ボタン付け
春になり桜が満開ですね!お花見シーズンになりましたね。
本日はボタン付け修理の話。
ボタン付けの修理はかなり多く発生しますが、ボタン付けができない方は、最近では女性でも多いようです。
学生時代の家庭科の授業で習っているとは思いますが、もう忘れてしまった‥という人多いですよね…
簡単にボタン付けの仕方を説明しますと‥
まず、ボタン付け糸が通る太めの針に、糸を通し、糸は2本取りにして、端を玉留めします。
ボタン付けをしたい箇所に、針を通し、ボタンの穴に通しかがっていきます。
ボタン付けは、二の字かクロスにかがってあるものが多いです。現状の他のボタンを参考にして下さい。
他のボタンを参考に同じ位、1~3往復位かがってから、シャツ以外は、あしの部分、根元に糸を巻きます。
少ないもので、1回から5回、コートの前のボタンなどは、8回ほど巻きます。
その時、あしの長いものは、かがる時、糸のゆとりを長めにとり、そこに巻きます。
ぐるぐると巻いたら、最後に、2本取りの糸の間をわっかを通すようにして引き巻き、根元に針を通し反対側に出し、玉留めして、根元にまた針を通し抜き玉留めを根元の下に隠して、糸をカットします。
完成。
簡単にできますよ!
トートバッグ
2月も今日で最後、春が近づいてきましたね。
春になるとスニーカーにトレンチコート、トートバッグ姿をよく見かけます。
私も気に入っているトートバッグを持っていますが、ポケットがついていないトートバッグがたまにありますよね。
ポケットが何もないと、別に、ポーチなどで小分けにして整理したりしないといけなくて、とても不便ですよね。
すぐに出したい、定期やスマホ、ペンなども探しにくくなってしまいます。
家庭用のミシンをお持ちの方なら、簡単に、似た生地でポケットを作ることができると思いますので、作ったポケットをバックに縫い付けてあげると、以外と表からも目立ちません。
上の方だけを、一直線にミシンで縫ってあげるだけでくっつけられますし、表から目立ちません。
出来るだけ生地はトートバッグに近い色素材のものを選び、糸の色も合わせると自然にできます!
ポケットの大きさ数も調節できますし、お気に入りのバックがとても使いやすくなりますよ。
作れそうな方は是非やってみて下さい。
簡単です。
編み物作品ニットキャップ
2月も終わりに近づいてきましたね!
今日は編み物作品の紹介です。
毛糸は黒のカシミヤウールと、ベージュのモヘヤを使いました。
帽子の頭の部分、上の方は、円状に編んでいきます。
頭の大きさ、長さ、デザインを決めて編み終えます。
こちらは、表引き上げ編みと裏引き上げ編みを合わせて編んであります。
モヘヤ部分は、ウールと2本どりにして厚みを出しました。
ふちは、レース編みで飾りをつけてあります。
まだまだ寒い日が続きますので、外出時は、ニット帽子などを被ると暖かいですよ…!
スラックスのダブル幅
今日は、スラックスのダブル幅のお話です。
シングルとダブルは、どちらにするかは特に決まりは無いのですが、ダブルにされる方も多いですよね?
ダブルにしたいとき、ダブル幅は何センチにしたらいいのかよくわからない・・?
と思ったときに参考にしてほしいのですが、まず、一番標準は3・5センチになります。
または、4センチが一般的です。
少し太めにしたい方は、4・5センチになります。
また、カジュアルよりのパンツは3センチ位の細めにされる方もいます。
幅は結局好みなのですが、傾向としては、年配の方の方が太めにされる方が多いですかね。
あとは、スーツというよりは、オフでも着るようなお洒落着なんかは太めにされる方も多いですね。
ただ、注意してほしいのは、ご自分の身長体型のバランスを考えて決めた方が、きちんと見えます!
どちらかというと小柄な人は、あまり太くするとバランスが悪くなります。
あとはそのスーツのサイズバランス、デザイン、素材によっても合う幅が違ってくるため、合わせることで、お洒落に見えますよ・・!
ダブル幅がよくわからない方、悩んでいる人は参考にしてみて下さいね!
京都東福寺
スラックスウエスト修理
スラックスウエストのお話です。
スラックスウエストのサイズ小さかったり大きすぎたりしていませんか?
痩せたり太ったりするとすぐ合わなくなってしまう所なのでお直しされる方はとても多いです。
ベルトでも調節できますが、やはりジャストサイズのほうが履き心地が良くなりますのでお直しするといいですよ。
しかし、自分で見てみてもよくわからないという時は、出しはどのくらい出るのか?は、後ろ中心の縫い代を見るとだいたいわかります。
横に測って-1.5センチ程度は通常出せるのですが、たまに、腰裏を開けると中の生地がカットされていたり左右の縫い代余りが違うなどで、一見出せそうなのに出ないことがあります。
あまり縫い代ギリギリまで出すと生地のパンクを起こしやすいので、多少縫い代のゆとりは必要になります。
また、出しは、コーデュロイや麻、シルク、生地が古く色変わりしているものなどは、後残りが目立ちます。元の生地の色が出てきたりします。スラックスは通常そんなに目立ちません!
ウエストを詰めたいときは、やはり後ろ中心が基本ですが、後ろポケットバランスを見ながら通常5センチ程度しか詰めれないので、詰め寸法多いときは、両脇も入れた三カ所で三方詰めをします。
三カ所に割ることでバランスがよくなります。
詰め出しともスラックスウエスト修理は、詰め寸法、ベルト通しの移動数、タグ付き、スリット入り、パイピング付き、素材など、で料金はプラス項目になります。
それでも、レディースボトムよりは料金は安いので、スラックスウエスト修理は直したほうが良いでしょう。
そして基本は、後ろ中心での作業ですので、股十字0で消すので、ヒップも自然に出し詰めが出来ます。なので履き心地がかなり変わってくるのです。
またウエストサイズを変えずにヒップ出しだけなども可能ですよ。
少しでも気になるときはお直ししてみて下さい。
毎日着るスーツの着心地がものすごく変わります!
スラックスの幅詰め
スラックス幅詰めについて。
スラックスの幅が太いときは、太ももの辺りだけを詰める方法と、膝下だけをつめる方法と、太ももから裾までを詰める方法三パターンがあります。
太ももが太いときは、渡り詰めといって、太もも周りを細くすることが可能です。
その時、股上も深い場合、太ももの幅詰めをする際一緒に、内側の縫い目をつまんで縫い、股上も詰めることが可能です。
股上詰めをすると、股上の余りをとり、スッキリとし、もたつきがなくなりますよ。
後ろから見たときもかっこよくなります!
ただあまり股上つめもしすぎると履き心地が悪くなりますので少し余裕ゆとりは必要です。
そして、今、スラックスは細身のパンツが相変わらず主流ですので、膝下の詰めの修理も多いです。
膝下の詰めをすることで、昔のデザインの太めのパンツも細くなり、スタイリッシュになります。
全体的に太いときは、太ももから裾までを詰めると良いですよ。
幅詰めはほんの少し詰めただけでも、パンツのバランスが変わりますので、とてもお洒落に見せることができます。そして、履き心地もよくなりますよ。
メンズスラックスは幅も細めが流行りで、丈の長さも短めが流行っています。
昔と比べると年々と細見、短めになっていますが、座ったときの丈の長さや、足を曲げたときの履き心地も考慮して、詰めすぎないように寸法を決めると良いですよ。
お洒落に見せるには渡り幅と裾幅とのバランスは重要ですので、鏡を見ながら寸法をとると良いです!
履きやすくかっこよくなる寸法を出しましょう!
お直しの混む時期について
今日は東京に雪が降りました。
バレンタインも近づいてきました。
バレンタインも終わり、3月に入ると暖かくなってくるので、また衣替えシーズンになります。
洋服お直しは、衣替えシーズンはとても混みます。
3.4月春になると、新入社員や学生のスーツや制服のお直しがとても増えます。
学生服や会社の社員の制服のお直しは、縫い代をカットしないで残してお直しすることも多いですね。
カットしたくない場合は、お直し店のスタッフまでお伝え下さい。
そして1月の冬のセール、7月の夏のセール時期もかなり混みます。
1年で一番混むのは秋です!
10~12月秋の衣替えシーズンは、ピークになります。
お直し出しをするときは、混む時期は、どこの店もいっぱいですので、時間がいつもよりかかりますので、今お持ちの直そうか悩んでいる洋服などは、空いている時期に頼めば、早めに出来上がるため受け取りが早くなりますよ!
また、急ぎのお直しも受付してもらいやすいので、お薦めです。
参考にしてみて下さい!
ラメ糸で編んだバック