ガンは国民病ともいわれ、日本国民は生涯において、「男性は2人に1人、女性は3人に1人の人がガンを患う可能性がある。」といわれています。
 

ガンと診断されると、ステージの判定を受けることが多いと思います。
 

ステージは0期から4期(Ⅳ)に分けられています。
 

  • 0=ガン細胞が上皮細胞内にとどまっている。
  • 1=ガン細胞が少し広がっているが、筋肉層にとどまっている。(例)ガン細胞3㎝以
  • 2=ガン細胞が筋肉層を超えて浸潤している。リンパ節への転移はない。(例)ガン細胞3~5㎝以下
  • 3=ガン細胞が筋肉層を超えて浸潤して、リンパ節への転移がある。(例)ガン細胞5~7㎝以下
  • 4=ガン細胞が筋肉層を超えて浸潤して、他の臓器へ転移している。(例)7㎝以上

などから、ステージの判定の基準になるようです。
 

私は2004年3月、肝臓ガン(腫瘍)は一つではなく、多発性の進行ガンと診断され、肝臓(右葉)に10円大のガンが3つ、そして、5~10㎝以下のガンが一つ、という検査結果でした。
 

ガンのステージは4(Ⅳ)末期ガンの症状(進行)になっていました。
 

その後、私の知らない所で、「ご主人の余命は3ケ月」と担当医から妻へ告げられました。

余命宣告はガンなど病気が進行していて、私のような病状は、抗がん剤治療では治る見込みがない!と、医師が判断した結果だと思う。

医師からの余命宣告は、余名の算出の定義があるようです。
 

例えば、余名3ケ月ということは、私のような病状は「生存期間の中央値」が3ケ月ということのようです。

 

生存期間の中央値は、私のような患者さんにおいて「50%の患者さんが亡くなるまで」の期間といわれるようです。

私は余命宣告(3ケ月)を受けてから15年が経ちます。

余命宣告を受けても、自分にできることを考え実践、そして、自分自身の治癒力を信じる、さらに、どんな時でも諦めない、姿勢が大切なことだと思います。