6月のジューンベリーと庭の様子
季節は瞬く間に過ぎて、気が付いたら6月になっていた。
今、わたしの庭で一番人気なのがジューンベリーだ。
ヒヨドリ、ムクドリ、メジロなどの鳥たちが毎日やってくる。
昨日はウグイスまでやってきて、その美しい鳴き声を聞かせてくれた。
我が家のジューンベリーの樹齢は17、8年で、とうとう2階の軒下にまで成長した。
小さな赤い実はとても可愛いし、生食も出来る。
シロップにして炭酸水で割ると美味しいかもしれない、と思いつつやった事は無い。
自分で食べるのも良いけれど、鳥たちを見ているほうが、今は楽しいのだ。
ジャムは作ったことがあるので、当時の別ブログを再エントリーしておきます。
材料はベリー150グラム、きび糖60グラム、レモン汁1と1/2個分で、
WECKのガラス瓶ひとつ分です。
この↓STIG LINDBERGのRed Asterなど、当時は北欧ものが大好きで集めていたなあ。。
(今も勿論好きですが)
今、わたしの庭で一番人気なのがジューンベリーだ。
ヒヨドリ、ムクドリ、メジロなどの鳥たちが毎日やってくる。
昨日はウグイスまでやってきて、その美しい鳴き声を聞かせてくれた。
我が家のジューンベリーの樹齢は17、8年で、とうとう2階の軒下にまで成長した。
小さな赤い実はとても可愛いし、生食も出来る。
シロップにして炭酸水で割ると美味しいかもしれない、と思いつつやった事は無い。
自分で食べるのも良いけれど、鳥たちを見ているほうが、今は楽しいのだ。
ジャムは作ったことがあるので、当時の別ブログを再エントリーしておきます。
材料はベリー150グラム、きび糖60グラム、レモン汁1と1/2個分で、
WECKのガラス瓶ひとつ分です。
この↓STIG LINDBERGのRed Asterなど、当時は北欧ものが大好きで集めていたなあ。。
(今も勿論好きですが)
6月の赤いジャム
- 2008.06.08 easy cooking
庭に植えて6~7年目のジューンベリー。
最初は、私の背丈より小さくて、ひょろひょろと頼りなげだったのですが、
3年目辺りから、少しずつ実を付け始めました。
フランネルフラワーに似た色調の、ほわーんとした白い花も可愛いのですが、
小さい実が鈴なりになる様子は、格別に可愛いのです。
数年前から、つがいの鳥がこの時期になるとやってきては
実をついばむ様子が微笑ましく(あわよくば毛虫なども退治してくれることを期待しつつ)
専ら鳥用として眺めているだけだったのですが、
最近、お友達がジャムにしていることを知り、
私も今年は見習って収穫にチャレンジ。
たった5分程度で、写真の量くらいは簡単に収穫できます。
早速ジャムにしてみましたが、これがなかなか難しい。
どうやら、完熟前の物も収穫してしまったらしく、
水分があっという間に蒸発していきなり焦げそうに!
慌ててレモン汁や水を少し加えて実が柔らかくなるまで煮込み、
最後にレモン汁を再び足して何とか完成。ホッ。
種が邪魔かなと思い、裏ごしをしたらシロップみたいな味…。
程よく果肉感が残るジャムのほうが好きなので、元に戻しました。
なにやってんだか。
文旦マーマレードが、下準備に時間を費やすタイプだとしたら、
これは煮込む段階で注意が必要なタイプ。侮れません。
こう考えると、いちごやいちじくって簡単で失敗無く作れる果物だなぁ。
肝心のお味は、ブルーベリージャムと梅ジャムの中間くらいの酸味。
トーストに付けるより、ヨーグルトに混ぜたり、
クロテッドクリームと一緒にスコーン、などのほうが相性は良いかも。
肉料理のソースにも合いそう。
※注意!
実が真っ赤な状態はまだ完熟していないので、ワイン色になったら収穫すること。
(収穫する時に、余分な種がほろっと外れて一石二鳥なのです)
なかなか美味しかったので、来年からは樹の下半分だけもらうことにします。
とても用心深いのか、速過ぎてうまく撮れない鳥
そのジューンベリーの木の下に植えてあるのがプリンセス・ケイト。
ケイトは、昨年最後となった国バラで見つけたもの。
購入後、鉢で様子を見てから初春に地植えしたので、まだ勢いは無いのでちょっと寂しいけれど、
ジューンベリーの赤い実と合わせたら合うかな?と考えていたので、その点は満足している。
ケイトとジューンベリーの赤い実。いいなあとおもう光景。
後ろ姿も(というよりこちら側こそ)綺麗。
ただ、ケイトの隣に植えたパレードが、ジューンベリーの赤い実と絶望的に合わない。
春のピンクが強烈過ぎて、撮影するのも辛いほど。→ なので画像はありません。
昨年秋に見た花が、はっとするほど美しくて長尺苗を買い求めたと言うのに。。。
パレードの隣にいても安らげる色調が、今の私には思いつかない。自分にがっかりだよ。
そんな時、モリスが咲いた。
鉢植えの挿し木株と、輸入苗の地植え株の二つをオベリスク仕立てにしているもので、
植え替え初年度なので、二株併せてもほんの10輪程度と少ない。
朝日が当たって黄色味が強く出てしまっているけれど、実際はもう少し冷ややかなピンク。
完璧なロゼット咲き。
ロゼット咲きにも色々な咲き方があるけれど、このロゼットはかなり好き。
じっと見ていると、懐かしいような、でも決してノスタルジックなだけではない、
そう例えば南青山にあった(今もあるのかな)イギリスの骨董店に入ったような気分になる。
あの店にいると落ち着くのに、何故か背筋がピッと伸びるのが自分でも可笑しい。
(いや、正確に言うと店員に気付かれないように姿勢を正す感じかな。。)
じっと見ていると、心の奥底にある何かが静かに波打つ、不思議な薔薇。
モリスとケイトとジューンベリー(とパレード)のある前庭のレンガの小路を進むと、
植えた覚えの無いオルレアが、何処から飛んできたのか、涼しそうに咲いている。
歩くのに少し邪魔なんだけど、そう嫌いでもないのでそのままにしている。
生まれ出づる、いのちの美しさ。
オルレアは、ほんとうは花よりも葉のほうが好き。どこかセルフィーユに似ている、繊細な葉。
ジューンベリーの木陰となって涼しいのか、アストランティア・ローマ がまだ咲いている。
植え替えばかりしていて未だ試行錯誤の花なので、何とか頑張って欲しい。
いや、頑張るのは世話をするわたしのほうなんだけど。
それにしても、木漏れ日の似合う花だ。
6月6日といえば、お稽古事を始めるのに良い日で有名だけれど、
誕生花はペンステモン、アイリスなどと並び、このアストランティアもそう。
花言葉は「知性」「愛の渇き」
うーん、さっぱり分かりません。
この後ろに植栽しているERやFLが、思わず半目になるほどぼんやりした花しか咲かないので、
ここでも少々落ち込む。多少の日陰でも頑張れる品種の筈なんだけどな。
前庭と主庭の中間辺り。
ようやく地植えにしたアブラハム・ダービーがそこそこ咲いてくれた。
うっとりするほど良い香り。
ダービーの隣には、ニューウェーブ。
逆側からの景観。
昨年、姫沙羅の木を剪定したので、明るめの半日陰になった。
昨年から植物の大移動中なので、まだまだギャップ(プランツ同士の隙間)が目立つ。
ああ、本来ならもっともっと綺麗に咲いてくれた3日前に戻って撮影したい。
こんなシベが出てしまうと、アナタ誰ですか?と途端に別顔になってしまう。
ニューウェーブは花付きと四季咲き性がとても良いし、香りも素晴らしい。
秋に咲く花色は、グレイッシュパープルに茶が乗り、良い意味でのアナタ誰?となる。
日本が誇る寺西菊雄氏作出のHTで、上品な花姿と色合いが、切り花としても人気なのも頷ける。
ただし、花持ちは余り良くない。
バラの家だとType3になっているが、病害虫に関して、そんなに酷い印象は無い。
前庭を抜け、ダービーも通り過ぎたら、クレマチスの流星が目にも涼しく咲いている。
これも昨年の今頃、花屋の軒先で見つけた三年生苗。
完全に花後なのに、ERの大株が買える価格で思わずうっと唸ったけれど、思い切って買って良かった。
種から育てているジギタリス・サットンズアプリコットの優しい色合いとで、
余り好きではない外構の色を中和してくれる気がする。
ほんとうは、ここにマダムイサークペレールが咲いていたのだけれど、
撮影する前に長雨で終わってしまった。
ここ数年来の五月の大雨は、決して雨が嫌いではないわたしでも時々嫌になる。
先月の光景
マダムイサークと右手前はレイニーブルー。
その更に手前にはステファニーグッテンベルグやアネモネ等があり、現在そこそこ咲いている。
あ!今朝アネモネ・ワイルドスワンが咲いたのだった。
・・・まだたった一輪なのだけれど。
と、ここまでが前庭と主庭の中間になります。
長くなったので、続きはまた後で。。。
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