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2019-05-22 | 宇江佐真理(お江戸物語)


宇江佐真理
『余寒の雪』★★★

表題作の文学賞を受賞した作品など集めたお江戸短編集
伊三次の世界しか知らなかったからか、
ちょっと物足りなさと言うか次々出てくる新主人公に戸惑いを感じてしまった。
昨年から約半月その世界のお江戸を想像していたから余計に。
同じ江戸の市中に伊三次達が存在している気がした。
髪結いや同心が出て違う名前にがっかり(苦笑)

一つ一つの物語に気持ちが惑わされることがないウエザワールド
こうなったらよいな・・お願い上手くいって・・それを叶えてくれる。

ただお友達曰く松前藩を舞台の物語が異彩を放っている。
苦手と見るか、渋いと見るか(わたしは後者)
松前藩をもっとよく知りたい。重い歴史に惹かれる



引き続き
◆お江戸?なぞワード◆




あられ湯
熱湯の中に炒った霰餠や洗い米を入れ、薄く塩で味を付けたもの。
冬の飲み物として愛好される。

それしゃ上がり
前に芸者や遊女であったこと。 またその人

薦(こもと読)
江戸時代、夜、道ばたで客をひいた下級の売春婦
こもむしろを持っていたところからいう。




肩衣を着け(かたぎぬと読)
その肩衣とは?
古代、庶民が着た、丈が短い袖無しの上着。袖無し。手無し
江戸時代には礼装とされた。

上方へ行く
その上方とは?
江戸時代に京都や大阪を初めとする畿内を呼んだ名称

出奔
徒士以上の武士の失踪

移封と改易
移封
大名の配置替えのこと。
改易
江戸時代には、大名の領地を没収し身分を奪う刑罰を意味

改易大名録なるもの発見
http://roadsite.road.jp/history/kaieki/kaieki-main.html

乱れ籠
風呂場などに置いて脱いだ衣類などを入れる浅い籠

御意(ぎょい・・何か聞いたことあるぞ?)
鎌倉時代~江戸時代に使われていた言葉
現代よりも絶対的な主従関係が存在した時代
その状況下で身分の高い人、目上の人の意見、命令に対して
「おっしゃるとおりでございます」、「承知いたしました」という意味で使われた。

さだの境地
・・・不明 そんなことあるのね。



読書会メンバと飲んで、宇江佐さん三冊GET
『室の梅 おろく医者覚え帖』
『おちゃっぴい 江戸前浮世気質』
『涙堂 琴女癸酉日記』
書いた順番に読むとその作家さんの成長が見られるかなって目線もあるけど、
せっかくなのでお次はこれとゆきましょう^^











フォローしている方のブログにあったように、
朝からマイナスメールを読んだせいか、気持ちがどんよりしてしまった。
勢いで返信しようかと思ったけどやめた。放っておく。
今日という日がよい一日で終わりますよう。



鬼怒川温泉のねこにゃん

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