太神楽が今年も来ました
先週、太神楽が地域にやって来ました。
毎年この時期、決まった日に町内の各戸を回ります。
当地へ巡回してくる太神楽は、伊勢地方からの一行です。
疫病や悪霊を払う力があると信じられている獅子舞が
舞を舞ってくれます。
5~6人一組の太神楽の一行が自宅の玄関先に回ってきた時に、
お米を升に入れ、その上にご祝儀を金封に入れて置き、
それを渡します。
夫の実家も私の実家も、春になると太神楽が来ます。
太神楽をお迎えする方法は、お礼の方法他両方の実家では少し違うのですが、
住んでいるところが夫の実家に近いので、
私は義母に教えてもらった風習で迎えています。
以前は家の中の神棚や床の間の前で舞を舞って下さったのですが、
近年はどこも玄関先での舞がほとんどになりました。
子供は、獅子に頭を噛んでもらうと元気で過ごせるというので、
子供が小さい頃は、年によって怖がったり、喜んだりしていましたが、
毎年噛んでもらっていました。
舞の後、伊勢太神楽のお札を二枚いただき,
それを一年間神棚に置いておきます。
そして次の年にはそれをお返しして、
また新しいお札をいただきます。
太神楽の一行は昼食御、
氏神さんの神社の前で舞を舞ったり、
傘回しなどの曲芸を披露したりします。
昔から続く田舎ならではの光景かもしれません。
三年前に撮った画像です。
毎年太神楽の笛と太鼓の音を聞くと
春が来たことを実感します。
我が家に来てくださった太神楽の方は、最後に、
「悪魔祓いをさせていただきました。
どうかこの一年もお元気でお過ごしください」
と言ってお隣りへ向かわれました。
本当にどうかこの一年もみんなが元気でありますように、
今年は特に願わずにはいられません。
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