節約

節約食材ランキングを栄養・調理の手軽さから選出【節約ガチ勢向け】

ちまたでは様々な節約食材ランキングが発表されていますが、それらは本当に安いのでしょうか?

週800円で暮らしている私から見れば、けっこう高いものも混じってるんですよね。

たとえば豆苗やちくわ。これらは確かに安いですが、量の少なさから考えると決してコスパが良いとは言えません。

ホットケーキミックスも、小麦粉と食用重曹を別々に買った方がお得です。

うちの地域では、豆腐よりおからの方が高いんです…。

また調理が面倒なものも多いですね。

ジャガイモやゴボウがその筆頭です。確かに安くて使いやすいですが、いちいち皮を剥くのが面倒に感じます。

私はたまにしか使っていません。

では本当に安くて、調理しやすい食材は何でしょうか?

今回はそこに栄養面の評価も入れつつ、私なりの節約食材ランキングを考えてみました。

食費の節約を目指している人は参考にしてみてください。

 

節約食材ランキング

 

10位 クエン酸




ランキングにはあまり登場しませんが、人によってはかなり使える食材です。

夏になると冷たいジュースが飲みたくなりますよね。ちょっと甘くて酸味のあるジュースです。

でもそれを買ってしまうと…、500mlなら1本100円以上はしてしまいます。それが積み重なるとけっこうな出費です。

その出費を抑えるためには、自分でジュースを作りましょう。砂糖とクエン酸を水に溶かせば、ちょっと酸っぱいジュースが出来上がります。

シソジュースなら飲んだことある人もいるかと思いますが、あれもクエン酸+砂糖+赤じそで作られてますよね。

クエン酸は950gが500円ちょっとで買えます。500mlのジュースを作るにしても6g程度で作れてしまうので、1本あたり3.5円で作れてしまいます。

夏場のジュース代を抑えるにはかなり役立ちそうです。

健康面から見ても、疲労回復・血流促進などの効果が期待できますよ。

 

9位 鶏の皮

これは肉系でトップレベルに安い食材ですね。

中身は油の塊なので、野菜炒めに使うと美味しくいただけます。出てくる油だけで足りてしまうので、油をしく必要はありません。

細かく切れているので、切る手間が省けるのも良いところですね。

栄養面から見るとカロリーが高く、コラーゲンが豊富です。

適度に取り入れて美肌効果を狙いましょう。

 

8位 むね肉

鶏皮よりは高いですが、使い方によってはボリュームも出るのでコスパのいい食材です。

適当な大きさに切って、電子レンジで蒸せば、簡単にササミが作れます。

蒸すときに野菜を一緒に入れて、ポン酢と一緒に食べるのがシンプルで美味しいですね。

唐揚げから、親子丼まで何にでも使える凡庸性が魅力です。

栄養面は、ヘルシーで高タンパク。

ダイエットや筋トレには最適な食材ですね。

 

7位 大根

冬場は大きな大根が1本100円以下まで落ちてくることがあります。

根菜枠は、ニンジンやゴボウなどもありますが、大根の場合は葉っぱ付きで売られている場合があるので、付加価値が高いです。

葉っぱは味噌汁に入れたり、軽く炒めてふりかけのようにも使えます。

ほのかな苦味が、なかなか美味ですね。

根っこは、おでんやステーキにすればメインにもなり得ますし、定番の大根おろしで薬味にもなります。

一本買えばけっこうもちますし、様々な使い方ができて飽きないので、冬場は積極的に買いたい食材ですね。

葉っぱには、カルシウムがホウレン草の5倍!も含まれていて、ビタミンも豊富なので、買うなら葉っぱつきを買いましょう。

 

6位 納豆

言わずと知れた健康食材ですね。

納豆には5大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物・ミネラル・ビタミン)すべてが含まれています。

さらに食物繊維も含まれているので、1つ食べるだけで栄養バランスを整える手助けになります。

1パック3個入りで、50円以下まで落ちていることがあるので、安さも申し分ないです。

お腹にたまるものではないですが、健康目的で日常的に食べていきたいですね。

 

5位 モヤシ

節約食材の代名詞ですね。

9円で買える食べ物は、もやしと駄菓子くらいです。ただ最近はちょっと高騰しているときもありますね。

モヤシは、炒めても・蒸しても・意外な方法では揚げても美味しいです。

ひとまずボリュームが足りないなと思ったら加えれば良いので、ちょっとした隙間を埋めてくれる便利食材だと言えるでしょう。

水が多いので栄養量はあまり無いと言われていますが、食物繊維はとれるので、野菜不足の方はぜひ取り入れてみてください。

 

4位   玉ねぎ

3つ100円くらいで買えるので、一日一個で33円だと考えると、なかなかコスパは良い方でないでしょうか。

こいつをひとまず料理に加えると、まろやかな甘みが加わって、味が一段階グレードアップします。

パスタに入れるニンニク的存在ですが、その効果をスープ・カレー・炒め物・かき揚げなど、様々な食材に使えるのがすごいところですね。

何気にジャガイモやニンジンのように包丁で皮を剥かなくて良い・火が通りやすいなどの手軽さも魅力です。

刻むのが面倒なら、そのまま電子レンジで蒸して、味の素とポン酢をかけるだけでも十分美味しいですよ。

 

3位    豆腐

1パック17~25円で買えるので、量を考えるとコスパが良いですね。

そのまましょう油をかけて食べても良いですが、冷凍するとスポンジのような食感になり、味が凝縮されます。

それを焼けば、そのまま厚揚げになり、揚げれば肉の唐揚げのようになるので、肉を買う余裕が無いときには豆腐で代用が可能です。

この値段でしっかりメイン料理になれるのは、かなり優秀ですよね。

材料も畑の肉(大豆)なので、栄養も豊富です。

その中でも、大豆イソフラボンは特有の栄養で、肌や髪のツヤを保ち、男性に対しては薄毛防止にもなります。

美容面の効果を期待する方にオススメです。

栄養量だけで考えると、木綿にはタンパク質・カルシウム・鉄分が凝縮されていて多いです。

一方で、水に含まれる栄養は出ていってしまうので、ビタミンやカリウムは絹ごしの方が多いです。

カリウムやビタミンは野菜から摂取できるので、個人的には木綿の方が良いような気がしますね。

 

2位   キャベツ

これも1玉100円の時に買えば、一人暮らしなら5日分くらいまでもちます。

この値段で買える食材の中では、最も量が多いと思いますね。

使い方は、ひとまず切ってしまえば、サラダでも炒め物でも、何にでも使えます。

切らなければ、けっこう日持ちするのも良いところです。

栄養面では、ビタミンKという成分が野菜の中でトップクラスに多くなっています。

ビタミンKは、カルシウムの吸収を助けるので、豆腐・納豆・牛乳などと一緒に食べるのがオススメです。

コラボできそうな組み合わせではないので、一回の食事の中で、個別にそれぞれを取り込みましょう。

 

1位    卵

堂々の第一位は卵です!

玉子焼きから、炒め物・スープ・ホットケーキなど、使い勝手の良さはピカイチです。

値段も1パック100円の日にまとめ買いすれば、かなりお得になります。貧乏人からすれば、この値段で10個も入ってる!という、数の優越感がたまりません。たぶん伝わらないとおもいますが(笑)

ただし、1000円以上お買い上げで108円の日は、不要なものを買わないように注意しましょうね。

栄養的には、たんぱく質の塊です。卵1個で一日に必要なたんぱく質の1/3が取れてしまうのだとか。

他にも認知症予防になるレシチン、美肌作りのためのコラーゲン、免疫力を上げるリゾチームなど様々な栄養が入っています。

安くて・手軽に使えて・栄養も豊富、まさに一位にふさわしい食材だといえるでしょう!

 

番外篇

ランキング1位を発表した後になんですが、食材と言って良いのか、きわどかったので入れなかったものがありました。個人的にはランキングに入れるならツートップだと思うので紹介させていただきます。

 

2位 小麦粉

私の元主食です。

≻>>参考:小麦粉と砂糖と油で作る一食20円のレシピ

小麦粉を米の代わりに使えば、月に2000円以上の食費削減になります。上記のレシピで一年間暮らしましたが、特に健康被害は出なかったので、ガチで食費を節約したい人は参考にしてください。

小麦粉は食費の節約・使いやすさ・腹持ちに関しては最強ですが、栄養に関しては他に劣ります。なので他の食材と上手く組み合わせる必要がありますが、コスパの強さを考慮して、私の中ではランキング2位に位置しています。

 

1位 パスタ

現在の主食です。

≻≻≻参考:一食50円でお腹一杯になる節約レシピ

米→小麦粉→パスタと主食を変えてきた中で、「パスタと一緒に野菜を茹でて、卵を溶かし入れ、味噌を溶かす」というレシピが最強だという一つの結論に至りました。

どういうことかというと、そこそこお腹一杯になれて・簡単に作れて・安くて・栄養バランスも良いのです。完璧ですね。

このレシピを主食にしている現在が、最も食費が安くなっている(週800円以下)ので、興味のある方は参考にしてみてください。

 

節約食材ランキングまとめ

以上が私が独断と偏見で選んだ節約食材ランキングでした。

最終的には一般的な節約食材ランキングに登場するのと同じような食材になってしまいましたね。

結局、安い食材というのは限られてくるということです。

食材を買うときには値段も重要ですが、量(腹持ち)・栄養・調理のしやすさも重要です。様々な要素を総合的に考えて、要る物と要らない物を選別していきましょう。

必要なものを突き詰めていけば、今回紹介したような食材が残るはずですよ。

以上、この記事が食費節約のお役に立てれば幸いです。
節約食材ランキングまとめでした!