昨日は立会いがありました。
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空調機関係の定期点検なのですが、一切合切まとめて外注でお願いしています。
日常だとが月次点検は自営でやりますが定期点検は月次などより詳しい所まで診るので時間がありません。常駐の人間では人数もたりないため、こういう場合は外注になってしまいます。本当は自社の応援を呼べばいいのかも知れませんが人件費の問題もあるし、その応援者も所属部署での仕事もありますからやはりこういう大掛かりになる定期点検は外注になるんでしょう。

今回は空調関係という事で
1.ファンコイルユニット
2.パッケージエアコン室内機
3.パッケージエアコン室外機
4.フロン排出抑制法簡易点検
5.エアハンドリングユニット
6.送排風機
7.全熱交換器
8.空気清浄装置
を点検してもらいました。
空調用ポンプは定期点検も自営でやる事になっていて今回はなしです。

しかし地下や屋上を含めれば19Fからなるビル、そしてこの時期は建物の職員も出勤するこのビル、たった1日で出来るものでしょうか?
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ズバリ!出来る訳がない!!
外注先の業者さんも利益を出す為に最低限の人数で作業に当たるの上にこの作業数、1種類でもかなりの時間が割かれます。
仕様書などを渡して予習してもらってるとはいえ、職員がいる所は極力パスしているのでその辺りはどうしても後日になってしまいます。



結論としては、
定期点検の外注作業は1日では終わらないが我々の疲労は抑えられる
です。
しかし、だからといって以前の記事にも書いたけど、建物の情報を業者さんに聞かれたら適切に答えられないといけないのと、職員に話を通しておくとか、開錠箇所とか把握して警備さんから鍵を借りておいたり、点検に際して中央監視装置で機器を運転・停止など出来ないといけないので身体的にはともかく精神的やには手作業的には割と忙しかったり人手も必要だったりします。これを考慮してもやはり外注は正しいですね。
過去記事:立会いをやりました
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また、外注作業は我々が実際に作業をしなくても良いという事の他に
点検業者の作業を見ていられる
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というのがあります。当然と言えば当然なのですが。
実はこういう機会ってなかなかあるようでないので自分としては助かります。
研修などで普遍的な知識は教われますが、現場にある機器の具体的な作業についてはどうしても経験的なものが必要になるので作業そのものを見て勉強するのがやはり現場では重要になります。
もちろん机上の勉強を修めた上で、ですが。



どうだったでしょうか?
また立会いの機会があったら記事にしたいと思います。
では今回はこれまでにするとして、また次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ





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