VR Readyってなんだ。VRを楽しむために必要なPCのスペック。

 市販のPCに下のようなシールが貼られているのを見たことはありませんか?


Oculus Ready


VIVE Ready


 私は見たことがありません。

 私が見たことがあるかどうかはともかく、このシールが貼ってあるPCは「VRを快適に楽しめますよ」ということらしい。

「Oculus」用のものと「VIVE」用のものとがあり、Oculus、VIVEともに、性能の違う幾つかの機種があるので、それぞれで最も高スペックを必要とするOculus Rift SVIVE Cosmosについて、どういう条件を満たせば「VRを快適に楽しめる」と言えるのかを確認してみた。

Oculus Ready(Oculus Rift S)

CPU Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X以上
グラフィックボード NVIDIA GTX 1060 / AMD Radeon RX 480以上
メモリ 8GB以上のRAM
ビデオ出力 DisplayPort 1.2以降
USBポート USB 3.0以降 1ポート
OS Windows 10

関連URL:https://www.oculus.com/rift-s/(ページ最下部に推奨スペックの記載)

VIVE Ready

CPU Intel i5-4590 / AMD FX 8350以上
グラフィックボード NVIDIA GTX 1060 / AMD Radeon RX 480以上
メモリ 8GB以上のRAM
ビデオ出力 DisplayPort 1.2以降
USBポート USB 3.0以降 1ポート
OS Windows 10

関連URL:https://www.vive.com/jp/ready/

いずれにしても。

  WindowsのデスクトップPCを新調するなら、どれを買ってもWindows10だろうし、USB 3.0以降は間違いなくついているだろう。CPUとグラフィックボードは気を付けてみると思うが、メモリも忘れずチェックしないといけない。DisplayPortに関しては、グラフィックボードが条件を満たしていれば、恐らくついているだろうと思われる。

 ノートPCの基本的には同じだが、DisplayPortがついていないこともあるため、そこはデスクトップPCとは違って気を付けないといけないポイントだろう。

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