私が引越し業界に入って、もうすぐ13年目を迎えますが、この業界はここ5年ぐらいで急速に「脱ブラック化」が推進し、大手を中心としてホワイト企業が増えてきました。

 

 

今思うと自分自身で「よくやっていたな」と思うことばかりでしたが、5年ほど前までは引越し繁忙期の3月などは日を跨いでもまだ引越し作業をしていたりして、深夜2時に作業を終えて支店に帰ってきて3時に帰宅し、翌日というか当日になってしまっていますが、朝6時に起きて7時に出勤するという超が付くほどの「ブラック企業」ばかりでした。これは誰もが知る大手の引越し業者でも変わりません。

 

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酷い時には明け方4時まで作業をして、7時に出勤するケースも耳にするほどでした。引越し業界に勤務する者はかなりタフな人が多いのか過労死した人は業界に入って一人も聞いたことがないのが不思議でなりません。医学的には残業80時間が過労死レベルと言われる中、200時間近く残業している月もあったと思いますww。

 

 

これだけ酷い労働環境が変わり始めたのは、各地域にある労働監督署への勇気ある従業員による内部告発が大手複数社内で起こったためです。それにより引越し業界は「脱ブラック化」し、大きく生まれ変わりました。今ではあれだけ忙しかった3月の引越し繁忙期でも、今年は遅くて21時半に帰社、早くて18時半に帰社できた日もありました。

 

 

今年も本日4月1日から、新元号「令和」の発表と共に新しく新入社員を迎える形となりましたが、新しく引越し業界に入る者に対して「ホワイト化」した良い環境で迎えることができ、嬉しく思う所存です。

 

 

 


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