「まじめ」から抜け出すために

あなたは自分自身が真面目な人間だと思っていますか？

ちゃんと人の言うことを聞いて、

与えられた仕事をこなすことができる。

そんな真面目な人は日本に多くいると思います。

学校教育では真面目人間を育てているので当たり前なのでしょう。

しかし残念なことに、社会に出ると「真面目」は不幸の元凶となってしまうのです。

こんなに頑張っているのに報われない。

どうして、あの人は頑張っていないのにお金持ちなの？

色んな不幸を感じてしまい、自分をさらに追い込む鬱になってしまうのも

真面目がゆえなのです。

それでは私たちはどうすればいいのか？

今回はその方法についてお話しします。

「まじめ」から抜け出すために

失敗を恐れない

失敗しないように完璧を求め生きていると真面目人間だと言われることでしょう。

まずはたくさん挑戦してたくさん失敗することです。

失敗こそが改善策をうみ、

成長を促すものです。

失敗を恐れ大胆に行動できないでいると、

外の世界を知らず、一生狭い枠の中で生きることになります。

新しいことを学び、自分を成長させるための失敗は必ずあなたの血肉となることでしょう。

常識そのものを疑え

身の周りにはたくさんの常識があると思います。

生まれてから今まで「これはこうするもの」

と洗脳されて生きてきた人も多いかもしれません。

今あなたが思いこんでいる常識は

よくよく考えると間違っているかもしれません。

人は、無意識でも常識の範囲内で生きようとしてしまう生き物です。

自分が正しいと信じているものを疑うことはしたくないはずです。

まずは「疑う」ことから始めてみましょう。

何事も鵜呑みにして他人に責任を求めることはもうやめましょう。

自分の「勘」を磨く

あなたは「勘」や「無意識」という自然的なものを信じますか？

根拠や裏付けがないから大事にしないととても損をする人生になります。

実はそれらは沢山の経験や知識をもとに

自分自身が感覚で最良策を導き出しているからです。

所詮人間も動物ですから、

それこそが動物的な勘と言われるものでしょう。

自分の意見や直感を無視し他人に従順する、

真面目に従い続けるようでは幸運は遠ざかるのも納得ではないでしょうか？

溢れかえる情報を常に吟味し、疑問を持ったら調べることで

「勘」は磨かれていきます。

自分で考え、行動し、責任を持つ生き方を心がけましょう。

正しく自分を理解する

真面目な人ほどプライドが高いものです。

プライドが高いにも関わらず、結果がついてこない。

だからこそ、苦しく惨めになってしまうものです。

まず「自分の能力は大したことない」ということを自覚しましょう。　

人類皆平等です。

ずば抜けた能力がある人なんてほぼいません。

自分の弱さや小ささを認め、

完璧なんて求めないことです。

自由に意見交換できる対等な人間関係を持つことです。

あなた自身より、あなた自身を取り巻く要素こそが

あなたを幸せに導いてくれることでしょう。

そのために、「自分を正しく知ること」が大切なのです。

おわりに

与えられたことだけを守っていれば幸せになる、というのは幻想です。

自分で責任を持たず、受け身の姿勢でいても幸せは通り過ぎます。

「まじめ」であることの価値は社会人にはほぼありません。

他者に何かをしてもらう、他者が変わればうまくいく、何かがあれば誰かの責任。

と他者中心の考え方をし続ける限りあなたは今のままです。

自分のことを正しく理解し、頭を使って判断し行動できているか、責任を取ることができるか

改めて自分の行動を見直してみてください。

幸せな人生を謳歌し、なりたい自分になるには

今日この瞬間から行動を変えるべきなのです。