dolphblog’s diary

洋服お直しドルフネットのブログ、お直しの為になる話

スラックスの幅詰め

スラックス幅詰めについて。

スラックスの幅が太いときは、太ももの辺りだけを詰める方法と、膝下だけをつめる方法と、太ももから裾までを詰める方法三パターンがあります。

太ももが太いときは、渡り詰めといって、太もも周りを細くすることが可能です。
その時、股上も深い場合、太ももの幅詰めをする際一緒に、内側の縫い目をつまんで縫い、股上も詰めることが可能です。
股上詰めをすると、股上の余りをとり、スッキリとし、もたつきがなくなりますよ。
後ろから見たときもかっこよくなります!
ただあまり股上つめもしすぎると履き心地が悪くなりますので少し余裕ゆとりは必要です。

そして、今、スラックスは細身のパンツが相変わらず主流ですので、膝下の詰めの修理も多いです。
膝下の詰めをすることで、昔のデザインの太めのパンツも細くなり、スタイリッシュになります。

全体的に太いときは、太ももから裾までを詰めると良いですよ。

幅詰めはほんの少し詰めただけでも、パンツのバランスが変わりますので、とてもお洒落に見せることができます。そして、履き心地もよくなりますよ。

メンズスラックスは幅も細めが流行りで、丈の長さも短めが流行っています。
昔と比べると年々と細見、短めになっていますが、座ったときの丈の長さや、足を曲げたときの履き心地も考慮して、詰めすぎないように寸法を決めると良いですよ。


お洒落に見せるには渡り幅と裾幅とのバランスは重要ですので、鏡を見ながら寸法をとると良いです!

履きやすくかっこよくなる寸法を出しましょう!

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