2020年2月3日月曜日

コロナウイルス、ロンドンではどんな感じ?

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前回の記事にも書きましたが、イギリスでも羅患が確認されたコロナウイルス。
英国政府も予防のためのビデオを動画で配信しています。


羅患の二人はヨーク大学(ロンドンから200マイルほど北)の学生とその家族。
現在ニューカッスル(ロンドンから270マイル北)の病院で治療中。

中国から、英国政府の手配で避難してきた、約100人の英国人とその家族は現在ウィラル(リバプールの川向かい)で検疫隔離中。

ということでロンドンの生活にはあまり関係がなさそうな気もします。

でもロンドンのチャイナタウンでは客足が遠のいているという話も出ています。

それよりも、個人的には東洋人に対する差別がフランスやイタリアで広がっているという話の方が怖いなって思っています。

ロンドンではどうなのかな?

私自身はこれまで日本人/東洋人だということで差別にあったことはありませんが、英国内で嫌やな思いをしたという日本人の話を聞いたり読んだりしたことはあります。
なので自分自身の経験だけを基に「英国では差別がない」とか、逆に「差別がある」ということは言えないと思っています。
そういった個人の体験というのは、行動範囲や住んでいる地域で大きく変わるのではないかとも思うので、差別に関しては一概に「英国は」とか「ロンドンは」って言えないんじゃないかな。

東洋人の見かけだけをもとに、地下鉄やバスの席を移動されたとかって話を読んだときは、それがどこまで差別なのか、線引きするのは難しいと思いました。

だって、私自身も大きな荷物を持ったアラブ系の人が地下鉄に乗ってきたら、次の駅で降りたりしたことがあります。
そういったことも、差別だと言われれば違うとは言えないかもしれないけど、自分が座る場所を自分の意志で変わるのと、例えば乗ってこようとした人を見かけだけで乗車拒否するとか、追い出すというのは全く別の次元で、後者は絶対に差別だと思いますが、前者はすごく難しいと思います。


折しも昨日はロンドンの南部ストレッタムでナイフを使ったテロ事件がありました。
私は歩いたことが無い地域。
もし歩く機会があったら、ナイフを持ってそうな人が来るのをを見かけたら、持っているかどうかを確認しなくても道を渡って反対側を歩くと思います。

自分自身の危機管理の権利と、差別の容認になるかもしれない行動、政治的な配慮や社会責任とか、各個人の判断バランスが問われる世の中だと思います。








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