かさ(L・dL)の学習

夏休みに入り息子が全く理解できていない「かさ」の学習をすることにしました。「かさ」を教え始めてみると、息子は、cm・mm・L・dL・mLが頭の中でごっちゃになっているようで習得までかなり時間がかかりそうな感じがしたので、「かさ」については足し算や引き算の計算問題に出てこないmLは捨てて(いつか教える)、LとdLについて息子が教科書レベルの計算問題を自力で解くことができるように教えることにしました。なお、今回の学習は、トレーニング1とトレーニング2を同時並行で行いました。

トレーニング1
□L=□dL、□L□dL=□dL、□dL=□L□dLの3つのパターンの問題を解けるようにするためにトレーニングを行いました。まず、①1Lの容器から1dLの容器10個に色水を移すのを見せて、息子に「1Lは10dL」と言わせる②1dLの容器10個から1Lの容器に色水を移すのを見せて、息子に「10dLは1L」と言わせる③プリントAをさせる を繰り返して息子に「1L=10dL(10dL=1L)」を理解させました。

プリントA
かさ2


次に、プリントBを使ったプリント演習を繰り返すことで、”×L=×0dL”、”×L△dL=×△dL”、”×△dL=×L△dL”となることを息子に理解させました。(問題の並びを時々変えました。)

プリントB
かさ3


トレーニング2
かさの足し算と引き算についても長さのときと同様に、まずは、息子にdLの数とdLの数、Lの数とLの数を足し引きするということを身に付けさせるために、以下のプリントを使い、
かさ計算


簡単な足し算・引き算の問題を作って(dLどうしの足し算が繰り上がりの足し算になる問題は作らない)、息子に演習をさせました。なお、演習では、息子に、①dLどうしの計算をして答えを書く②Lどうしの計算をして答えを書くの順に解くようにさせました。

演習を続けているうちに息子がdLの数とdLの数、Lの数とLの数を足し引きすることに慣れてきたので、次に、演習プリントを以下のプリントに変え、
かさ9

①dLの数とdLの数を足し引きして、答えに”□dL”と書く②次に、Lの数とLの数を足し引きして、答えに ”□L”を追記する”練習をさせました。

やがて、息子は計算をし単位付きで答えを書くことを簡単にできるようになったので、今まで演習をしてきた簡単な足し算と引き算については、普通の問題プリントを使って演習をするようにし、新たに、dLどうしの足し算が繰り上がりの足し算になる数式について息子に以下のステップで解くように教えました。

 

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