愛犬モコがおみくじの順番に疑問!小吉と末吉ならどっちがいいの?

 

モコ

ビビ姉ったら、寝てばかりいないでボクの話をきいてよ。

ボク気になることがあって、寝ているどころじゃないんだ。

ねえ、おみくじって知ってる?

ビビ

何だ?

いつもの食べ物の疑問じゃないのか。

おみくじだって、新年に神社に初もうでに行った時などに引く運勢占いのくじだろ。

そんなのとうぜんあたいなら知っているさ。

大吉が一番よくて凶がだめなのさ。

モコ

ボクだってそれくらいは知っているさ、バカにしないでよ。

ボクの疑問点は、おみくじにはいろんな種類があるけど、例えば小吉と末吉ならどっちがいいのってことなのさ。

ねえ、どっちも吉じゃない。

ビビ

相変わらず、人間いや犬が小さい奴だな。

ぐだぐたとどうでも良いような細かいことを。

それこそどっちも吉なんだから、運勢は悪くないだろ。

そんなおみくじの順番より、出たおみくじの運勢の意味の方が大事じゃないか。

モコ

何だよ。

チワワのビビの方が小さいじゃない。

超小型犬じゃない。

 

うるさいな。

まあケンカするほど仲がいいとか言うしな。

 

ビビ

リアスあたいが一つ忠告しておくよ。

ひょっとして新年に、彼女と伊勢神宮をお参りしたんじゃない。

最近彼女見かけないからさ。

新年にカップルで、伊勢神宮をお参りすると分かれちゃうんだぜ、これは地元伊勢では有名な言い伝えさ。

 

しかしいつもながら、ビビの奴は細かいチェックしてやがるな。

まあしかし、新年に神社にカップル詣ですれば分かれるというのは、どこにでもよくある迷信さ。

それこそ、最終的に結婚まで到着しない限り、他のすべてのカップルは分かれるわけだからな。

ご利益ある伊勢神宮だから、当然毎年お参りするという意味あいは大きいけど、もう一つ理由があったのさ。

画像出典 http://okageshop.jp/SHOP/KA0020.html

 

どうこの12支のキャラクターだけど、可愛いすぎでしょ。

伊勢神宮内宮前のおかげ横丁の神路屋で販売されているわけだけど、彼女がハマっちゃって、毎年購入するために伊勢神宮詣でしていたのさ。

毎年1個ずつ購入していたりすれば、全種類ゲットに12年もかかってしまうよな。

まあビビの先ほどの指摘のとおり、当然途中で収集も終わったけどな。

モコ

ねえリアス。

ボク質問する相手を間違えたよ。

ビビ姉何て相手にせずに、素直に最初からリアスに小吉と末吉ならどっちがいいのか聞くべきだったよ。

 

二人の話は聞いてたけど、ビビの方が的を得てるな。

おみくじの種類というのは、じつは各神社でいろいろな種類があって、さらに出てくる吉凶が一定ではないのさ。

つまりどういうことかと言えば、「正しい順番はない」ということなんだ。

各神社で結構順番はまちまちなのさ。

例えば、一番一般的な順番は次の通り。

大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶

ただし、吉だけは必ずここだという位置が確定していないわけで、

大吉・中吉・小吉・吉・末吉・凶

何て順番にしている社寺も多いわけさ。

一応モコが気にしていた、小吉と末吉ならば、小吉の方が上の順番とされていることが多いみたいだね。

ビビ

そらみろモコ。

あたいが言った通り、順番何かより運勢の説明で書かれている意味が大事なのさ。

ねえリアス。

大吉だったらさ、やはり凄くいいことが書かれているのかな?

 

確かにめったに引けない大吉だけどさ、それでも引いたことはあるんだけど、何故かあまりいいことばかりが書かれていなかったりするんだな。

まあ現在最高でも、後は下り坂なんて意味もあるのかもしれないけどね。

意外に末吉の方が、書かれていた内容はいいじゃないと思えたりすることもあるほどさ。

これがどういう意味を表すかと言えば、実際に書いてある内容を読み取り、自生活を戒め、反映されることが大切だということ。

だからおみくじでは、その内容をしっかり読み取ることが大切なんだ。

でも問題は、おみくじに使用される言葉が、独特で難解で理解に困ってしまう場合がよくあるのさ。

例えばよく使われ言葉に、「待人・待ち人(まちびと)」というのがあるけど、モコはこの意味が分かるかな。

モコ

ええ。

待人というんだから、待っている人じゃないのかな?

ボク国語は苦手さ。

 

ブブー。

残念モコ、予想通りの大間違いだな。

よく「待ち人来たらず」なんて言うだろ。

だからこれは、待ち望んでいる大事な人のことであり、つまりあなたをよい方向へ人生を導いてくれる人のことなのさ。

だから、自分にプラスとなる影響力を持つ人という意味にとらえるべきで、これは重要だからぜひとも覚えておく必要がある言葉だね。

もしかしたら「結婚相手」かもよ。

この他にも、私もよく悩んだおみくじに使われる言葉の意味を紹介しておくよ。

失物・失せ物(うせもの):失くした物。落とし物。

学問(がくもん):勉強。

争事(あらそい):訴訟。争い。

相場(そうば):株。

訓(くん):教える。

安し(やすし):簡単なこと。

平ら(たいら):普通。

出でず(いでず):出てこない

~べし:~だろう。

ビビ

あたいも結構勉強になったな。

じつはモコじゃないけど、おみくじに関して、気になっていたことがあいたい3つあるのさ。

次の3つ何だけど、リアス教えてよ。

1.引いたおみくじはどうするのか

2.縁起の悪い凶が出た場合の対応

3.おみくじは何度も引いてもいいのか

 

「おみくじの処分方法」

通常行う引いたおみくじの処分は次の2つ。

・家に持ち帰る

・枝に結んでおいていく

一般的にみんなが普通に行う処分方法は、良い運勢がでれば大事に持ち帰り、悪いと枝に結んで帰るというものさ。

これは、作法としてはどちらでも問題なしさ。

神様との「縁を結ぶ」として、おみくじを結んで帰る風習が生まれたそうだよ。

 

「凶が出た場合の対応」

あなたはおみくじを引いて凶がでたことがありますか?

私は結構今までおみくじ引いているのですが、まだ1度もお目にかかっていませんね。

はたして、どの程度の確率で凶が出るものなのでしょうかね。

とにかく凶は滅多に出ない。

当然縁起が悪く、みなさん嫌がるから数を減らしているのでしょうね。

あそこの寺院だと凶がよく出て縁起が悪いなんて噂がたてば、参拝者数にも影響が出そうですもんね。

ところが最近は、凶が出ると喜ぶ人が多く、その場で結ぶことなく、家に持ち帰る人が多いそうです。

それだけ凶は珍しく貴重な存在であり、返って縁起がいいとか言われたりしている模様。

その理由は、今現在がどん底の最低状態であり、これ以上は決して悪くならないからだとか。

確かに内容的にも、「これからだんだん運気が上がっていく」というような意味合いのことが書かれているそうですよ。

なお通常であれば、凶が出た場合の対策は、利き手とは逆の手で結ぶこと。

これで見事に凶が吉に転じると言われています。

ここで、凶がよく出ると有名なお寺を紹介しておきましょう。

それは、東京都台東区の「浅草寺」。

どうも噂では、全体の約30%が凶だとか。

意外に大吉が怖いかもと言われたりもしていますよ。

いくらいいことばかり書かれていたとしても、問題はその状態がいつまで続くかなんだ。

つまり大吉は凶とは正反対であり、今がピークの絶頂期であり、後は運勢が下がる一方と考えれば怖くなるわけ。

でも、単純におみくじでいいことが書かれていれば喜ぶべきで、そして家に持ち帰る理由こそが、何度も読み返して、その嬉しい事柄を日常生活に反映させるためなのです。

 

「おみくじは何度も引いてもいいの?」

あなたはおみくじを何度も引く派かな?

実は、この「おみくじは何度も引いてもいいのか」という問題は、説が真っ二つの正反対の2つに分かれます。

・OK派

おみくじに書かれた内容が悪くて気にいらない場合、もう一度引き直しても何にも問題なしとする考え方。

この考え方は、引いた時点での本人の状態を示すものがおみくじとし、このため、時間が経つことによって運勢も変わって当然とし、何度引いても良いということらしいですね。

それでもさすがに、その場で続けて引くのは疑問が生じますよね。

まあせめて日が変わればありかなという気がしますね。

ビビ

なんだそれは、あたいはそれは寺社が広めた噂のような気がするな。

だって何度もおみくじを引いてもらえれば、いい金儲け商法じゃない。

 

ひいえ~。

さすがビビ、鋭いご意見ですが、どこからともなく、この罰当たりものという声が響いてきそうで怖いですね。

 

「NG派」

これは至極当然なご意見であり、1日1回か、1社1回にしておくべきというもの。

理由は、神様・仏様に対して何回も聞くような態度は、疑っているようであり失礼に当たりますよということ。

確かにたとえ人間であっても、何回も聞き直す行為は、確かに失礼に当たりますからね。

このためさすがに、同じ神社や同じ神様を祭っているところでは、何度もおみくじを引くのは控えたほうがよさそうと思いますね。

最近は凶でも喜ばれたりするご時世だし、一応紹介したように、利き手とは逆の手で結びさえすれば、凶が吉に転じるとされていますしね。

モコ

ねえリアス。

ボクさっきの浅草寺のように、全体の30%も凶が出るおみくじがあるお寺なんて、凄く面白くて興味が湧いたんだけど、他に珍しいおみくじがあるところってないのかな?

 

それではモコのリクエストに答えて、最後に珍しいおみくじを紹介しようかな。

「明治神宮(東京都)」

ここのおみくじは何とビックリ、吉凶が書いてないんですよ。

あなたが知らずに引けば、「意味ねえ、反則」なんて叫んでしまいそうですね。

明治神宮のおみくじは、「大御心(おおみごころ)」と言うそうであり、厳選された日常生活の教訓となる和歌が30首入っているだけなんだって。

 

「川越氷川神社(埼玉県))

川越氷川神社のおみくじは、とっても人気がありますよ。

その原因が、可愛いい鯛の形となっているため。

この鯛の形のおみくじを、愉快なことに竿で引っかけて釣りあげるんですよ、これは人気が出て当然だな。

GOODなアイデアですね。

だから特に、子どもや女性に大人気なんだとか。

ちなみに、

・赤色が、「一年安鯛みくじ」

・ピンク色が、「あい鯛みくじ」

なんだそうです。

なお、福男選びで有名である兵庫県西宮市の西宮神社にも、鯛みくじがありますよ。

 

「八重垣神社(島根県)」

良縁の占いくじとして人気を誇るのが、重垣神社の人気おみくじ。

ここのおみくじもユニークで、八重垣神社内にある「鏡の池」に、おみくじとなる「占い用紙」を浮かべます。

そしてその占い用紙に、10円ないし100円硬貨を乗っけます。

すると水に濡れて文字が浮かび上がってくるので、沈む前に素早く意味を読み取るのです。

つまり昔ながらのあぶり出しのイメージなわけ。

なお、用紙が沈むスピードも重要視され、早く沈んだ場合は、近い将来良縁に結ばれるのだそうだ。

また、スピードのみならず、用紙が沈む位置も大切になるという。

つまり、近くに沈めば近くの人と結ばれ、遠くに沈めば遠くの人と結ばれるとの言い伝えがあるだとか。

何か風の強い日にやればヤバそうだね、もしかして、国際結婚を願う人なんて、強風の日がオススメかもね。

なお、全国には同様のおみくじがあるもので、同じく群馬県高崎市の「榛名神社」の「御神水開運おみくじ」も、水に浸けると文字が浮かび上がる形式のおみくじですよ。