囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

正義のミカタよ

2019年12月12日 | ●○●○雑観の森
 
金さんでも、鬼平でも、ご老公でも、誰かいねか~ 花はどこへ行った(Where have all the flowers gone?)の巻】
 

■昭和の“蒼い時”ーー。
目標といえば、
「正義」であったり、
「努力」であったり、
「克己」であったりした。
 
このところ、とんとお目にかからぬ。
「過去の遺物」なのか。
 

■時代劇は製作費が掛かり過ぎるようで、
もはや民放では作ることができない。
やむなく京都テレビとかサンテレビとかで
古い水戸黄門や鬼平犯科帳などを見ている。
映像は鮮明とはいえず、演技も大時代的ではあるが、
それがまた、なんとも味わい深く、面白い。
 
「正義の味方」はフィクションの中だけか。
勧善懲悪は古臭いのか。 
 

■このごろの政治ニュースは、
長期政権の長期政権による長期政権のための
自画自賛であったり、誤魔化しであったり。
 
“反則まがい”をやらかしても勝てば官軍か。
昭和小僧には「ズルうんざり」である。
 
 
         ◇
 
 
歴史は雄弁であり、
俯瞰すると、法則のようなものに思い至るーー
 
 
 
小さなルールを守ろうとしない者は

味をしめ

やがて

大きなルールを破ろうとたくらむ者である

逆もまた真なり

 

         ◇

 

■国会閉会後の記者会見を見て、翌日朝刊を熟読し、

アタマを冷やし、脳ミソを寝かせた。

案の定である。

「サクラ疑惑」がめっきりお目にかからなくなった。

 

■さて、その新聞もとい“旧聞”各紙「翌日朝刊=過去の遺物」を

ご覧いただきたい。

扱いといい、論調といい、違いくっきり、である。

自由といえば自由、といえば分断、なのであろう。

同じ会見を扱うY紙とA紙の両極端

イデオロギーの洪水に溺れてはいないか?

1紙のみ読み続ける生活習慣病の恐怖はないか?

 

▲権力応援団の扱い=Y紙 一面トップ、S紙 一面になし(ナンチャッテ~!)

▼権力監視団の扱い=A紙 一面トップ、M紙 一面2番手

         

         ◇

 

 

敬則曰、「檀公三十六策、走是上計」

王敬則がいうには、「壇道済が書いた兵法書『兵法三十六計』に掲載されている36種の戦術の中で、『逃げること』が最も優れた策である」

「三十六計、遁(に)ぐるに如(し)かず」の語源である


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