人権侵害をする学校④学校の対応

息子は、小学2年生で特別支援学級(自閉症・情緒障害)に在籍しています。

息子が小学校で隔離されていた件の詳細については、以下の記事のとおりです。
人権侵害をする学校①現場写真:http://mh777.net/?p=2001
人権侵害をする学校②文科省の見解:http://mh777.net/?p=2062
人権侵害をする学校③医師の見解・要望書提出:http://mh777.net/?p=2110

8月19日に小学校へ隔離のために使用しているブースの撤去を求める要望書を提出しましたが、その後、夏休みの最後の週に学校から連絡があり、8月29日に私と妻は、”市教委へ保育所等訪問支援に関する要望をした件”と”学校へブースの撤去(隔離を止めること)を求めた件”についての説明を聞くために学校を訪問することになりました。
(今回の記事では、隔離に関する説明について書きます。)

【隔離についての学校の説明】
学校を訪問したときに対応をしてくれたのは、教頭と担任でした。
最初に、保育所等訪問支援を受け入れるよう要望したことに対する市教委の回答についての説明がありました。(このとき説明した内容は、後日、虚偽であることが分かりました。(市教委に確認済))そして、次に、隔離についての話になったのですが、教頭や担任の説明に誠意が感じられず、話を簡単に済まそうとしているように感じられたので、こちらからどんどん質問をしていこうと思いました。
まずは、妻が教頭と担任に(息子が隔離されている)写真を見せて、「これを見て何も思わないのですか」と言いました。また、私からも「このように隔離をすることは通常のことなのですか」と何度も質問をしました。私は、さらに「私たちは虐待、人権侵害だと感じていますよ」と伝えました。教頭と担任は無言でしたが、しばらくして「そういうつもりはなかった。でも、お父さんとお母さんにそのような気持ちにさせてしまったことについては配慮が足りなかった。」と謝罪しました。この後、担任から、ブースの設置については、「特別支援学級の教員みんなで考えた」、「(ブースの高さについて)〇〇さんが椅子の上に立つことがあるので、そうなった場合でも外を見えなくするためだった」などの説明がありました。私たちからは、「今回の件については市教委に報告する」ということ、また、「息子を安心して学校に預けることができないので、二学期はある程度休む」ということを伝えました。
話し合いの後、教頭と担任が私たちを教室まで案内をしてくれました。教室に入ると、私が要望したとおりに隔離に使われていたブースが撤去されていました。なお、隔離の件については、実は、この時点では、市教委に報告するつもりはなかったのですが、この後も学校が保育所等訪問支援に関して不誠実な対応をとってきたため、「私たちが受けてきた理不尽な扱いをすべて市教委に報告したい」との思いが強くなり、後日、保育所等訪問支援の件で市教委を訪問した際に、以下のメモを提出しました。



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