家の塗り替え -第1弾- 外壁塗装編
みなさんこんにちは。
根岸塗装の見習い人けいです!
今回は、「家の塗り替えを頼んでみたいけれど、具体的に塗り替えってどんなことをしているのか気になる」というお客さまの声にこたえて、私たちが過去に施行させていただいた事例を元に、写真付きで解説しながら紹介していきたいと思います!
決して安くはない家の塗り替え。大切な財産でもあるお客さまの住宅を、綺麗に塗り替えるだけでなく、私たちが施行させていただくにあたり、こちらの記事内でお客さまが抱く様々な不安やご心配をなるべく取り払いたく思います。
題して、家の塗り替え詳しく見せます!第1弾!
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『家の塗り替え』と聞きますと、主に外壁を思い浮かべる方が多いかと思います。しかし、外壁が傷んでいるのであれば、同時に屋根や付帯部(軒天、破風板、雨樋など)も傷んでいる可能性が非常に高いです。
ですので、現在お客さまの住まれているお家によっては、外壁だけではなく先ほど申し上げた通り、屋根や付帯部も塗装による保護が必要になってきます。
そこで、ひとつの記事で全ての解説を網羅するにはとても長くなってしまうので、数回に分けて塗装工事の様子をご紹介させていただきます。
というわけで、今回は第1弾と称しまして、家の塗り替えにおいて要となります、『外壁塗装』を重点的に解説していきたいと思います!
家の塗り替え -第1弾- 外壁塗装編
まずはこちらの画像をご覧下さい。
外壁の塗膜が剥がれていたり、写真ですと分かりにくいですが、色が飛んで※チョーキング現象が生じてしまっている外壁の様子です。
※チョーキング現象とは
壁を指で軽くこすった際、指に粉のようなものが付着してしまうことを言います。チョークの粉が指に付着する場合と同じようなことから、こう言われています。
チョーキング現象が意味するものとは、壁の塗料があせて浮いてきている状態ということです。
塗料というのは、お家の外壁などを雨風から守ってくれる保護剤のようなものです。その保護がきちんとなされていないと、外壁材の傷みが早く進んでしまったり、外壁材を繋ぐ部分(シーリング)などの傷みが著しくなってきてしまいます。最悪の場合、亀裂や爆裂を起こしてしまいますと、雨漏りや家内部で使用されている木材などの腐食の原因にもなり得ます。
そうならない為にも、定期的なお手入れが必要です。
・年数が経ち、元の色があせている。
・チョーキング現象を起こしている。
・シーリング部が劣化している。
特に上記の症状が見られる場合は要注意です。
前置きが長くなってしまいました。さっそく本題へ戻りましょう。
塗装というのは1回塗って終わり、ではなく、数回の工程を重ねて完成へと導きます。
多くの塗り替えは、
①高圧洗浄
②窓などの養生、ヒビ割れなどの下処理
③下塗り
④中塗り
⑤上塗り
といった工程で進めていきます。
①高圧洗浄
この工程では、長年蓄積された雨風などで付着した泥汚れ、砂埃、コケ、チョーキング現象にて浮いてしまった塗膜などを綺麗に洗い流します。
専用の機械で圧をかけているので、なかなか落とすことの出来ないこびりついてしまったコケや汚れも、綺麗に洗浄することが出来ます。
これらの工程には、壁と塗料との密着を良くする効果があります。塗料をより長く、壁に膜として残しておくには、まずは塗る部分を綺麗にすることから始まります。
②窓などの養生、ヒビ割れなどの下処理
この工程では、塗装工事をする際に塗料が周囲に飛んでしまっても大丈夫なよう、ビニールやガムテープなどで事前に隠しておきます。
下処理についてはお家の劣化具合にもよりますが、壁にヒビが入っていたり、シーリング部の劣化が著しい場合には、ヒビを埋めたり、シーリングを撤去してから打ち直したりなどの作業をします。
こちらは養生の写真です。
養生をする際、玄関ドアなどは開閉出来るように養生をいたしますので、ご安心ください。
また、お風呂場やお手洗いといった、特に換気が必要な部屋の窓は、換気が出来るよう特別な方法で養生をいたします。
エアコンの室外機、ボイラーなども塞がず養生をいたしますので、通常通りお使いいただけます。
かわってこちらは下処理の様子です。
写真のようにシーリングを打ち直す際には、必要以上にはみ出さないよう紙テープでラインを出してから充填します。その後、専用のヘラで面を綺麗に整えていきます。
壁のヒビ割れなども、下処理をすることで目立たなくなり、同時に雨水などによる腐食を防ぐことが出来ます。
③下塗り
洗浄、養生、下処理までが終わったら、さっそく塗っていきます。
これらの写真は、下塗り中と下塗り後です。塗装前の写真と見比べてみると、色が変化したのがお分かりいただけるかと思います。
多くの場合、下塗りに使用する塗料と、中・上塗りに使用する塗料は種類が違います。なぜかと言いますと、用途が違うからです。
主に下塗りとして使う材料は、塗料としての発色や保護機能よりも『中・上塗り材をより長持ちさせる為』としての働きをしてくれます。
ですので、壁と塗料との密着を更に良くする為のプライマーと呼ばれている塗料や、壁の小ヒビなどを埋めてくれるフィーラーと呼ばれている塗料などを使用しています。
壁の状態が特に酷い場合には、上の写真のように下塗りを二回施す場合もあります。
④中塗り
下塗りが完全に乾燥出来たら、中塗りを塗っていきます。
上で記した通り、下塗り材と中・上塗り材は種類が違います。中塗りの工程から、お客さまのご希望の色の塗料を塗っていきます。
写真のような白色や黄色味がかった色のような、優しい色合いが人気色です。
劣化があまりなく、今ある外壁の柄を活かしたい、という方はクリア塗装という選択肢もありますので、お気軽にご相談ください。
⑤上塗り
中塗りの工程だけでは、保護機能はあまり期待出来ません。ですので、もう一度上から同じ塗料を塗ることで、ようやく強固な塗膜が完成します。
同じ塗料を二度塗ることで、一度だけではどうしても掠れてしまう細かい部分や狭い部分にも、きちんと色を入れてあげることが出来ます。
また、それまで色あせていた外壁も艶を取り戻します。見た目の美しさが蘇るといった利点もありますが、艶があるということは雨水の撥水効果が期待出来たり、ほこりや泥などの付着を防ぐ効果が期待出来ます。
- まとめ -
今回の記事、外壁編ですが如何でしたか?
なかなか塗り替えはタイミングが難しいものだと思います。
金額の面にしてもそうですが、そもそも自分のお家がどういった状態になったら塗り替え時なのか、その判断も難しいと思います。
そういったお悩みはもちろん、塗り替え中のご心配なども、お客さまに寄り添ってひとつひとつ解消していくことが出来たら良いなと、私たちは思っています。
ですので、なにかご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
また、ご相談やお見積もりは無料ですので、そちらもお気軽にどうぞ。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。