ストレスハゲが見つかり、突然の異動、彼氏にフラれ、妊娠の心配をし……『29歳のクリスマス』第1話

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12月が近づくと見たくなるドラマが『29歳のクリスマス』。

29歳のクリスマス – FOD

責任が大きくなり、つらいことも楽しいことも増えて仕事にどんどんのめり込んでいく。
とはいえ、適齢期だから結婚だってしたい……。
そんな29歳の女性の悩みを等身大で描いた作品。

いつ見ても色あせない作品だと思っていて、1話から見返してみた。

1話は主人公・典子(山口智子)の誕生日の受難を描く。

まず、朝起きたら、髪の毛にハゲを見つけ、慌てて出勤してたら片足のヒールが取れる……。

靴を買っていたせいで、会議に遅れて出席すると、典子が関わった新しいファッションブランドの中止が決まり、行く予定だったパリコレにも行けなくなり、挙句、典子は会社が新しく立ち上げた飲食事業の部署へ異動することに。

彼氏へそのことを電話で愚痴りながら、誕生日デートの場所を聞くと、急な出張で行けないと言われてしまう。

仕方なく、親友の彩(松下由樹)を呼び出しレストランで待ち合わせしていると仕事が長引くと彩からキャンセルの電話が。

そんなときふと窓の外を眺めているとそのレストランに彼氏が登場!

てっきり自分のためにサプライズで来てくれたのかと思っていたらほかの女と待ち合わせ!

誕生日だというのに彼氏にフラれしまう典子。

途方に暮れて、結局、彩の家に駆け込む。

そこにはもうひとりの親友・新谷(柳葉敏郎)も遊びに来ていて、今日あったことをぶちまけると、彩が典子の妊娠の不安を指摘する。

結局、妊娠してなかったけど、こんな感じで、典子の29歳の誕生日が散々だったことが、1話の中盤まで怒涛のごとく描かれていく。

そして後日、フラれた男から結婚式の招待状が典子の手元に。
悔しくてギャフンと言わせたくて出席すると、衝撃の出会いが……⁉︎

典子の視点から見ると1話はそんな展開でした。

これをきっかけに、典子、彩、新谷の仕事や恋に葛藤する姿が描かれるんだけど。

ちなみに昔、ちゃんと見ていたつもりだったのに、この3人の出会いのきっかけがわかっていなくて、今回、見直してみてようやく理解できました。

まず、典子と彩は、パリ旅行で出会い(話の感じだとツアーだったのかも)、2人して恋愛に敗れての傷心旅行だったからか意気投合。

彩は、もともと新谷の商社に勤めていたことが、彼と出会ったきっかけ。
新谷のが3つも年上なのになぜか呼び捨てで呼ぶほど仲がいい。

なお彩は、結婚相手を探しにきている商社勤めのOL文化になじめず、会社を辞め、専門学校に入学。
そして今、報道カメラマンとして活躍している。

おそらく、そんな彩と新谷の付き合いに、典子が入ってきた感じ。
典子と新谷にちょっとだけ距離があるなぁと思っていたけど、納得です。

そんな3人が最終話までいろんなことにずっと悩み続けるけど、最後には本人たちが納得の決断をするので、お楽しみに。

余談だけど、彩がずっと付き合いを引きずるチェリストの男がいるんだけど、それを演じているのが当時、「クライズラー&カンパニー」で活躍していた竹下欣伸。

で、今回の第1話に、同じグループのよしみなのか、葉加瀬太郎がしれっと出ているんです!

しかもバイオリンではなくピアノを弾いている!

貴重な映像な気がするので、気になる人はぜひ。

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