ステロイド内服薬を処方され、飲み始めたすーちゃん。
たったの1錠で痒みが引き、2錠目で赤みが薄くなり始める。
しかし。
この2錠目を飲んだ半日後くらいから、水の飲む量が増えてきました。
これくらいなら大丈夫なのか…?と3錠目。
良く水を飲み、良くオシッコをする。
ステロイド剤の典型的な副作用、多飲多尿ですよね。
しかしまだ鼻周りの赤みは残っている。
…もう1錠だけ飲ませてお終いにしようかな?
と、4錠目を飲ませた結果。
大量に水を飲み、大量にオシッコ。
ちょっと怖いくらいにひっきりなし。
しまったやってもーた…
食欲に変化は無かったものの、明らかに怠そうでもありました。
当然ここで薬は中止。
それでも、その翌日翌々日は痒がる様子はなし。
次第に多飲多尿も治まってきました。
このまま快方に向かってくれたら…!
けど、そう上手くはいかない。
断薬3日後には痒みが復活です。
次第に元のように赤くハゲ始める…。
副作用との兼ね合いを考えると
ステロイドでのコントロールは難しい
と、結論せざるを得ない。
じゃあどうするの?
実はわたくし飼い主、次の当てがあるんです!
今度はそれを質問しようと意気込んで病院へ。
ステロイド服用の経過を申告し、先生から
薬の効きが良い子は副作用も大きく出やすい
ステロイドの量を減らして、例えば半錠にして飲ませるのもOK。
と指示されたところで。
「すみません!また聞きかじりの質問が…!」
と例の当てを切り出しました。
面倒な飼い主で申し訳ない。けど、こっちも必死だからー!
その当てというのは。
すーちゃん同様、鼻周りの赤みで通院中のシェル友さんから、アポキルを飲ませているとの情報を教わっていたんです。(ネットシェル友さん。リアルシェル友はゼロだもんでね!;ᵕ;)
調べてみると、長く常用しなければ大きな副作用も無いようで良さげ。
しかも、散歩中に行き合うシーズーちゃんにもカイカイ時にアポキルを飲んで、とても良かったとのお勧めもいただいた。
「アポキルという薬が良いと聞いたんですが、すずにはどんなもんですかね?」と質問すると
アポキルも痒みに良く効く。
しかし炎症を抑える効果はステロイドが強い。
アポキルで抑えられるなら、そちらの方が身体に負担が少ない。
との説明。
是非試してみたいとお願いし、処方してもらう。
そちらが効かなかった時に備えて、追加のステロイドも。
薬が効きやすく副作用も出やすい傾向なので、なるべく少ない服薬で効果のあるラインを探ってみてとの事でした。
で。早速飲んでみた結果、アポキルはすーちゃんにも
良く効いた(ノ∀`*)!
そして早々に減薬も進みました。
1日2錠で出されているものを、少しずつ間隔を伸ばして様子を見る。
2日で3錠…1日1錠…3日で2錠…と減らしていき、ここ2週間は、週に2錠程度です。
1日2錠週14錠で処方されたものが、週に2錠。
この少量のアポキルで、痒み赤みはコントロール出来るようになりました。
すーちゃん…とりあえず良かった!(*꒦ິ꒳꒦ີ*)
アポキルにも長期常用すると免疫抑制の副作用があるそうなので、完全に飲まずに済むよう通院は続けるけども。
今回の件を通して思ったのは
やっぱりシェルティって数が少ないんだなぁ
って事。
ブログでもインスタでもツイッターでも、春夏からの鼻周りの変調に悩むシェルティさんは、たくさん居ました。
シェルティ関連を中心にSNS鑑賞に励むわたくし飼い主としては、「あぁあの子も。あぁこの子も!」状態な訳です。
だけども動物病院に行っても、「はいはい、鼻周り不調でお馴染みのシェルティさんね!」とはならない。
もしこれが、登録頭数でシェルティの40倍を誇る不動のNo. 1トイプードルに多い症例だったら…
もうちょい治療の手順が確立されてそうな気もする。
だからこそ、シェル飼い主さん発信の情報が非常に参考になる。
代々シェルティひと筋な熟練の飼い主さんが多いのも、この犬種あるあるだしね。
今回もそれら情報やアドバイスのおかげで、今の安定状態に至りました。
わたくし飼い主自身は初心者ニワカな訳なんだけども、シェルティ互助会の末席として。
来年や再来年数年後の夏、わたし同様のシェルティビギナーさんが愛犬の鼻赤鼻痒に悩んだ時、今回のこの記録が少しでも助けになれば良いなと思っております。
長々と続いた記録、読んでいただきありがとうございました。
明日から通常のブログに戻ります。
次のすーちゃんはアホ可愛炸裂で悶絶注意❤︎
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