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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

もっと・・・学習権の保障を考えて!!

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先日電話があった。

 

「実は・・・また発達しょうがいの子のことで・・・

中学校の保護者から相談があったのだが・・・

そっちには連絡行ってる??」

 

んーーーーまたか・・・

それも人権教育に力を入れているはずの学校だ。

だから・・・今回は衝撃的だ・・・

 

んーーーー

子どものことを先生方が手に負えなくなるのか?

なんでそうなっちゃうのかな??

中学校も小学校も今・・・ちょうど・・・

体育会や運動会の練習期間のはず・・・

 

んーーーー学校に行けなくなる?行けなくする?

帰らなくてはならない?

なんて・・・どういうことなのだろう??

 

映画「みんなの学校」の大阪市立大空小学校の初代校長

木村泰子さんは様々な教育誌や新聞、

講演で引っ張りだこの方

私も何度かお話をききに行ったことがある。

 

大空小学校はインクルーシブ教育の観点から

高く評価をされているけれど

他の学校とどんなことが違うのか??

 

まずは、しょうがいのある子どもが特別な場所で特別な支援を

受けることよりも日常的にみんなと学び合うということ、この意義の

方が大きいと考えているところ

 

そして、

「自分のクラスはこのクラスだから自分1人で見なくてはならない」

 

という教員のおごりを捨てている学校であること・・・

 

「先生が担当している子どもは

         何人ですか?」

 

と聴かれたら・・・全校生徒の人数を誰もが答える。

 

「1人の子どもを

      すべての教員で見る」

 

ことが共通認識になっている。

 

「自分1人では絶対に

     まともな仕事はできない」

 

ということを全員が認識もしている。

 

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また、

 

教室から脱走➡先生が追いかける➡

授業中断➡クラスがグチャグチャ

➡家で子どもが話す➡保護者からクレーム

その結果、教室出る子「排除」しがち・・・

 

「教室から出ていく子が良くない」

 

と言えば

 

この子に対する周りの見方に差別と偏見を教えていることになる。

 

そこで「出ていく子が悪い」と決めつけない。

 

「何で出ていったのかな?」

 

とみんなで安心して相談すればいい。

 

子どもが出ていく原因をつくっているのは

“教員”です。と言い切る。

 

木村先生自身も経験から

子どもに出ていかれたときに

 

「あーーやっぱりなーー。先生ここまでは良かったんだけど、あそこであれやったでしょう?

だからあの子は我慢できなくなって

        出ていったんだよ」

 

「わかってるんだったら早くいってよ(笑)」

 

「まさか、ほんとに出ていくとは思わなかった」

 

・・・こういう話が自然に教室内で生まれれば、

 

その子は“厄介者”にはならない。

 

この子のおかげでみんなが一生懸命考えることができ、

クラスの雰囲気や授業のやり方が変わる。

 

その子は、まさしく

“教員を変える学びのリーダー”

 

先生の言うことを聞くのは当たり前だと思う教師がいればいるほど

 

“ユニバーサル”“インクルージョン”

は成立しない。

 

子ども達に1教師の価値観を押し付けて

「このスーツケースから出たらだめ」

と言っていることになる。

 

「何で?」

とみんなが考える空気が育てば育つほど、

出ていった子もちゃんと帰ってくる。

 

とにかく担任が1人で勝負をしない、

出ていったときに職員室に連絡、どこにいるか捜索、図書室にいたら

そこで地域の方や空いている教員が声掛けをし、一緒に過ごし

クールダウンして戻る。それがその子の

 

“自分で選択したクールダウンの仕方”

 

「子どもが出ていくのは自分の力不足

 ではないか」

          と責める担

 

「担任の力がないから・・・」

 

    と思う校長や周りの教員

 

両方とも間違い。

その価値観をまず変えないといけない。

 

間違えてはいけないのは、

学校現場は教師の授業力を向上させるために

あるのではなく、子どもが育つためにある。

 

教師のすることは「良い先生になること」ではない。どんな個性や特性を持っていても

 

すべての子どもが安心して学校で学べる場を保障する。

 

学力保障ではなく学習権の保障です。

 

すべての子どもの学習権を保障する、

学びの達人になる。

これが教師の仕事です。

 

読んだ内容を要約したら・・・そんな感じだ・・・

 

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私がいつも思ってること・・・

 

こーーーんなに先生たちがたくさん配属されて、

支援員さんもいて・・・何で・・・学校がまわらない??

 

回らないなら・・・

なーーーんで地域のコミュニティを使わない??

今・・・コミュニティスクールなんでしょーーーが・・・

 

なーーーんかわかんない・・・

きっと個別で動くんだよなーーー

 

 

みーーーんな特別支援学級でも・・・

 

「うちのクラス・・・」

 

「隣のクラス(特別支援学級)

      のことは解らない」

 

なんていうもんなーーー(T_T)

 

つながらない、話さない、理解し合わない・・・

 

なーーーんか・・・毎回悲しい・・・(-_-メ)

 

いいかげん・・・近場で・・・どっか動き出さないかなーーー

木村先生みたいに・・・

この辺でも随分「みんなの学校」観ている方・・・

多いはずなんだけど・・・

 

行動・・・アクションにはつながらないんだよなーーー

 

あーーーまた相談が来る・・・

 

「学校にいれなくなりました・・・」

 

いつまで・・・何人・・・そんなこと・・・

聞けばいいのかなーーー

あーーーー辛い。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!