『すべての子どもの学習権を保証する
学校を東大で校長研修』
って見出しを教育新聞でみかけた 。
インクルーシブ教育のための
ワークショップ・校長リーダーシップ研修。
2月14日、15日に東大本郷キャンパスで行われたらしい。
ファシリテーターは、
みんなの学校初代校長木村泰子先生。
主催は
東大大学院教育学研究科附属バリアフ
リー教育開発研究センター。
(んーーーーこれは面白そうだ・・・✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌)
中味のひとつに
『学校ではひとりひとりの違いを大事にするために何が重要か
~障害の社会モデルからみえてくること~』
をテーマに東京大学大学院教育学研究科の
星加良司准教授が講義したとあった。
『障害者の村』の寓話を例に障害の社会モデルを説明し
車いすの生活の方々が大半の村では
天井が低い。
コンセントの位置もテーブルも物の配置もすべてが低い。
この村では少数派のいわゆる『健常者』が
生活に困難を感じるようになる。
『つまり、障害者が経験する困難は、機能障害によって生じるのではなく、環境や制度、ルールなどが、障害のない人に合わせて作られているために生じている』
と指摘。
『この考えを出発点として、
インクルーシブ教育を考えていくことが重要』
と強調した。
参加者から
『自分はこれまでインクルーシブ教育をやってきた気になっていただけだったと思った。子どもを社会に合わせるための教育をしていた』
『寓話が衝撃的だった。考え直す機会になった。』
ファシリテーターの木村先生は
『大空小では、
教室を分けるわけないで考えたことがない。
大空小には
通常学級もなければ特別支援学級もなかった。
ただ、『学校』というひとつの建物の中で
全ての子どもが安心して過ごせるよう
に考えてきただけ』
『校長職は色々な手段を探りながら学校をつくっていくが、
『すべてのこどもの学習権を保証する』
という目的をブレずに持ち続け
リーダーシップを発揮してほしい』
星加准教授は
『学校には、支援が必要な子どもは分けて教育した方が、
子どもにとっても学びが高まるし、教育効果も高まる
という固定観念がある。
それを改めて問い直すことが必要』
と総括されたそうだ。
昨日の成澤さんも言っていた。
学校は“プール”だと・・・いつも足がつく状態にある
けれど社会は“海”だ・・・
足がつかない場所では、助けを求めなきゃいけないし
波が来たら浮き輪にしがみつかなきゃいけない
自分の事業所では、障害、高齢者、ひきこもり、累犯者、薬物、LGBT
10代から70代までいろいろな人がいる。と・・・
社会と同じ状態・・・海だと・・・
同じ世代、同じ状態、同じレベル・・・
そういうことをすると必ず『比べる』
そして・・・
『あの子は早い』
『あの子の方が先にどれだけ成果が出た』
になる。
けれど、
そんなことは・・・どうでもいい
その子の良さ、得意なこと、それどうやったらできるかなあ
って考えること・・・
だと・・・
そうだなあ~
私も日々出会う子や事象って面白いなあって思う。
何でそんな発想になるのか??
どうしてそう思うのか??
自分の感性のなさを揺さぶられたりする。
だから・・・今
私は、自分を面白がって・・・
さまざまな「研究」ばかりしてる・・・
これが、いつか子ども達と一緒に
何かできることになったらいいなあーーーー
何てを夢を膨らませている・・・
あなたは、日々どんなことを考えて
子どもと接してますか??
そして
どんな『ゆめ』を膨らませていますか??
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