死ぬときは銭湯の中で前のめりに死にたい

銭湯やサウナへの愛についてゆるく語ります

銭湯日記⑨~東京のど真ん中で発見!そんな所に銭湯「十思湯(中央区)」

こんにちは、ポンスケです。

 

今宵訪れたのは日比谷線小伝馬町駅出てすぐの

十思(じっし)公園のお隣のこちらの建物

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 十思スクエア別館です。

 

こちらの建物は介護施設やホールなどが一体となった複合施設。

そんな施設に私が何用かといえば、

もちろん風呂に入りに来たのでございます。 

 

なんとこの外観からは想像できませんがこちらの施設、

銭湯も複合されているのであります。

 

経緯は存じませんが、複合施設なら銭湯も入れちまえと言う

その気持ちとてもよくわかります。

 

 

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とはいえこちら入り口はどうみても銭湯の入り口には見えませんが…

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たしかに書いてあります。

 

 間違いない用だ。

 

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しかし、建物の中に入っても1ミリの銭湯を感じません。

ちょっと不安になってきました。

 

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ちなみに中央にあるのは伝馬町牢屋敷(てんまちょうろうやしき)という

江戸時代にこの辺りにあったいわゆる刑務所的な施設のジオラマの展示

さすが複合施設、風呂から牢獄までなんでもござれです。

 

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そろそろ十思湯のある2階へ向かいます。

階段もきれいなんですが、銭湯というよりは

市民ホールとか病院とかその手の施設の階段といった感じです。
本当にこの上に銭湯があるのか…

 

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あった

 

施設の一角に突如あらわれる”ゆ”の暖簾。

こちらが今回ご紹介する十思湯(じっしゆ)さんであります。

ちなみに写真では伝わりませんが後ろを振り返った反対側はホールとなっており、

視覚のミスマッチ感が半端ないです。東京には色んな銭湯があるものですね。

 

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画像:中央区浴場組合公式サイトより

 

さて、内装はあまり写真がありませんので今回はざっくりご紹介

 

▼まず2014年に新規オープンしているという都内でも新しい銭湯なので

 とてもきれいです。壁の画は定番の富士山ではなく、

 調べても出てこなかったけど多分有名な浮世絵のコピーです。

 わからないくせになんですが、いかにも「江戸の風呂」って感じがして

 こういうのもいいなと思いました。

 銭湯とはその街を感じる、ある種の美術館のようなものなのかもしれません。

 

▼ちなみにお風呂も生粋の江戸っ子温度。浴槽は2つあり、

 中温の大きい浴槽が41℃くらい、小さい方の浴槽が激熱の44℃くらいでした。

 まあでも割とこの辺の古い銭湯ではこれくらいが普通だったりもしますが。

 江戸っ子はとにかく熱いお風呂がお好きですね。

 

▼それからサウナもついております。ここのサウナはテレビも音楽もない硬派な仕様

 木が新しくいい感じです。

 個人的には硬派な路線ならもう少し暗くてもいいかな~とは思いますが。

 

 水風呂はこれといった特徴はないですが、

 熱いお風呂もあるので交互浴にもいい感じでした。

 そして何よりうれしいのは浴場の入り口に水飲み場があること!

 これがあるとサウナーとしては自分で飲み物用意したりせずとも

 安心して繰り返し入れるのでポイント高いです。

 

そんなわけで施設自体は不思議な立地にございますが、

クオリティとしてはこの近辺ではかなりハイレベルではないかと思います。

文句なしに人にお勧めできる良銭湯でございました。

 

銭湯人も外見だけで判断してはいけない。

 

<今回紹介した施設>

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十思湯(じっしゆ)
東京都中央区日本橋小伝馬町5−19

 営業時間 15:00〜23:00

定休日 毎週日曜

入浴料 460円

 

 

 

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