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アイルランドでの セクシャリティ問題 についてご紹介♪

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ヨーロッパの島国であるアイルランドで1年間ワーキングホリデー制度を利用し生活を行っていた僕の経験・体験談をご紹介します♬

今回は「アイルランドのセクシャリティの問題」についてお話します!

 

 

 

本記事の内容

  • アイルランドとセクシャリティの歴史。
  • ダブリン プライドパレードに参加してみた。
  • 性・国籍の違いは関係ない。「その人」として見る大切さ。

 

 

 

✔ この記事を書いている人

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大学(びわこ成蹊スポーツ大学)卒業後 ▷ 教員として勤務 ▷ 青年海外協力隊、アイルランドへワーキングホリデーなど計3年半の海外生活を経験した後、地元沖縄にて水泳のインストラクターとして働きながらブログを運営しています。

 

 

 

近年では日本でも言葉を頻繁に耳にするようになったLGBTQという言葉。
性的少数者の事を表す言葉であり、世界的に注目されている問題の1つでもあります。そこで今回は実際にアイルランドで生活を行ってみてのセクシャリティ問題について感じたことや、アイルランドとの関係性についてお話したいと思います。

 

LGBTQとは?

L=レズビアン G=ゲイ B=バイセクシャル T=トランスジェンダー Q=Questioning(自分のセクシュアリティがはっきりわからない人のこと)の各頭文字から生まれた言葉。

「性の多様性」や「性のアイデンティティ」からなる文化を強調するために生まれた言葉とされ、セクシャリティの話をする際には必ずと言ってもよいほど登場する言葉。

 

 

 

 

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1:アイルランドとセクシャリティの歴史。

☑ 世界で初めて国民投票で同性婚が認められた国

元々アイルランドは、カトリック教徒の国であるため宗教上の都合からホモセクシャル行為は認めらていませんでした。1993年まで、アイルランドではホモセクシャルな行為は犯罪とみなされ、10年程度の懲役が科せられるようなセクシャリティに対し全く理解が得られない国でした。

しかし、2015年に国民投票により「同性婚が合法化」されます。また国民投票により同性婚が認められた国は世界初であり、この出来事をきっかけにアイルランドがセクシャリティの問題に対して世界的に注目を集めることとなります。

 

 

 

YOSHI@
公的な部分で同性婚が合法化されていることもあり、政治家などの方もアイルランドではセクシャリティを公表しています。
※前アイルランド首相である、レオ・バラッカーさんもゲイを公表しています。

▽前アイルランド首相である、レオ・バラッカーさんのセクシャリティについての記事▲

 

 

 

2:ダブリン プライドパレードに参加してみた。

☑ 毎年6月ごろに行われる約60,000人の方が参加するアイルランド最大のイベント

2015年に国民投票により世界で初めて同性婚が認められたアイルランドでは、毎年6月にプライドパレードと呼ばれる「性の多様性」を讃えるイベントが国内各地で行われています。また首都ダブリンで行われるダブリン・プライドには約約60,000人の方が参加しているとされ、アイルランド最大にイベントとなっています。

 

 

元々、アイルランドでプライドパレードが初めて行われたのが1974年とされ、当時はまだ同性愛は犯罪とされていた時代であるため、「命がけ」でパレードが行われていたそうです。それでも「性の多様性」を訴え続けたことにより、同性婚が公的に認められ開始から45年以上が経って現在では、国内最大のイベントと成長を遂げたそうです。

 

 

 

YOSHI@
現在のプライドパレード前には街のいたるところが、テーマカラーであるレインボー色に染まります!

 

<郵便ポスト>

 

<パレード当日のGoogle Map>

 

 

 

ダブリンプライドが行われるO'Conell streetでは、街の装飾がレインボーに染まることはもちろん、ド派手は衣装に身を包んだドラッグクイーンさんが個性的な乗り物に乗って登場したり、公共の機関(公共バス・鉄道会社など)や一般の企業(Google/Facebook/Disney)なども積極的にパレードに参加している姿がすごく印象的です。

 

2019年の様子

 

LGBTQ(性的少数者)の方だけではなく、そうでない方も「性の多様性」を称えながら・理解をしながら街のパレードに参加し盛り上がる風景はさすがアイルランド最大のイベント。日本ではまだマイナーと言える雰囲気のあるプライドパレードですが、アイルランドでは誰もが参加し・楽しめるイベントとなっていました。

 

3:性や国籍の違いなんて関係ない。「その人」として見る大切さ。

☑ 世界では多くの差別や偏見で溢れている 

今回は性的少数者のイベントであるプライドパレードについてお話をしていますが、日本を含め世界では多くの差別や偏見で溢れています。それは国や地域により様々ですが、宗教・国籍・性・肌の色など様々。実際、僕自身もアジア人差別を外国生活中に何度も受けたことがあります。

 

多くの差別・偏見問題が取り上げられる中で、問題の解決されない理由は「人の考え方を変えることは難しい」からだと僕は考えています。宗教や性・国籍などさまざまな差別・偏見がある世界ですべての人の考え方を変えることは不可能に近い事だと思います。しかし「知ってあげること」「限りなく理解してあげる」ことは可能ではないのだろうか?

 

 

YOSHI@
実際、アイルランドを含めた海外での生活で差別・偏見について触れる機会が多くありました。

 

 

アイルランドで行われているプライドパレードに参加したり、実際に海外で出会った友達の中にもゲイなどの性的少数者の方などがいたりなど、日本で生活していた際には言葉としては知っていた差別・偏見で取り上げられるような人たちとの関りが海外生活を通して多くありました。

 

そういう差別や偏見でターゲットとなる方たちと関り交流を深める中で「他の人と何が違うの?」という感覚が僕の中では常にあります。
国籍・宗教・性多くの違いがあることは確かではありますが、その人として見た時にその違いが障害になる事や問題になることは一切ありません。

 

 

YOSHI@
性や国籍の違いなんて関係ない。「その人」として見ることが最も大切な事。

違いがあるから本当は面白いのであり、その違いを互いに「知ってあげたり」・「理解しよう」すること、そして国籍も宗教も性も関係なく、「その人がどういう人なのか?」という視点で見てあげることが最も大切な事なのでは?とこれまでの海外生活などを得て感じています。

 

 

言葉にするのは簡単ですが、実際それを解決・理解してもらうのはすごく難しく、時間がかかるものだと思います。しかし、世界で差別・偏見を受けている方が多くいることは確かで、少しでもその違いを理解してもらえる世界になってくれることを心から願っています。

 

 

 

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それでは
YOSHI@

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YOSHI@

沖縄出身、32歳|現在、水泳インストラクターとして活動中。活動拠点は沖縄県になります。|【旅行】【カフェ】【筋トレ】が趣味。

~ 経歴 ~
びわこ成蹊スポーツ大学 ⇒ 沖縄県で臨時教員 ⇒ 青年海外協力隊 ⇒ アイルランドワーキングホリデー ⇒ 現在

◇ 世界10か国、3か国生活経験あり。
◇ Instagramの運営も頑張ってます。

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