分にできることを冷静に見極め、
自分の価値を最大化していくことの方がいいのではないかと思います。
高みを目指すのは天才に任せましょう。
恐らく冷静に自分の力を見極めた、
ある種ネガティブな凡人の起こす、
小さな前向きな一歩ほど強いものはないのではないでしょうか。