囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

戦闘力を磨こう

2024年04月14日 | ●○●○雑観の森
このごろは
置かせ碁ばかりで
碁会参加意欲が下がっている

試しに「逆コミ」で打ってみた

まず6級さんに
「先番で逆コミ100目」を
提案すると二つ返事である
序盤は上手に打っている
中盤から怪しくなり
終盤は大半の石が死に
150目ほど勝ってしまう

次に初段さんに
「先番で逆コミ50目」で
スタートしたところ
とても勝てそうにない雰囲気
ところが中盤で死活問題が起き
ねじり合いで難戦になる
そこは相手も段持ち
取れるはずの大石を
コウ絡みの末に
二眼生きを許し
数えて黒20目、白68目
2目負けになってしまう

どちらの碁も終盤力が
ポイントだった
相手も私も死活が弱い
碁は戦いと囲い合いの
岐路が難しすぎる




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また一人が退会した

2024年04月04日 | ●○●○雑観の森
新年度に入ってまもなく
昨春に入会したМさん(6級)から
電話があり、退会の届けがあった

私は既に世話役を降りているので
「いまの班長か代表世話人に
連絡されてはどうですか?」
と伝えた

「電話番号を知らない」
というので、お教えしたが、
翌日に世話役らに確認すると
本人からの連絡はなかったという
いずれもどんな人だったか
記憶になかった

念のため退会理由を聴いたが
「いろいろやることができたから」
と、言葉を濁された
要するに
つまらんかったということだ

最初、何度か九子局で打ったが
その後、級位者同士で対局する姿を
ほとんど見なかった
最近は観戦ばかりだった
こういう人もいる


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昇格基準とは何か

2024年03月31日 | ●○●○雑観の森
アマの段級位制度は
置石の数を調整して
棋力差があっても
互いに楽しめるよう
工夫した発明である
置石一つのハンディは
12目くらいの利得らしい

昇格基準は、といえば
私は「3勝1敗ペース」が妥当
少なくとも「2勝1敗ペース」が
最低ラインだと思う

ただし有段者には
点数制度を導入したり
所作・マナー要素を加減したりし
ハードルを高めても良いと思っている
緊張感があって然るべきではないか
「段持ち」とはそういうものである

2023年度のリーグ戦から突然
高段、有段、級位に
昇格基準の勝率に差を付け始めた
理由説明がなく理解に苦しんだが
棋力下位者の繋ぎ止めが狙いらしい
高段者は八割超のままだが
新年度はさらに踏み込んで
級位者は五割五分で昇格という
〝大甘認定〟が検討されている

実力が伴わない昇格は
本人のためにならない
一つ上がって全く勝てなくなる
なんてことが容易に予想され
やがて退会してゆくのが
関の山ではあるまいか

そんなことをするくらいなら
最後までしっかり打ち
整地や検討を怠らないほうが
よっぽど本人のためなる

世話人会の最終判断に
反対はしないが
ちょっとピンボケ
筋悪の気配が濃い
再考をオススメしたい











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ルールとマナーを守れ

2024年03月31日 | ●○●○雑観の森
対局にも総会にも
ルールとマナーがある

今回のロングラン総会で
何度も何度も注意されても
石音と私語が止まなかった

もっともらしい発言をしても
ちゃんとできない人がいる

本人は自覚していないらしい
足元が昏いとはこのことである



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あえて「全会員に告ぐ」

2024年03月30日 | ●○●○雑観の森
第33回総会が開かれた
会員総数42人、出席者33人
2024年度の世話人会は3人
代表、会計、事務局が各1
班長6人という新体制である

従来の〝シャンシャン総会〟でなく
玉石混交の意見続出で
一時間ほどのロングランだった
が、これはこれで良い傾向と思う
どんな意見であっても
皆が黙っているよりマシだ

総会で白黒付ける必要はなく
議論を踏まえて、世話人会が今後
具体の施策を決めたらよろしい
会則に明記していないモノゴトは
世話人会の専権事項なのだから

特筆すべきは活動計画案に
「ルール・マナーの向上」
が盛り込まれた点である

言わずもがなではあるが
曖昧放置されできただけに
正直驚きだった
特に一部有段者に対して
〝釘を刺す〟効果があろう
新世話人会を強く支持したい!



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良書は師匠にまさる

2024年03月17日 | ●○●○雑観の森

勉強熱心な6級さんに
「どんな囲碁本を買えば良いですか?」
尋ねられました

ブログの過去記事を
読んでもらえば良いのですが
「詰碁、手筋の簡単な問題集」を
スマホ検索してオススメしました

「手筋ってなんですか?」
と質問されました
「そっからか?」
と思いましたが
「碁を打つ技術です
囲碁そのものと言えます」
と答えておきました

でも、その前に
「囲碁の入門書」を
購入することをオススメします

所作・マナーがなってなければ
相手も自分もハッピーにならない
有段者になってから
そういう思いを強くしています
ルーズな人と我慢してまで
打つのはとても苦痛ですから




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〝万年級位〟から脱する方法

2024年03月17日 | ●○●○雑観の森
碁石を初めて触り30級
平均棋力の5級までいけば
上級(3〜1級)が見えてくる

ここで足踏みするか
初段、三段、五段へと
伸びていくかは
本人次第である

悪いクセを直す
これができないなら
勝率六割六分ペースで
昇格曲線に乗るワケがない

じゃ、
悪いクセとは何か?

高段者と打って
指摘を受けるより
手はないのではあるまいか
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駄目詰めまでして石を崩す

2024年03月14日 | ●○●○雑観の森
明らかに大差の碁だからといって
投げなくてはならないワケではない
どこかに落とし穴が潜んでいて
大ポカで大逆転となる可能性が
ゼロじゃないと思えば
粘りに粘ればよい

ところがである

駄目詰めまで終わって
さて整地という段になり
いきなり石を崩す人がいる

これが何故いけないか
相手がどんなに気分を害するか
冷静に考えてみると
分かるはずである

「負かされたうえ
整地をさせられ
負けを数量的に確認させられ
傷口に塩を塗られるのは
我慢ならん」
という人がいる

たしかにそれも
分からなくもないが
明らかな勝ち碁を
黙って付き合う身に
もなってみてほしい

所作・マナーとは
そういうものである
勝ち負け以前に
覚えることはいろいろある

有段者とはどういうものか
というお話





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相手の石に触らない

2024年03月13日 | ●○●○雑観の森
私が白番の時
交点に置くたび
白石をチョンチョンと触り
位置を整えるクセの高段者がいた

そうするものかと思い
別の碁会でマネをして
黒石を触ると
怒り出す人がいた
「何をしとるんだ(怒)」

相手の石に触れるのは
殺した石を取り上げる時と
整地する時くらいと
この時に知った

一番困るのは
故意に?交点に置かず
相手の様子を伺って
着点を決めようとする人
心理戦のようだが、次第に
バカにされていると思い
不愉快になっていく

いちいち、
ここですか?
と問うのもストレスがたまる

長年我慢していたが
対局をお断りするのがよい
と思うようになった

二度、三度断れば
相手は不愉快そうだが
やむを得ない
こんなに気を使うのも
また辛いものだ

だいたいこういう人は
待った・打ち直しもやる
しょせん遊びだから
堅苦しいことを言うな
というタイプ

いろんな人がいるものだ









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嫌気が差す行為

2024年03月12日 | ●○●○雑観の森
碁はとどのつまり勝ち負けだが
四千年の伝統で培われた
所作・マナーの約束事がある

全てそうしなければならない
とは言えないものの
二つ三つやらかす相手だと
気持ちよく打ちきれない

級位者には諭せばいいが
有段者に鈴をつけがたい
碁会所なら御法度の行為を
放置しているのが
地域の同好会である

ここに手をつけない限り
語ることなく
退会していく人は
とめられないだろう

不味いモノを食わされ
もう一度行こうとは
誰も思わなくなるのと同じ
対局を二度、三度断れば
察して改めてほしいものだ

昨日、次期代表世話人と
たまたま道で出会った
そういう話をしておいた













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